身長143cmの小さめ母、Tinyです。

 

じんは特別支援学校6年生。

発語なし・自閉症・最重度知的障害があります。

 

言葉はないけれど、主張は強め。

今日もいろいろ起きています。

 

昨日の、ズボンの紐を切りたくて激怒していたじんの続きです。

 

グラサン昨日のズボンの紐を切りたくて学校で激怒したお話はこちらですグラサン

 

 

 

学校で先生が、じんの見ていないところで、
ズボンの紐を切ってくれました。

 

 

じんにとっては、朝からずっと気になっていたズボンの紐。

 

 

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家ではハサミを探してもなくて、


爪切りで切ろうとしても切れなくて、

 

家でできないなら、学校で。

きっと、じんの中ではそういう流れだったのだと思います。

学校では絵カードで、

 

ハサミ
ください

 

と伝えたけれど、ハサミはもらえなくて。

 

 

 

どうしてもどうしても、


なくしたかった紐。

 

 

 

そして学校の帰り。

 

体操服から着替えるときに、先生がじんに、

 

「紐をなくしておいたよ」

 

とズボンを渡してくれたそうです。

 

 

 

すると、じん。

 

 

手を顔の前に持っていって、
おじぎをするような仕草をして、

 

ありがとう

 

と伝えたそうです。

 

 

 

手話なのか、マカトンなのか。

 

正確な名前は分からないけれど、
誰が見ても、

「あ、ありがとうって言っているんだな」

と分かる感じだったそうです。

 

とっても、嬉しそうでした。とのこと。

 

 

そんなに。

そんなに嬉しかったんだね。

たかがズボンの紐。

 

 

大人から見れば、ただの紐。

 

でも、じんにとっては、
朝からずっと心に引っかかっていた、
とても大きな出来事だったのだと思います。

 

 

切りたかった。

 

でも、切れなかった。

 

伝えた。

 

怒った。

 

先生が受け取ってくれた。

 

そして、ちゃんと紐がなくなった。

 

毎日いろいろあるけれど、
この日は特に、感情の忙しい1日でした。

 

先生も、私たち夫婦も、
大事にならずに、笑って話せる内容に落ち着いてよかったです。

 

そして、いつか。

じんがグループホームで過ごしていて、
私たち夫婦は、海辺のカフェでゆっくりしていて。

 

 

「そういえば、小学校6年生の時にさ、
ズボンの紐を切るブームがあったよね」

 

なんて、仲良く話せたらいいなと思います。

 

ズボンの紐ひとつで、
こんなに大きな1日になる。

 

今日もじんは、いろいろです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

グラサンお父さんのズボンの紐を切ったお話グラサン

 

 

 

 

雨雨の日は、この長靴/これで水たまりに入り放題です 雨