全校児童500人の学校の欠席が10%から2~3%まで減る日 | 田端SUN家のブログ

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田端智子のブログです。

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生きるが満ちている

人生の学び舎を作る人

田端 智子です。

 

今日はタイトルのごとく

全校児童500人の学校の欠席が10%から2~3%まで減る日

についてお話しようと思います。

 

これはうちの息子が通っている小学校のお話ではなく

同じ市内の小学校で行われている取り組みです。

 

 

こちらの小学校では

子どもたちの中で朝食をとらずに来ている児童がいるということを知り、動き始めたボランティア団体があります。

 

そちらの取り組みが

「朝の学校の授業が始まる30分前の時間を使って、お味噌汁を提供する」というものです。

 

初めは、コーンスープで

取り組みをスタートしたそうですが、

飲んだらすぐに退席してしまうということで、

今回からみそ汁に変更してみたそうです。

 

そうしたら何が起こったか…?

 

 

 

驚きの結果が…

そうしたら、いろんなことが起こっているそうです。

①体調不良などでの欠席が40~50名いるところが、その日はいつも10人台まで減少する。

②保健室に直接来室する人がゼロ。その日の保健室利用が減る。

③500人中260人の児童が来て、お味噌汁を飲んでいく。

 

③に関しては50%の子が来て、おしゃべりしながらその時間を楽しんでいくようです。

 

 

この結果から…

この結果から、

お味噌汁の日だから、欠席者が減っているかというと

まだまだ分からない部分がありますが、

でも、

半数の児童が来ているという話を聞いた時

 

私は、

子どもたちって、非日常のイベントも好きなんだろうけれども、

「日常を楽しむ」ことが実は得意なのではないかと思ったんです。

食事を囲んで

味噌汁を食べることは、

日常に置き換えると

家で行われている

ありふれた光景だと思うのですが、


それが、

友達や違う学年の児童と話す時間や

家族以外のボランティアの人たちから

「行ってらっしゃい!楽しんで~」

と言われて朝教室へ送り出されることを通して

非日常化されていくのだと思ったんです。


 

そんな話を聞いたときに

子どもたちは日常の部分にプラスした非日常を楽しめるんじゃないかと思ったんです。

大人は、子どもを楽しませるために

イベントを企画しなければ!!は思ってしまいますが、

そうではなく、

カンタンなことの日常生活を

みんなと一緒に笑顔で過ごす場所があれば

子どもたちにとっては

それが「宝」

だなと思いました。

 

館林では、

全小学校がコミュニティスクールとなって活動しています。

 

何か次なる一歩となるのでは…と思い

うちの学区でもやれるのではないかと思ったので

これから区長さんや公民館長さんに

お話してこようと思います。

 

私がこのことで気付いた

キーワードは

☺カンタンにできる

☺無理なくやれる

そして

☺TTP(徹底的にパクる)です。

 

 

では、今日も最高の一日をお過ごしください。