※十二月大歌舞伎/歌舞伎座つづきです
→ 十二月大歌舞伎・其の1
→ あらすじ等詳細はコチラ
【夜の部】
◆双蝶々曲輪日記~引窓
南与兵衛 後に
南方十次兵衛 三津五郎
濡髪長五郎 橋之助
平岡丹平 秀 調
三原伝造 巳之助
母お幸 右之助
お 早 扇 雀
とてもよいお話なのですが・・・
何度か観たにもかかわらず
その何度とも途中夢の世界へ
セリフ劇の上 あまり動きもないし
だからなのか?なぜでしょうね?
こういうお芝居は好きな役者さんでないとキツイかなぁ
十次兵衛は染五郎さんも
過去短期巡業でお勤めなんですが
その辺は(どの辺?)来年2月の博多座でしっかと確かめてみます
◆御名残押絵交張~雪傾城
傾 城 芝 翫
役者栄之丞 勘太郎
芝居茶屋娘お久 七之助
新造香梅 児太郎
雪の精奴 国 生
雪の精景清 宗 生
雪の精禿 宜 生
おじいちゃまと孫6人という一幕
おめでたい もうそれだけで・・・
しかし上と下の年齢が違いすぎるというのはありますが
孫の中では 勘太郎さん七之助さんに
目がいってしまうのは仕方ないですね
芝翫さんはじいちゃん目線で
特に下3人を心配そうに見守られてました
◆野田版 鼠小僧
棺桶屋三太 勘三郎
お 高 福 助
與 吉 橋之助
大岡妻りよ 孝太郎
稲葉幸蔵 染五郎
目明しの清吉 勘太郎
おしな 七之助
さん太 宜 生
與惣兵衛 井之上隆志
凧蔵 猿 弥
辺見勢左衛門 亀 蔵
独楽太 市 蔵
番頭藤太郎 彌十郎
おらん 扇 雀
大岡忠相 三津五郎
今月最初観た時は(観る前も)
なぜに劇中芝居の鼠小僧を
染五郎さんに振ったのかなんて考えましたが
鼠小僧という民衆のヒーロー的存在を確固たるものにした!
って感じで もうあれだけカッコ良ければ
あれはあれで有り!(笑)
今回の立ち回りは染/鼠小僧の
花道からの登場で一気にドドドぉ~と始まって
(花道の上も一応屋根の上の設定ですよね
低くですが屋根瓦の道具が組まれてましたから)
本舞台上に設えた大屋根を順々に駆け上っていくような感じで
キメ台詞を吐いて 見得切って
黒装束のほっ被りがカッコイイのなんの
その上 華麗なる身のこなし
素敵過ぎる~
出と花道が出番の約半分を占めるので
一瞬たりとも瞬きが出来ません(笑)
花道が観えない席の時は なおさら
そのあとの屋根の上を息もしないで見つめます(爆)
そして天下の鼠小僧さまは
劇中劇の観客の心と
それを観ている私たちの心をも盗んで(笑)
時間にして2~3分で闇に消えて行かれます
2~3分のことをこれだけ熱く書いてる私
すみません オタク魂炸裂ということでお許し下さい
関連記事 → 惚れるしかない 12/8
それにしても あぁ~久しぶりに
野田さんらしいお芝居を観た~!って感じ
私のいう野田さんらしい芝居というのは
ここ何年かの野田さんではありません
野田地図を立ち上げて以降
ちょうど 野田版・研辰の討たれ が上演された頃にかけて
その頃が一番よく観ていたし好きな路線というか
野田さんらしいものというか
(遊眠社時代は存じません)
今回の鼠小僧も
動きまくる喋りまくる セリフの応酬が心地よく
一瞬考えなくても思考を止めなくても
すんなり駆け抜けていく言葉遊び 再び~という感じ
( ↑慣れてないとすんなりとはいかないのかな?)
よっ!久しぶり! って
昔の友人に会ったみたいな(どんな感じよ(笑))
最近の野田さんものは
私には・・・ってのが多いから なんだかうれしい
言葉遊びに関しては ちょっと衰えてる?抑え気味?
まぁそこは野田地図公演ではないのでね
大笑いしてホロリとさせられる
それがうまいのですよね
ずるいよね~(笑) 勘三郎さん! 野田さん!
お話が盛り上がってる最中にいきなり登場する
孝太郎さんの りよ 結構ツボ
福助さんと橋之助さんの
後家&間男コンビも(笑)好きでした
そこに割って入るカタチの大岡/三津五郎さんも
ゲネプロでの会見で野田さん自身
もうこれ(野田版鼠小僧)は
歌舞伎のレパートリーになった気がする
とおっしゃってましたが ほんとそう感じます
世話物~!!!
千穐楽ではカーテンコールがあり
染五郎さんも舞台下手に姿を現されましたよ
黒装束&ほっ被りのままのお姿で
出番が出番ですし しゃしゃり出る事もなく
静かな謙虚なたたずまいでした
そして勘三郎さんは
目の上に手をカザし探す仕草で野田さんを探索
たぶん客席ではなく一階後方中央出入口から
入って来られたのではと思います
壇上に上がられて言葉を述べられましたが
なにせ声が小さくて小さくて
1階だったにも関わらず・・・あまりよく聞き取れず
なんだか新しい野田版が観たいかも~
三太が撒いた小判がこんなところにも?!

あぁ~やっちゃった~
最後の最後に書き残してます
りびんぐでっど を

だって~まとまらないんだもの~
なんとかチカラ技で書きあげます
たぶん

※十二月大歌舞伎・其の3 につづく~
→ 十二月大歌舞伎・其の1
→ あらすじ等詳細はコチラ
【夜の部】
◆双蝶々曲輪日記~引窓
南与兵衛 後に
南方十次兵衛 三津五郎
濡髪長五郎 橋之助
平岡丹平 秀 調
三原伝造 巳之助
母お幸 右之助
お 早 扇 雀
とてもよいお話なのですが・・・
何度か観たにもかかわらず
その何度とも途中夢の世界へ

セリフ劇の上 あまり動きもないし
だからなのか?なぜでしょうね?
こういうお芝居は好きな役者さんでないとキツイかなぁ

十次兵衛は染五郎さんも
過去短期巡業でお勤めなんですが
その辺は(どの辺?)来年2月の博多座でしっかと確かめてみます

◆御名残押絵交張~雪傾城
傾 城 芝 翫
役者栄之丞 勘太郎
芝居茶屋娘お久 七之助
新造香梅 児太郎
雪の精奴 国 生
雪の精景清 宗 生
雪の精禿 宜 生
おじいちゃまと孫6人という一幕
おめでたい もうそれだけで・・・
しかし上と下の年齢が違いすぎるというのはありますが
孫の中では 勘太郎さん七之助さんに
目がいってしまうのは仕方ないですね

芝翫さんはじいちゃん目線で
特に下3人を心配そうに見守られてました
◆野田版 鼠小僧
棺桶屋三太 勘三郎
お 高 福 助
與 吉 橋之助
大岡妻りよ 孝太郎
稲葉幸蔵 染五郎
目明しの清吉 勘太郎
おしな 七之助
さん太 宜 生
與惣兵衛 井之上隆志
凧蔵 猿 弥
辺見勢左衛門 亀 蔵
独楽太 市 蔵
番頭藤太郎 彌十郎
おらん 扇 雀
大岡忠相 三津五郎
今月最初観た時は(観る前も)
なぜに劇中芝居の鼠小僧を
染五郎さんに振ったのかなんて考えましたが
鼠小僧という民衆のヒーロー的存在を確固たるものにした!
って感じで もうあれだけカッコ良ければ
あれはあれで有り!(笑)
今回の立ち回りは染/鼠小僧の
花道からの登場で一気にドドドぉ~と始まって
(花道の上も一応屋根の上の設定ですよね
低くですが屋根瓦の道具が組まれてましたから)
本舞台上に設えた大屋根を順々に駆け上っていくような感じで
キメ台詞を吐いて 見得切って
黒装束のほっ被りがカッコイイのなんの

その上 華麗なる身のこなし
素敵過ぎる~

出と花道が出番の約半分を占めるので
一瞬たりとも瞬きが出来ません(笑)
花道が観えない席の時は なおさら
そのあとの屋根の上を息もしないで見つめます(爆)
そして天下の鼠小僧さまは
劇中劇の観客の心と
それを観ている私たちの心をも盗んで(笑)
時間にして2~3分で闇に消えて行かれます

2~3分のことをこれだけ熱く書いてる私

すみません オタク魂炸裂ということでお許し下さい
関連記事 → 惚れるしかない 12/8
それにしても あぁ~久しぶりに
野田さんらしいお芝居を観た~!って感じ
私のいう野田さんらしい芝居というのは
ここ何年かの野田さんではありません
野田地図を立ち上げて以降
ちょうど 野田版・研辰の討たれ が上演された頃にかけて
その頃が一番よく観ていたし好きな路線というか
野田さんらしいものというか
(遊眠社時代は存じません)
今回の鼠小僧も
動きまくる喋りまくる セリフの応酬が心地よく
一瞬考えなくても思考を止めなくても
すんなり駆け抜けていく言葉遊び 再び~という感じ
( ↑慣れてないとすんなりとはいかないのかな?)
よっ!久しぶり! って
昔の友人に会ったみたいな(どんな感じよ(笑))
最近の野田さんものは
私には・・・ってのが多いから なんだかうれしい
言葉遊びに関しては ちょっと衰えてる?抑え気味?

まぁそこは野田地図公演ではないのでね
大笑いしてホロリとさせられる
それがうまいのですよね
ずるいよね~(笑) 勘三郎さん! 野田さん!
お話が盛り上がってる最中にいきなり登場する
孝太郎さんの りよ 結構ツボ
福助さんと橋之助さんの
後家&間男コンビも(笑)好きでした
そこに割って入るカタチの大岡/三津五郎さんも
ゲネプロでの会見で野田さん自身
もうこれ(野田版鼠小僧)は
歌舞伎のレパートリーになった気がする
とおっしゃってましたが ほんとそう感じます
世話物~!!!
千穐楽ではカーテンコールがあり
染五郎さんも舞台下手に姿を現されましたよ
黒装束&ほっ被りのままのお姿で
出番が出番ですし しゃしゃり出る事もなく
静かな謙虚なたたずまいでした
そして勘三郎さんは
目の上に手をカザし探す仕草で野田さんを探索
たぶん客席ではなく一階後方中央出入口から
入って来られたのではと思います
壇上に上がられて言葉を述べられましたが
なにせ声が小さくて小さくて
1階だったにも関わらず・・・あまりよく聞き取れず
なんだか新しい野田版が観たいかも~
三太が撒いた小判がこんなところにも?!

あぁ~やっちゃった~
最後の最後に書き残してます
りびんぐでっど を


だって~まとまらないんだもの~
なんとかチカラ技で書きあげます
たぶん


※十二月大歌舞伎・其の3 につづく~