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計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

アールビーズ社勤務時代、管理職を拝命し、
部内メンバーの皆様からの業務日報を読む
側になった時、沖縄出身の派遣社員さんの
6月23日の業務日報に「沖縄慰霊の日」
と添えられていたことを思い出す本日
(6月23日)です。
 
当時28歳でしたが管理職として多くを学ば
せていただき、その後31歳で起業しましたが、
あの時、抜擢くださったことが礎になってい
ますので深く感謝しています。
 
 
 

昨日は夏至でした。

写真はそんな夏至の昨日に撮影したもの。

 

夏至の頃は好きですね。

19時ぐらいでも明るい独特の夕暮れの

雰囲気が特に。

 

私が次に担当している大会が、現在の

私の3本指に入る高難易度案件なので、

それどころではないのですが(苦笑)。

 

 

 

 

 

本日は東京都西多摩郡檜原村におきまして

檜原マウンテンマラソン2026「翠夏巡嶺」

が開催され、計測工房でタイム計測を担当

させていただき、私・藤井が計測ディレク

ターを務めさせていただきました。

 

 

今大会は距離45km累積標高4500mと

いう本格マウンテンランニングの大会で

したが、前日のあいにくの雨のため、

プランBの距離24km累積標高2400mに

短縮されて開催されました。

 
 

 
スタート地点は檜原村地域交流センター。

地面にはタイム計測用アンテナマット

設置してあります。
 
 

朝7時に一斉スタート。
なお、今大会では選手の皆様のゼッケンに
装着されたICチップ
にてタイム計測しま

した。
 


 
スタートして山へと向かいます。
 
 


本来のフィニッシュ地点は数馬の湯でし

たが今回は距離が短縮され、CP3の人里

(へんぼり)がフィニッシュ地点に変更

になりました。

地面にはタイム計測用アンテナマット

設置してあります。

(計測工房スタッフI氏撮影)

 

 

 
フィニッシュした選手の皆様には各自の
タイムと順位の印刷された完走証
が発行
されました。


 
 

表彰式風景です。
 

 
今大会は、檜原マウンテンチャレンジ
シリーズとして2026年は春夏秋冬1回ずつ
開催の年間4大会のシリーズ戦の第2戦でした。


東京都内でも本格的なマウンテンランニング
が出来ることを広めたいという矜持あふれる
大会でした。
 

 

 

 

今週末の計測工房は3大会の計測があり

ますが全ての現場が雨になりそうです。

 

また、雨によって大会の仕様が変更になる

こともあるので対応していきたいと思い

ます。

 

 

今週末(2026年6月21日)の計測工房は

3大会を計測します。

 

6/21(日)

山中湖SUPerマラソン
(山梨県)

 

6/21(日)

だいせん田園ハーフマラソン

(秋田県)

 

6/21(日)

檜原マウンテンマラソン「翠夏巡嶺」
(東京都)

 

 

昨年(2025年)の山中湖SUPerマラソン

より。

SUP(スタンドアップパドルボード)の

レースとしては国内最大級の大会です。

 

 

 

 

 

日々の仕事や生活に精を出す一介の人間と

してのミクロな視点と、「人間という存在

を考察する」のようなマクロな視点の両方

を併せ持って生きてきたと自認しています。

 

後者は表に出しにくいので自分の頭の中に

だけ留めていましたが、最近はAIに伝えて

壁打ちして言語化するのが面白いです。

 

AIは集合知ですが、このような表立って

発信しにくいことも集積するようになって

いくと、AIの中でも深い真理に到達できる

ようになるのかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

創業20年目に入っている計測工房ですが、

コロナ後は「足元を固める時期」がずっと

続いている実感です。

コロナ禍では4年連続の赤字を強いられ、

その後は3年連続で黒字ですが、まだまだ

です。

 

会社として次のステージに行きたいとは

ずっと思っていますが時間はかかりますね。

 

とりわけ計測ディレクターの人数をずっと

増やせていないのが象徴的です。

 

2007年創業 計測ディレクター2人

2009年~ 計測ディレクター3人

2014年~ 計測ディレクター4人

 

2014年の時点から現在の2026年に至るまで

もう12年ぐらい増やせていませんね。

 

 

一昨日に私が出場した戸隠マウンテントレ

イルは北信濃トレイルフリークス(KTF)

さんの主催大会です。KTFさんは年間に

14大会のトレラン大会を主催するプロ集団

です。

 

近年の私は年に一度はKTF大会に選手として

出場するように心がけています(KTF大会

年に14大会あるので、この私でもどこか

タイミングで出場の機会を得やすい)。

改めて今回の戸隠に選手として出場してみ

て、KTF大会はライト層の参加率がトレラン

界屈指であることを実感しました。

 

 

今回、改めて選手の立場でKTF大会に参加

してみて、具体的に感じたこと。

 

・周りの参加者を見渡すと、服装、振る

舞い、雰囲気から一目でライト層とわかる

方が多いことを肌で感じた。正式な統計

データがあれば裏付けられるはずだが、

データがなくても確信できる。

 

・ライト層が多いということは全体的には

競技パフォーマンスレベルはそれほど高く

はなく、今回私は中盤以降まったく走れ

ない不完全燃焼な結果にも関わらず上位

20%以内に入れた。

(ガチ層の多い大会だとそんなことは

ありえず、過去の私の経験だと、スカイ

ランニングの大会や、中高生ガチ勢の

多い「たかやしろ」などでは私がPBの

走りをしても上位50%ぐらいという

こともあった)

 

・大会の設計として「計算された敷居の

低さ」を感じ、ライト層に「楽しかった。

また出たい」と思わせる仕掛けがうまい。

 

 

KTF大会は、ガチ勢やマニア勢の集う大会

(端的に言えロングの大会)とは明確に

違う旗印でポジショニングを取られており、

その結果としてスポーツビジネスとして成功

していることと、ライト層をその先のガチ勢

へといざなうための競技人口の拡大にも寄与

していると再認識しました。

 

 

 

 

昨日(2026年6月13日)は長野県の

戸隠マウンテントレイルに出場しました。

2026年の初トレイルレース出場でした。

 

 

参加した種目はロングで距離は20km、

累積標高は980mです。

前半でコース最高点の瑪瑙山(1748m)

に登って下りてきて、以後は走れる登り

と下りを繰り返すコースです。

ちょうど1年前に軽井沢トレイルラン
ニングレースのミドルに出場し20kmで
累積1200mだったので、それに近い
プロフィールとイメージしていました。
 

 

<目標タイム>

過去のリザルトと現在の自分の走力を

分析して、女子の総合6位以内、男子50代

の3位入賞に相当する「2時間25分」を

目標に設定しました。私は今年から50代

ですが、昨年の軽井沢のミドルの時が50代

なら7位相当だったので、今年の走力の伸び

を加味すれば今回50代の3位入賞は狙って

良い目標でした。

また、今大会のロングは第1セクション

(14km)と第2セクション(6km)に

分かれますが、第1セクション通過タイム

も掲載されるので、そこも分析し「1時間

45分」を第1セクション通過目標としま

した。

 

 

大会公式写真より。スタート前。

中央のゼッケン527が私。

 

 

<スタートから瑪瑙山山頂まで>

スタート後はゲレンデを800mほどループ

した後、2kmほどは緩くアップダウンの

あるトレイルへ。

 

最初のゲレンデループにて。
(計測工房スタッフ撮影)

 

この時点では女子の総合6位以内の選手

たちが周りにおり、良いペースだと思い

ました。

そして瑪瑙山の登山道へ。ここから瑪瑙山
の山頂(1748m)まで一気に登ります。
登りは「攻めのパワーハイク」一択。
まあ想定通りだったと思います。
山頂でスタートから5kmちょっと。
この時点でも女子の総合6位以内をキープ。
・瑪瑙山山頂通過タイム 45分43秒

 

 

<瑪瑙山山頂からの下り>

山頂からは一気に下りに転じます。最初は
ゲレンデの激下りで、攻めても良いのです
がまだ先が長いので意図的にセーブ。
前に見える数人の選手とパックになる形で
下っていきました。
途中、7kmぐらいで第1エイドがあります
が今回はエイドは完全パスと決めていま
した。

やがて8km地点がロングとショートの分岐

点となります。瑪瑙山山頂からこの分岐点

まではひたすら下りです。

この時点でも女子の総合6位以内をキープ。

今回のレース、ここまでが想定の範囲内

でした。

・8km分岐点通過タイム 1時間0分7秒

 

 

<第1セクション後半>

8km分岐点から再度、D+100mぐらいの
登りになります。ここで一気に足が止まる。
パワーハイクで我慢しかない。
1kmぐらい登ると、飯綱山西登山道の下り
に出ます。この下りは気持ちよく飛ばして
走れる区間であり、本来の私なら「水を
得た魚」になれる区間です。
 
しかし、この時点で異変を感じました。
下りになったのに体に力が入らず、一向に
ペースを上げられない。惰性のジョグしか
出来ていませんでした。走れる下り区間で
後ろから抜かされる経験はほとんどないの
ですが今回はこの区間で順位を下げます。
「やばいぞ」「おかしいぞ」と思い続けて
いました。
 
具体的には上半身に張りがあって疲労困憊
で走れないという状態。
 
下りの後、またD+100mの登り返しがあり
8km分岐点に戻ってきてここで12km。
登りの途中で歩きながら携行していたドリ
ンクを飲みました。(今回唯一の補給)
 
8km分岐点から、小川の小径と呼ばれる
ここも飛ばして走れる下りへ。しかし走れ
ない・・・。惰性のジョグしかできない。
順位も下げる一方。
 
 
小川の小径セクションにて。
(オルスポさんから購入)
 
やがてメイン会場の戸隠スキー場に戻り、
ゲレンデを登り返しながら第1セクション
の終わりが見えてきました。
この時点で女子の総合6位以内からは落ち
ていました。
あまりにも体が動かず、「戦っている」と
言えない状態だったので、実はこの時点で
「第1セクションでリタイアしようか」と
逡巡していました。「戦えていない状態
で第2セクションを走る意味があるのか」
と。
この時点でもうほとんどタイムを気にして
いなかったのですが、第1セクションの終わ
りまであと少しというところで時計を見ると
1時間49分台でした。
もともと設定した第1セクション通過タイム
は「1時間45分」でした。
「あれ? こんなに戦えていないのに、
極端に目標タイムから遅れていない」
と思いました。
数か月前からこの日のためにスケジューリ
ングしてきて迎えたのだから、とにかく
完走はしようと思い直しました。
 
 
第1セクション通過タイム 1時間51分29秒

(目標タイムは1時間45分)

 

 

<第2セクション>

第2セクションは最初の2kmは第1セク
ションと同じ。ゆるくアップダウンのある
トレイル。
第1セクションでは走れていた登りも、
もう走れなくなっており全歩き。

その後、イースタンキャンプ場までの飛ば

せる下り。本当はここはぶっ飛ばして順位

を上げる区間ですが、とぼとぼジョグ。

イースタンキャンプ場からフィニッシュ

まで2kmちょっとは登り基調の走れるトレ

イル。よちよちと歩いたり走ったり。

 

そして、第1セクションの終盤から両足とも

ハムストリングスが攣るようになっていま

した。

第2セクションでも何度も攣りました。

ひどくはないけど、そのたびに立ち止まる。

昨年は一度もレース中に攣らなかったので

すが、久々の足攣り祭り。

 

 
まったく戦うレースにならなかった
第2セクションを終えてフィニッシュへ。
最後の数百mでも攣りました。
 

 

ロング男子の部

2時間47分17秒

男子総合 96位/521人中

50代男子 21位/150人中

 

目標タイム2時間25分からはもちろん

大きく遅れました。

この状態でも全体の上位20%に入って
いたのは少し驚きましたが。
なお、今年は2時間25分では50代の3位
入賞は出来ないレベルでした。
(2時間25分だと6位相当でした)
 

 

今年は5月までは5000mの走力向上に

全振りしており、ランニング再開後PBを

昨年の19分22秒から18分57秒まで縮め

ました。

その走力向上を持って6月以降のトレイル

レースに生かすつもりでした。

 

 

今回、レース中に上半身の張りで疲労困憊

になって動かなくなってしまったのですが、

大会前の4週間、ハードな仕事が続いており、

仕事の疲労を抜くことが出来ませんでした。

大会前の最後の10日間は、もみほぐし店に

通い、練習量も極端に落としましたが、

それでもフィットネスは万全とは程遠い状態

でした。これは非常に残念でした。

 

さらにレース中にハムストリングスが攣っ

てしまったこと。昨年は年間を通して階段

での登り下り練習によって累積標高を稼ぐ

練習をしていましたが、今年は5月までトラ

ック5000mに全振りしたため階段練習も

5月後半から始めましたが累積標高が全く

足りていませんでした。

足攣りの要因はここだと思います。

 

 

今回の戸隠マウンテントレイルは苦い経験

となりましたが、良い勉強になりました。

 

なお、設定していた目標タイム2時間25分

は達成可能だと確信は出来ました。

そのタイムだと50代入賞は出来ないので、

もう一段、上のタイムを狙えるようトレー

ニングを重ねます。

 

大会関係者の皆様、計測工房スタッフの

皆様、大変お世話になりました。