それは
きっと

心が安らぐのだろう

それは
全てを包み込み

癒してくれるのだろう

それは
条件などいらない

無償なもので

それは
多くの人が

与えられて育った
のだろう

そんな
優しくて
温かいもの

それは…

母性と言うもの






感じてみたいものだ
触れてみたいものだ
せっかく
生まれてきたのだから

すぐに
忘れてしまうんだ
今 自分がすべきことを…

俺には
何もない

守るべきものも
守れず
器用にこなす事ができず
周りの人も去っていった

悪者になることには
慣れている

何もないのだから
すべきことをするのだろう
ちがうかい

それなのに
すぐに忘れてしまうんだ


人の優しさや
団結する心地よさ
誰かを笑顔にできる喜び
誰かを想う気持ち…

触れれば触れるほど
鍵を閉めた扉の向こうで
ノックをしている

俺が忘れるべきは
これらの感情で
覚えておくべきは
今 すべきことだけをする
ということだ

周りなんて関係がない
優しさなんかいらんのだ

そうやって
ここまで生きてきたろ


忘れていた
『好き』って
気持ち

こんなにも苦しくて
切ないなんて

神様の悪戯なのか
社会の常識に流されてしまった
今の社会に生きる人間なのか
これ以上踏み出すことは
赦されない

誰よりも君を想っている
と云うとんでもない過信が
巡り巡って
また
キツくさせるんだ

君は
とっても
素敵だから
とっても
とっても…

本当は
できることなら
この手で君を
抱き寄せ 頬を重ねることが
できたのなら

本当は
君を幸せにしたいと想うのは
僕が幸せになれるからであって

そんな夢の中でのデート



誰かに
恋をするということ
そんな気持ちに鍵を閉めて
気づかないように
気づかないように
そう生きてきた

『君が好きなんだ』
って言えるようになった
心の底から
言えるようになったから
それだけで…

僕は
いいのだろう

だから
夢の中だけでいいから
君の笑顔に触れていたい