こんにちは![]()
今日は気持ちの良い秋晴れ![]()
がしかし。いつものごとくお仕事なので、屋内に引きこもりっきりのchicoです![]()
お天気が良い日こそお布団を干して、太陽さんをしっかり浴びて体の調子も整えたいところですが、明日からはまた台風の影響でお天気悪いようで![]()
明後日は日帰りで福岡での症状翻訳セミナーの予定でしたが、月曜日はいつも通りお仕事あるから帰ってこれないのも困るし…
という事で、恐らくキャンセルになりそうです![]()
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セミナーの講師をされている渡邉先生と、症状翻訳を巡り合わせてくださった綾香先生は11月に東京で合同セミナーをされるんですが、これはお仕事で参加できず![]()
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(4日の綾香先生のセミナーは参加
)
でも、きっとこれも何か理由があってこうなった。なるべくしての状況![]()
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と思うことにして、安全第一で動こうと思います。
さて、今日の本題。
勤務先でよく聞かれるのがフードについて。
勤務先のホームページで以前記事を掲載したことはあったのですが、それをまとめ直してお伝えしようかと思います![]()
最近はペットフードの種類もとても豊富で、昔からあるものからパッケージがオシャレで「インスタ映え」しそうなものもちらほら。
以前はホームセンターが近くにあったので度々偵察に行くこともありましたが、最近はなかなか時間が取れず![]()
なので、どんな製品が出ているのかネットサーフィンしたり、ホームセンターやペットショップの近くに用事があるときには時間を見つけて偵察したりしています![]()
(多分すっごい怪しい人間に見えてると思う)
あまりにも種類がありすぎるし、原材料・保証成分値などを見てと言っても、細かい字だから見たくなーいという方もいらっしゃるのではないでしょうか![]()
でも、あの細かい字の部分にたくさんの情報が詰まってるんです![]()
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大切なわが子のためです、是非細かい字を頑張ってみてほしいなって思います![]()
【フードを選ぶポイント】
あくまでもchico的ポイント
①タンパク質がしっかりと摂取できること
ワンちゃんは肉食動物よりの雑食動物、ネコちゃんは真性肉食動物![]()
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私たち人間と比較して、多くのタンパク質を必要とする動物さんたちです![]()
タンパク質が不足すると筋肉の弱りや毛がパサパサ、皮膚のハリがないなど表面的に見える変化だけではなく、免疫成分が作れない、新陳代謝が落ちるなど、内側にも様々な影響を与えてしまいます。
また、体と腸の長さを比較した場合、穀類の消化はあまり得意ではないのが犬猫さん。
穀類はアレルギーや消化器疾患の原因にもなりやすいので、極力控えていきたいところ。
にも関わらず、一部の粗悪なペットフードでは、『小麦粉』や『とうもろこし』などが一番初めに記載されています![]()
不要な穀類、添加された糖類(特にぶどう糖果糖液糖は遺伝子組み換えをした大豆などを使用している場合が多いです)、肉の名前ではなくミールやパウダー。
4Dミートとレンダリング![]()
原材料の欄で時々記載されている、○○ミール。
ミールとは、加工された肉で、加工段階で使用する防腐剤なども含まれているため、良質なタンパク源とは言い難い材料。
そして、この『ミール』に使用されていることが多いものが『4Dミート』。
4Dミートとは、
「Dead(死んだ)」
「Dying(死にかけている)」
「Diseased(病気の)」
「Disabled(けがをした)」
これらの英単語の頭文字である4つのDをあわせて『4D』といい、食品として不適格な肉類のことを指します。
人が食べられない部分や病死した動物、殺処分された動物などが4Dミートと呼ばれます。
そして、この4Dミートや、飲食店などの廃棄用食材を加工して再利用することを『レンダリング』と言い、
このレンダリングされたものから、油脂や肉粉(ミール、パウダーなど)が作られます。
最近はヒューマングレードのミールやパウダーを使用している場合もあるので、ミール・パウダーの表記があるからダメ
とは一概に言えない場合もあります![]()
こういったものを食べていても全然異常なしという子もいるけれど、普通に考えたら、こんなフードを毎日食べていて健康でいられるわけがないと思うのです![]()
なので、まずは原材料を見た時に
・お肉やお魚などの動物性たんぱく質がしっかりと明記されている
・保証成分値のタンパク質量がしっかりと確保できている
この2点を見てください。
肝臓・腎臓の数値が高くなければタンパク質量(粗タンパク質)が
ワンコ:28%以上
ニャンコ:33%以上
のものがお勧めしています。(ドライフードの場合)
そして、いくらタンパク質の数値を満たしていたとしても、質の悪いタンパク質だったらお体の負担にしかなりません。
使用されている原材料が「ヒューマングレード」「安心安全」であることを確認しましょう![]()
②添加物が少ないもの
ペットフードの添加物の基準は、びっくりするほど低い基準に設定されています。
環境省のペットフード安全法には、食品添加物の使用量規制が記載されています。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/petfood/files/seko_jyokyo_h261030.pdf
よく見る添加物だと『BHA』。
酸化防止剤として使われていますが、従来はガソリンの酸化防止剤![]()
現在、一般食品に使用することは禁止されているにもかかわらず、ペットフードではOKという危険な添加物です![]()
とあるメーカーに問い合わせてみたところ、『体に影響のない量を使用しているし、フードが酸化してしまったときの油のほうが体に良くない』とのお答えをいただきました。
もちろん、酸化した油は体に悪影響ですが、その悪影響を起こさないために人間で禁止されている添加物を使うのは如何なものか…
『体に影響がない量』っていうけど、使用を続けていけばデトックス臓器である肝臓に負担はかかるし、年齢とともに代謝も落ちて体に蓄積して…って考えたら、影響がない子もいるかもしれないけど、影響がある子だって出てくるはず![]()
しかも毎日それを食べていたら、結構な量を摂取していることになると思うのです![]()
他にも、見た目重視のための着色料。
人間社会でも、最近はやたらとカラフルな食べ物が増えてるけど(若者に大人気だとか)、本当に必要なのかなと思うのです。
見た目はおいしそうに見えるかもしれないけど、見た目のためだけに態々体に悪いものを取り入れなくても良いんではなかろうか![]()
フードを選ぶ際も、出来る限り添加物が少ないものを選んであげてくださいね。
ただ、友人やお仕事でご相談を受けているときに言われるのが
フードをじっくり選んでる時間がない![]()
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とのこと。。。。
なので、そういう方にはこちらのサイトをお勧めしています。
・ポチの幸せ
・たまのおねだり
細かいところまで突っ込めば「これはココがな…」ってなってしまうんですが、安価で悪質なフードに比べればこだわったフードを取り扱っていただいているので安心![]()
お仕事上、腫瘍を患っている子からのご相談も多いので、こちらのサイトで取り扱っているドライフードのタンパク質と脂質の割合を全部まとめてみました。
暇人とか言わないでね![]()
タンパク質的に足りてないなっていうのは削除しましたが、それでもこれだけ取り扱いがあるからすごい…
味覚がデリケートな子でも、どれか1つくらいはたべてくれるじゃないかな![]()
個人的にまとめたものなので公にできませんが(なのでぼやけた写真になってます、ごめんなさい)、もしご希望であればデータお送りするのでメッセージくださいね![]()
その他は、前々からお勧めしているBritanniaさん。
すべて北海道産の材料を使っていて、添加物は一切使用していないので安心です![]()
Britanniaさんのオヤツは、chicoどうぶつ診療所OnlineStoreでも取り扱っているので、良かったらのぞいてみてください![]()
ちょっと長くなってきたので、今回はここまで![]()
次回続きをお話します![]()
