この先の展望や
少しの勇気や
ほんの少しの元気を与えなきゃいけない立場なのに
結局は
自分がそれらを与えられている

現状の苦しみに
涙を流し
この先の歩むべき道に不安を抱き
救いを求めるその弱い声に
私は何を与えることができただろう

こんなとき
学び得た知識は
何の役にもたたず
口から溢れる言葉は
以前と変わらない

それでも
私の一言一句を
素直に受け止める
奴等がいる

たいしたことは言えてない
ましてや
逆にお前らに全てを
与えて貰っている

大変 情けないことなのだが
君らは私よりもできた人間だ

そんな君らに
私は何ができるだろうか
鏡の照り返しのように
もっともっと と
全てを欲しがる欲深き人間に
何ができるのだろうか…

それは
全てをさらけだし
恥をさらし
自分という範囲内で
今を
生きることなのだろう

しかし
本当は…
人って
いろいろつかれるね

人って
本当につかれるよ…

無駄な時間とお金を費やして
ピエロにならなきゃならないときも
あるんだ

それでも誰かの拠り所になれるなら
それも
間違っていないんだよね

そう信じながら
今日もまた
ピエロを演じる

辛いのは
このピエロの仮面を
剥がすことができないことなんだ

きっと
ピエロは
ピエロになった時から
それを望んではいけないのだろう…

そうだな
たとえ
僕に何か降りかかっても
きっと僕は
『何で僕なんだ』
と嘆くのだろう

そうだな
欲しいものが
手に入れたいものが
わかってるのに
きっと僕は
『いいよ 僕は…』
と呟くのだろう

そうだな
何かわからないけど
周りにネコが集まってくるんだ
でも
ネコアレルギー…

そうだな
でも
この河川敷で騒がしい
遠く夜景をみながら
お前たち囲まれるのも
悪くないか

きっと
待ってるんだろ
でも
僕には
与えられるものは
何もないんだ

それなのに…
僕は…


与えられるのを
待っているだけなんだ