肺胞。 | tiny-heaven
ひとつひとつが
はち切れんばかりに膨れ上がるのに
個々にそれはきちんと理性を保って
たとえば誰かに不誠実だ、と呼ばれようとも
己の中で確かな理由と誠実さを育めていて
情熱のような
願いのような
色のつく感情を持ち合わせた
、
そんな感覚を生きる人間で活きていたい。
生きるために、活きること。
苦し紛れに願っては己にかせたその心が
きちんと細胞に今、行き届く。
ひとつひとつの感覚がちゃんと
呼吸を覚える日々を数えていられる。
緩やかな軌道を追う月を確認して眠る夜。
おやすみをあといくつか数えたら
まどろみのような夢に出逢えるのかな。

