身長143cmの小さめ母、Tinyです。

 

じんは特別支援学校6年生。

発語なし・自閉症・最重度知的障害があります。

 

言葉はないけれど、主張は強め。

今日もいろいろ起きています。

 

 

 

ちょっと聞いてください。

 

朝、じんをバス停で見送って、  

さあ、パートに行こうと思った矢先。

 

学校から電話がありました。

 

 

この電話。

 

なんとなく、内容の想像がつきました。

 

電話口の先生が、

 

「笑っちゃう話なんですけど、  

じんくん、めっちゃ激怒してます」

 

 

 

と。

 

あっ。

 

やっぱり。

 

「ハサミで、ズボンの紐を切ろうとしましたか?」

と聞いたら、まさにその通りでした。

 

登校してすぐ、

 

じんは絵カードで丁寧に、

 

ハサミ  

ください

 

と伝えてきたそうです。

 

 

見ると、どうやらズボンの紐を切りたい様子。

 

先生が、

 

「ダメだよ。ズボンの紐は切らないよ」

 

と伝えると、激怒。

 

そうだよね。

 

そうなると思った。

 

 

 

実はその朝、じんは久しぶりに去年買った半ズボンを履いていました。

 

去年はまだ、ズボンの紐をハサミで切るブームではありませんでした。

 

 

 

なので、そのズボンには、まだ紐がついていたのです。

 

じんは朝から、その紐を切りたくて、家中のハサミを探していました。

 

 

でも、ない。

 

母が全部隠したから、ない。

 

ない。

 

ない。

 

仕方なく、爪切りで切ろうとしていました。

 

でも、爪切りでは切れない。

 

 

 

 

 

母としては、

 

「もうさ、そのズボンやめて、  

他の、すでに紐がなくなっているズボンを履いていけばいいんじゃない?」

 

と思うわけです。

 

でも、そういうことではないらしい。

 

 

 

邪魔だから切りたい。

 

ではなく。

 

 

 

そのズボンの紐を、切りたい。

 

そこが大事らしい。

 

 

 

もうバス停に行かないといけない時間。

 

 

 

困ったなぁと思っていたら、  

じんは急にすんなりニコニコになりました。

 

 

そして、そのままバス停へ。

 

ニコニコでバスに乗り、

 

行ってらっしゃーい。

 

 

 

 

 

でも母は思っていました。

 

学校のハサミで切るつもりだな。

 

学校に電話しておこうかなとも思いました。

 

 

 

でも朝の忙しい時間。

 

 

 

ズボンの紐を切りたいブームのことは、  

一応すでに伝えてあります。

 

 

 

まぁ、いいかな。

 

 

 

そう思っていたところで、学校からの電話でした。

 

 

 

先生は、紐を抜いてくれようとしたそうです。

 

でもそのズボン。

 

紐が縫い付けてあるタイプでした。

 

 

 

私はすかさず、

 

「切っても大丈夫です」

 

と伝えました。

 

 

 

そのズボンは、もうサイズも少しパツパツでした。

 

 

ズボンの紐くらい、もういい。

 

 

保育園の頃は、安全面からそういう服は禁止だったような気もします。

 

パーカーの紐も危ないってありましたよね。

 

そう考えると、機能性のないズボンの紐なら、  

本人の服だし、切ってもいいのかもしれません。

 

 

 

ただし。

 

じんが見ている前で切ると、  

「やっぱり切っていいんだ」となりそうなので。

 

じんが見ていないところで、  

先生が紐を切って、  

そのあとじんに渡してくれることになりました。

 

 

 

ありがたい。

 

 

 

きっと学年には、14、5人くらいの子どもたち。

 

それぞれが、それぞれに、  

大人の想像をこえることをする毎日なのだと思います。

 

先生、本当にありがとうございます。

 

 

そしてじん。

 

学校のハサミまで計算に入れていたとは。

 

母、読みは当たっていました。

 

 

 

でも、対策は一歩遅かったです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

泣き笑いちなみに、ハサミブームの被害者はズボンの紐だけではありません。

お父さんの服を✂️で……のお話はこちら。泣き笑い

 

 

グラサン発語がないのに声変わりが始まったお話はこちらグラサン