私が活動していることの中心に
「人生の土台を作る」ということを大切にしています。
人生の土台を作るってどういうことと捉えているかというと
◎『くうねるあそぶ』ができる人です。
「そもそもやってるじゃん!!」
「遊べてるじゃん」
「寝れてるじゃん」と思う方も多いと思うので
そもそものお話をしていこうと思います。
私は教員をやっているときに
たくさんのお子さんと関わってきました。そこで、「できる。けれども…な部分がある子」をたくさん見てきました。例えば、こちらに載せたような子たちです。
・自転車に乗れる。けれど、「えっ!?そこで?」という場面でめちゃくちゃな転び方をする子
・消しゴムで字は消せる。けれど、消すのに力が入って、紙が破けてしまう子(結果、セロハンテープで破けた部分を直しているけれども、テープもうまくくっつけられずに、イライラし始める子)
・消しゴムで字は消せる。けれど、力が入らないがために、しっかり消すことができず、間違いを繰り返してしまう子
・睡眠時間はしっかりとれている。けれども、頭が痛い・だるい・おなかが痛いなどで保健室へ来て、ベットで休息をとると、声をかけても起きないくらいぐっすり眠っている子
・歩くことができる。けれど、すぐ疲れたと言って、抱っこをせがむ子
・字は書ける。けれど、鉛筆を持つのに力をいれすぎて、文字を書くだけで疲れてしまう子
・字は書ける。けれども、学年の合わせたノートのマスに字が収まらない子
・ご飯は食べられる。けれど、めちゃくちゃ時間がかかり、食べることに疲れてしまう子
・箸を使って食べられる。けれど、間違った持ち方なので、箸でつまむことができず、給食中は、お茶碗をもってかきこむことしかできない。
等々、これはほんの一例です。
でも、この子たちを見てきて、そして実際に接してきて
「カラダを整えることで解決できる部分がある」
「モノの力で解決できる部分がある」と感じたことがあるんです。
例えば
「カラダを整えることで解決できる部分がある」というのは
私が行っているBHS(身体調和支援体操)を通して、
😢自転車に乗れる。けれど、「えっ!?そこで?」という場面でめちゃくちゃな転び方をする子
↓が
😊登下校自転車に乗って、転ぶことが月1回あったのが、年に1回に減少。6時間目の授業まで椅子に座って授業を受けられるようになった。
😢睡眠時間はしっかりとれている。けれども、頭が痛い・だるい・おなかが痛いなどで保健室へ来て、ベットで休息をとると、声をかけて起きないくらいぐっすり眠っている子
↓が
😊しっかり眠れるようになり、保健室へ来る回数が激減。
等々変化がみられるようになりました。
カラダが変化すると、気持ちも変化するのか、BHSを継続的に行った子の中には
😢頑なに拒否し、気持ちの切り替えができるまで、20分でも30分でも廊下に立って、意見を聞き入れなかった子
↓が
😊気持ちの切り替えに自ら「2分ください」と言って、2分後には自ら切り替えられるようになったり、
😢高いところが苦手で、窓ふきするときも脚立には登れず、椅子にも上れなかった子
↓が、
😊脚立に上って窓ふきを手伝い、ほかの方に「ありがとう!めちゃくちゃきれいになったよ」と言われ、合唱コンクールの最上段に上って、きれいな歌声を響かせ、クラスのみんなに「よかったぞ」「声がめちゃくちゃ響いてた」と言われたり
↓さらには
😊😊自転車に乗れなかったのに「友達と一緒に登下校をしたい」と言って、一生懸命練習して、違う部活でなかなか帰る時間が一緒にならなかった幼馴染の子と部活引退後一緒に帰ったり
できるようになりました。
😢のところで書かれている子たちが「かわいそう」とか「残念」とかそういう気持ちはありませんし、それ自体が悪いと言っているわけではないです。でも、😊であらわされている通り、子どもたちの体が変わり、気持ちの変化も同時に見られてきているのです。
だからこそ、私は
こんなに前のめりに『BHSを通して、脱力して、自分の体を感じやすい状況にもっていきたい』と思っているのです。
長くなったので、食具については次回に持ち越したいと思います!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
追伸 BHS教室は現在2つの教室を開催しています。
就学時検診で、「うちの子小学校に行ったら大丈夫かしら?」と悩まれる保護者の方もこの時期多くなると思います。
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