人はいつの間にか
自分が正解になってしまう

それを否定されれば
嫌悪の表情を全面に出し
大きな声を口にする

この二つの武器で
相手を丸め込み
自分の正解を守り続ける

その正解は
その人自身が
精一杯生きて育ててきたものだ

ただ
その正解は
正解ではないんだ


だって
この世に正解なんて
ないんだから

僕たちが
必死に育てた
それは
正解ではなく
必死に生きた
証なんだ

だから
怖い顔をして
大きな声を出すのではなく
生きた証を
理解してもらえるよう
笑顔で話そう

そう
いつだって
きっと
笑顔が似合う
生き物なんだから
伝えられない思いがある

ひとたび口にすれば
世の中の偏見の目が待っている

それでも
伝えたい思いがある

世の中の目など
糞食らえだ

だけど
何よりも
その思いを口にする
勇気がない

結局は
いつまで経っても
世の中の所為にしている
臆病者なのである
人はさ
それぞれが
いろんなことを
抱えて生きているんだ
だからさ
そんなもん捨てちゃうために
おっきな声で叫んじゃおうよ
でも
その場所を見つけるのが
難しいんだよね

一人
そう
一人でいいから
吐き出せる人が
側に居れば救われるのに

こんなに簡単そうに思えることが
こんなにも難しいことなんて
なんだか
不思議だ