年越しの案件です (^▽^;
※十二月大歌舞伎/歌舞伎座つづきです
→ 十二月大歌舞伎・其の1
→ 十二月大歌舞伎・其の2
◆大江戸りびんぐでっど
半助 染五郎
お葉 七之助
大工の辰 勘太郎
根岸肥前守 彌十郎
遣手お菊 萬次郎
丁兵衛 市 蔵
与兵衛 亀 蔵
佐平次 井之上隆志
紙屑屋久六 猿 弥
和尚実は死神 獅 童
石坂段右衛門 橋之助
女郎お染 扇 雀
女郎喜瀬川 福 助
四十郎 三津五郎
新吉 勘三郎
衣装:伊賀大介
作曲:向井秀徳
作調:田中傳左衛門
振付:八反田リコ
道具幕デザイン:しりあがり寿
当月前半に発売された筋書きには
宮藤官九郎さんのインタビューと
りびんぐでっど音頭&はけん節のみでしたが
後半発売の舞台写真収録分には
上記のほか あらすじ の掲載も
“りびんぐでっど あらすじ” のワードで
いらっしゃる方がいまだに後を絶たないので
まずは筋書きより あらすじ 載せちゃいます
ちょっとニュアンス違うだろう?と
突っ込みたくなる表現もなきにしもあらずですが
そのままで・・・
(お芝居を観た方は約20行すっ飛ばして下さいね)
~あらすじ~
新島でくさや商いの女房だったお葉は 夫新吉の死後
ひとり江戸に出てクサヤ売りをして暮らしている
だが江戸の人々はクサヤの臭いを嫌い商売は捗らない
そんな折 新島で同業だった半助はお葉に
秘伝のくさや汁で一緒に新しい商いをしようと持ちかける
ちょうどその頃 江戸の街に「らくだ衆」と呼ばれる
奇妙な連中「ぞんび」が出現 死んでも生き続ける不思議な一団
らくだ衆に噛まれた人間は生ける屍
すなわち らくだ衆 となって人々におそいかかる
そんならくだ衆が現れた品川の女郎宿では
女郎お染 浪人四十郎たちが次々襲われ
この有様をみた女郎喜瀬川や
大工の辰といった面々が困惑するところ
半助がやってきて ぞんびから身を護る為には
クサヤ汁を体にかけるのがいいと言う
それというのも ぞんびの始まりは
新島で死んだはずのお葉の夫新吉に
クサヤ汁がかかり生き返った事によるという
さらに半助は根岸肥前守に
人間の嫌がる仕事をさせてはどうかと申しでるのでしたが・・・
・・・でここから本題
いろんな意味で話題の幕開きとなった
クドカン歌舞伎・大江戸りびんぐでっど
このひと月でお芝居として かなり進化したかと
開けた頃は 走り出したはいいけれど
役者のみなさん どこに向かえばいいのか?
状態に感じた部分もありました
そりゃそうですよね新作にはつきものです!
それがいつもの(という言い方も変ですが)新作より
ほんの少し刺激的な世界だったから
そして クドカンさんだったから (^_-)☆
染五郎さん相当なプレッシャーだったと思います
先月のそめいろ更新の端々にそれが感じられます
最初の頃 なんだか全てを背負っちゃってる感もあって
確かに半助さんというキャラがしっかりしてないと
先頭切って引っ張らないと成立しないお芝居だとも思います
それにしても最初から全力疾走気味

いつだってそうなんですけどね
結果その染五郎さんの勢いのあるエネルギーが作用して
関わる人皆が同じ方向を向いて突っ走れたのではないかと
半助さんが迷っちゃうと全てが迷走しかねない
もちろんクドカンさんの演出
役者の皆さんの努力と技量と身体能力の高さ
裏方さんはじめ関わる全ての方々の努力etc etc
全てがあってこそのものですけれど
これは歌舞伎なのかと言われたり
世相を反映しているのはいいが露骨過ぎるだろと言われたり
痛烈に風刺が効いていたりも もちろんするけれど
言いたい事は結局なに?と
目に見えるオチがどうしても欲しい方もいたりするけど
でもあんまり深くあれこれ考えて観ると
理屈っぽくなって楽しめない
自然に感じるままに観るが一番
歌舞伎かなぁ?なんて
考えながらなんて観ないもん
だって楽しかったのは間違いないこと ( ´艸`)
興行終盤には世話物の雰囲気さえあったかもと
褒めすぎ?と言われてもいいです(笑)
クドカンさんはゾンビ物と名付けてらっしゃいますが
私には○○物なんですが その辺はまた後々
・・・りびんぐでっど篇Ⅱへ
※十二月大歌舞伎/歌舞伎座つづきです
→ 十二月大歌舞伎・其の1
→ 十二月大歌舞伎・其の2
◆大江戸りびんぐでっど
半助 染五郎
お葉 七之助
大工の辰 勘太郎
根岸肥前守 彌十郎
遣手お菊 萬次郎
丁兵衛 市 蔵
与兵衛 亀 蔵
佐平次 井之上隆志
紙屑屋久六 猿 弥
和尚実は死神 獅 童
石坂段右衛門 橋之助
女郎お染 扇 雀
女郎喜瀬川 福 助
四十郎 三津五郎
新吉 勘三郎
衣装:伊賀大介
作曲:向井秀徳
作調:田中傳左衛門
振付:八反田リコ
道具幕デザイン:しりあがり寿
当月前半に発売された筋書きには
宮藤官九郎さんのインタビューと
りびんぐでっど音頭&はけん節のみでしたが
後半発売の舞台写真収録分には
上記のほか あらすじ の掲載も
“りびんぐでっど あらすじ” のワードで
いらっしゃる方がいまだに後を絶たないので
まずは筋書きより あらすじ 載せちゃいます
ちょっとニュアンス違うだろう?と
突っ込みたくなる表現もなきにしもあらずですが
そのままで・・・
(お芝居を観た方は約20行すっ飛ばして下さいね)
~あらすじ~
新島でくさや商いの女房だったお葉は 夫新吉の死後
ひとり江戸に出てクサヤ売りをして暮らしている
だが江戸の人々はクサヤの臭いを嫌い商売は捗らない
そんな折 新島で同業だった半助はお葉に
秘伝のくさや汁で一緒に新しい商いをしようと持ちかける
ちょうどその頃 江戸の街に「らくだ衆」と呼ばれる
奇妙な連中「ぞんび」が出現 死んでも生き続ける不思議な一団
らくだ衆に噛まれた人間は生ける屍
すなわち らくだ衆 となって人々におそいかかる
そんならくだ衆が現れた品川の女郎宿では
女郎お染 浪人四十郎たちが次々襲われ
この有様をみた女郎喜瀬川や
大工の辰といった面々が困惑するところ
半助がやってきて ぞんびから身を護る為には
クサヤ汁を体にかけるのがいいと言う
それというのも ぞんびの始まりは
新島で死んだはずのお葉の夫新吉に
クサヤ汁がかかり生き返った事によるという
さらに半助は根岸肥前守に
人間の嫌がる仕事をさせてはどうかと申しでるのでしたが・・・
・・・でここから本題
いろんな意味で話題の幕開きとなった
クドカン歌舞伎・大江戸りびんぐでっど
このひと月でお芝居として かなり進化したかと
開けた頃は 走り出したはいいけれど
役者のみなさん どこに向かえばいいのか?
状態に感じた部分もありました
そりゃそうですよね新作にはつきものです!
それがいつもの(という言い方も変ですが)新作より
ほんの少し刺激的な世界だったから
そして クドカンさんだったから (^_-)☆
染五郎さん相当なプレッシャーだったと思います
先月のそめいろ更新の端々にそれが感じられます
最初の頃 なんだか全てを背負っちゃってる感もあって
確かに半助さんというキャラがしっかりしてないと
先頭切って引っ張らないと成立しないお芝居だとも思います
それにしても最初から全力疾走気味


いつだってそうなんですけどね

結果その染五郎さんの勢いのあるエネルギーが作用して
関わる人皆が同じ方向を向いて突っ走れたのではないかと
半助さんが迷っちゃうと全てが迷走しかねない
もちろんクドカンさんの演出
役者の皆さんの努力と技量と身体能力の高さ
裏方さんはじめ関わる全ての方々の努力etc etc
全てがあってこそのものですけれど
これは歌舞伎なのかと言われたり
世相を反映しているのはいいが露骨過ぎるだろと言われたり
痛烈に風刺が効いていたりも もちろんするけれど
言いたい事は結局なに?と
目に見えるオチがどうしても欲しい方もいたりするけど
でもあんまり深くあれこれ考えて観ると
理屈っぽくなって楽しめない
自然に感じるままに観るが一番
歌舞伎かなぁ?なんて
考えながらなんて観ないもん
だって楽しかったのは間違いないこと ( ´艸`)
興行終盤には世話物の雰囲気さえあったかもと
褒めすぎ?と言われてもいいです(笑)

クドカンさんはゾンビ物と名付けてらっしゃいますが
私には○○物なんですが その辺はまた後々
・・・りびんぐでっど篇Ⅱへ