マジか... 一旦戻ろう! | タンタンとパパの子犬の社会化ブログ

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皆さんはお散歩に行く時おやつ(トリーツ)を持って行ってますか?

 

私が言っているおやつとは食べるのに時間がかかる大きなものや

硬いものではなく瞬時に食べられるつぶ状の小さなものです...

 

それも2〜3種類用意しています。

 

何のためかというと、ごほうびや条件づけに使うからです。

 

画像のようなトリーツポーチに分けて入れてあり、

すぐに片手で取り出すことができるようにしています。

 

小さい頃は自動車がそばを通るとパニックを起こしていたタンタンですが、

おやつを使ったスモールステップの条件づけで自動車が横を通っても

落ち着いていられるようになりました。

(まだ大型トラックやスピードを出して車が走る大通りは苦手ですが)

 

その話はこちらに書いてあります→『なぜタンタンは自動車の恐怖を克服できたか

 

 

 

他にも、お散歩中の他の犬とすれ違った時に、

きちんとカーミングシグナルを出して静かに通り過ぎることができたらおやつ。

 

写真を撮る時に私のキューに従い、いい顔をしてじっとしてくれていたらおやつ。

 

 

道のはじっこを歩いていて、向こうからも人が歩いてきたら

「タンタンこっちきて〜」と伝え、私の方に寄ってきてくれたらおやつ。

 

ウンチをしたときに私が回収している間、

先に行こうとせずそばでおとなしく待っていてくれたらおやつ。

 

原っぱでロングリードを使ってプラーというおもちゃを投げて遊ぶ時も、

きちんと私の手元まで持ってきて気前よく渡してくれたらおやつ。

 

とにかくお散歩中は条件づけのトレーニングに絶好のシチュエーションが

いっぱいありますからおやつを忘れてしまったら必ず取りに帰ります。

 

 

 

よく「そんなにおやつ与えてたら太っちゃうわよ!」とか、

「そういうことしてるとおやつを見せないとなにもしなくなるから」などという人もいますが、

その犬の嗜好やサイズに応じて小さなおやつを手作りしてもいいですし、

カロリーを低くしたトレーニング用のトリーツもあります。

 

そしてカロリー計算してその分ごはんを減らせばいいだけです。

 

 

おやつを見せないと言うことを聞かなくなると思っている人は、

おやつの使い方を最初から間違えています。

 

条件づけトレーニングの際は、その行動を行った直後に褒めて(クリッカー音など)

その後初めておやつを出します。

(行動の前にトリーツポーチに手を添えるだけでもダメです)

 

最初におやつを見せてキューを出すからおやつの質によって行動したり

しなくなったりするんです。

 

そしてほぼ確実にキューに対してその行動をするようになったら、

褒めるだけでおやつは3回に1度くらいに減らしていきます。

(間欠強化)

 

条件づけトレーニングを基本から学べばそういうことも当然分かるはずなのですが、

多くの飼い主さんはきちんと基礎を学ばずに形だけ真似るのでうまくいかず、

犬にやって欲しい行動をうまく伝えることができないのです。

 

そしてあきらめて犬に何も期待しなくなり、

無言でリードをグイグイ引くようになり、

毎日ただノルマのように散歩にでかけ、

食事の時間になるとフードを与えるだけの生活になってしまうのでしょう...

 

 

自分から犬を理解しようと積極的に本を読み、

最新の知識を持ったトレーナーに教われば愛犬との暮らしは劇的に広がります。

 

愛犬と気の合ったコミュニケーションができることがどれほどの喜びか!

 

 

 

 

 

 

愛犬のシャンプー後のドライにもダイソンは最適です。

そして自分にも使えるので高くても一台あると重宝しますよ😉