手に入れたい自分がそこに居るのに
なかなか手が届かない

妄想とは素敵なもので
いつも自分を成りたい姿に変えてくれる

頭に描いた成りたい自分は
結局は
理想というもので
現実を逃避しているに過ぎないのだろう

しかしながら
一時
愚かな人間から解放され
安らぎすら与えて貰える

だから
その続きを
せめて夢の中だけでも与えて貰えるよう
祈るだけだ

いつの間にか
上手に眠ることができなくなった大人に

安らぎと言う時間を
与えて下さいと

目を閉じて見えるものは
きっと
心に強く描いた思いなのだろう

それでも上手くいかなくて
目を開いた時に
大きなため息がこぼれる

せめて
目を閉じた時だけは
思うように進まないだろうか

そうすれば
きっと目を開いている時に
見ることのできない
素敵な景色を
描くことができるだろう

その時ぐらい
まがままになっても
いいだろ
前を見て歩くことは
後ろを見て歩くよりも
難しいんだ

だって
後ろは生きて来た道だもん

前に続く道は
未知であって
チビッちゃういきおいだよ

でも
怯えながらも少しずつ
前へ踏み出す
そうやって生きて行くんだ

強さではなく
芯にある弱さを認め
その弱さを誇って
生きていこう

きっと
弱さがその人の
本当の姿なのだから