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計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

今週末(2025年5月3-4日)の

計測工房は2大会を計測します。


5/3(土)
いいづなトレイルランニングレース
(長野県)
 

5/3-4(土-日)

上田バーティカルレース/スカイレース

(長野県) 

 

 

昨年(2024年)の上田スカイレースより。
今大会、今年から満を持してスカイランナー

ワールドシリーズの1戦としてリニューアル

されることになります。

海外からもトップ選手が参戦します。

 

 

 

 

 

 

4月も最終盤となり、風薫る5月も間近ですが、

新緑の季節は個人的に大好きです。

 

仕事でトレイルランニング、スカイランニング

と関わるようになって山に行く機会も増えまし

たが、山でも町でも新緑は鮮やかに映えます。

 

見た目の鮮やかさもさることながら、新緑には

生命力を感じるからだと思います。

 

今年もそんな新緑の季節。

 

 

来たる5月から計測工房は第19期へ。

9月までは繁忙期ではない通常期ですが、今年

の5月はそれなりに忙しいです。

 

 

 

 

計測工房は4月決算の会社なので、4月
最後の計測大会であった一昨日の軽井沢
トレイルランニングレースをもって、
第18期の全ての計測を終えました。
 
第18期の最後の大会は社長の私、自らが
出走して自分の会社に計測してもらって
締めるということになりました。
 
5月からは第19期になります。
今後も一歩ずつ着実に行きます。
それしか出来ないので。
 
 
 

昨日(2025年4月26日)は 軽井沢トレイル

ランニングレース に出場しました。

2025年の初トレイルレース出場でした。

 

 

参加した種目はミドルで距離は20km、

累積標高は1200mです。

これまでスカイランニングフォーマット

の大会に出ることが多く、走れる大会に

出るのはほぼ初めてかも。

 

 

この日の3日前に記録会5000mを走った

ばかりでその5000mは緊張しましたが、

この日はリラックスモードで臨みました。

スタート前に大会スタッフに撮っていただき

ました。

 

 

<目標タイム>

昨年のリザルトを分析して、女子の入賞者

のタイムを見て、今の自分の走力から考えて

2時間30分は切れないだろうと思ったので、

どれだけ2時間30分に近付くタイムが出せる

かといった感じ。

(およそ今の自分の走力は女子の入賞圏内

ぐらいなので女子の入賞者のタイムが参考に

なります)

 

 

<スタートから5km>

スタート後はゲレンデ登り。

最初は女子の先頭集団についていきましたが、

だんだんきつくなってきたので自分のペース

まで落とす。

 

スタート後2km地点ぐらいのゲレンデ登り。

(オールスポーツさんより購入)
 

ゲレンデ登りから登山道に入るといきなり

激下りからの、滑落の危険もある狭い登山道

の下り。このあたりは一切無理せず、前後の

選手とパックになって進む。

5km通過 39分23秒

 

 

<5kmから10km>

登山道を下り切ると、広い林道に出ていきなり

走れるようになる。さらにロードに出て、

数百mはロードとなる。

この一連の区間は下りで、今大会で最も

スピードを出して走れる区間。

ロードからちょっと階段を上って、今度は

トンネルの中のロード(アプトの道)。

この走れる区間は気持ちよくペースを上げ

ました。

やっぱり私は陸上選手なので、走れる区間

は水を得た魚のように嬉しい。

めがね橋を抜けるところまでは舗装されて

いて、そこから旧中山道に入り再び登山道へ。
旧中山道の登山道を登り始めると10km。

ここが中間点。

10km通過 1時間16分35秒

(この5kmが37分12秒)

このタイムを単純に2倍すれば2時間33分

ぐらいなので、フィニッシュの目標タイム

2時間30分にどれだけ近付けるかという

点では悪くない感触でした。

 

 

<10kmから15km>

この5kmは旧中山道の登山道をひたすら

登る。急登はなく延々と緩い登りが続く。

斜度がきついところは歩きつつ、基本は

ゆっくりでも走り続ける。

延々と登らされるので、徐々に足が削られて

いくのが自分でもわかります。

一番きつい区間でした。

この頃には前後の選手もまばらで、完全な

一人旅に。途中、登りで歩いている時に

携行した水を飲む。

頑張って頑張って、ようやく15km地点に

あるエイドへ到着。

15km通過 1時間59分45秒

(この5kmが43分10秒)

 

 

<15kmからフィニッシュ>

15km地点が今コース唯一のエイド。

立ち止まり、携行していた水を飲む。

エイドで塩タブレット1個をいただき、口に

入れてなめながら出発。

エイドのスタッフと軽く会話をして少し

リフレッシュ。

ここからフィニッシュまでの最後の5kmは

登山道の下りが基本ながら、ちょくちょく

登りもあり、終盤とあって相当にきつい。

下りは走り、登りは歩き、の繰り返し。

もう力が残っておらず、とにかく何とか

フィニッシュまで辿り着きたい一心。

他の選手と競り合う力は残っていません。

ようやくフィニッシュが見えてきた。

手元のストップウォッチを見ると、何とか

2時間40分は切れそう。そこだけは死守

したく最後は振り絞る。

 

 

フィニッシュ。

計測工房スタッフが撮ってくれました。

フィニッシュ 2時間39分4秒

(最後の5kmが39分19秒)

 

 

フィニッシュ後に計測チップを回収

していただいているところ。

 

 

ミドル男子の部

2時間39分4秒

男子総合 44位/480人中

40代男子 13位/151人中

 

目標タイムは2時間30分にどれだけ近付け

るかだったので、2時間39分は御の字です。

総合順位も上位10%以内に入れましたが、

これまで18回のトレイルランニングレース

(スカイランニングレース)に出場してきた

中で初めて上位10%以内に入れたので、

満足感はありました。

 

なお年代別は40代で13位でしたが、私は今

49歳なので来年から50代ですが、このタイム

は50代なら7位でした。

50代になったら年代別の入賞も狙っていき

たいと思っています。

(ちなみに今大会ではミドルの部には年代別

の表彰はありません)

 

 

今大会の3日前に記録会5000mを走って、

19分22秒92のランニング再開後PBを

マークしたばかりの状態でのこのレース

でしたが、何となくわかったこと。

 

トレイルランニングのリザルト向上に

必要な要素の配分は、

走力 :75%

登り・下りの適性 :25%

ぐらいな気がします。

 

これがスカイランニングになると、

走力 :60%

登り・下りの適性 :40%

ぐらいですかね。

 

 

基本的に走力がつけば、トレイルランニング

のリザルトも向上します。

私の場合、登りの適性が全くないので、

走力と下りで勝負するしかないです。

 

今は5000mの走力向上に特化していますが、

ハーフマラソンぐらいまで走れるようになら

ないと、今回のような20kmのトレイルを

走り切るにはまだきつかったです。

 

 

軽井沢トレイルランニングレース、

とても満足できました。

大会関係者の皆様、計測工房スタッフの

皆様、大変お世話になりました。

 

 

 

 

私は新卒からタイム計測の仕事一筋ですが、

社会人になると同時に走ることを辞めて

しまったので、ひたすら大会の裏方専門

でした。

 

大会に関わる者の一般論として、

「参加者目線は大事だよ」

とは昔から伝え聞くフレーズですが、

長年、自分自身は裏方に徹し続けて来ました。

「いや、学生時代に大会に出てたし、わかるよ」

ぐらいに思っていました。

 

42歳から再び走り始め、本日は軽井沢トレ

イルランニングレースに出場してきましたが

「参加者として大会を体験すること」

「社長として自社サービスを自ら体験すること」

の2つは確かに大切だと改めて感じます。

 

結果的に、自分の仕事のクオリティ向上や、

会社の舵取りに良い影響をもたらしますね。

 

 

明日ですが、私・個人的に2025年最初の

トレイルランニングレース出場となります。

 

もちろん自分の会社にタイム計測をしてもらい

ます。計測工房スタッフの皆さん、よろしく

お願いいたします。

 

 

 

 

本日はスピアーズえどりくフィールドにて

月に一度、平日の夜に開催されている

『edogawa長距離トライアル』の5000m

に出場しました。

 

 

本日の目標は先月のこの記録会でマーク

したランニング再開後PBの19分23秒41を

更新すること。大目標は18分台でした。

 
 

レース序盤(家族撮影)。

3分45秒ペースで目標3000mまでは

押すつもりでした。

 

1000m 3分41秒

 

入りの1000mはちょっと速かったと

思います。

 

 

レース序盤(家族撮影)。

2000mの通過タイムまでは目標通りでした。

 

2000m 7分31秒(3分50秒)

 

 

レース中盤(家族撮影)。

2000m以降は徐々にペースダウンし、

なんとか維持しようともがきましたが、

3000mの時点で18分台は無理そうだと

悟り、最低でも19分23秒の更新だけは

死守しようと思いました。

 

3000m 11分30秒(3分59秒)

4000m 15分34秒(4分4秒)

 

4000mの時点で19分23秒の更新は

五分五分の感じ。

 

 

レース中盤(家族撮影)。

 

ラスト1000mは何とか切り替えてペース

を上げるも、フィニッシュ手前200mで後ろ

から2名の方に追い抜かれます。ただ、

そのおかげでラストスパートのスイッチ

が入って最後は1名を抜き返してフィニッシュ。

 

 

 

フィニッシュ後(家族撮影)。

 

5000m 19分22秒92(ラスト1000m3分48秒)

 

先月マークした19分23秒41をギリギリ

でわずか0.5秒ですが更新してランニング

再開後PBを出すことが出来ました。

 

最後、後ろから追い抜かされた方を追いか

けてラストスパートが効いたおかげでした。

感謝です。

 

 

5000mでわずか0.5秒の更新には苦笑い。

 

 

先月の19分23秒41とのラップタイム

の比較。

 

<先月>

1000m 3分46秒

2000m 7分35秒(3分49秒)

3000m 11分34秒(3分59秒)

4000m 15分35秒(4分1秒)

5000m 19分23秒41(3分48秒)

 

<今回>

1000m 3分41秒

2000m 7分31秒(3分50秒)

3000m 11分30秒(3分59秒)

4000m 15分34秒(4分4秒)

5000m 19分22秒92(3分48秒)

 

先月に比べると今回のほうがラップタイム

のバラつきが大きく、きれいに走れません

でした。ギリギリでもランニング再開後

PBを更新できて良かったです。

 

 

今年は6月まで5000mの記録向上を狙う
トレーニングをします。
なんとか18分台を出したいです。
 
 

 

 

 

 

一昨日は和歌山県の那智勝浦町において、
第25回奥熊野いだ天ウルトラマラソン

開催され、計測工房でタイム計測を担当

させていただき、私・藤井が計測ディレクター

を務めさせていただきました。

 

「神に見送られ仏に迎えられるウルトラマラ

ソン」が大会のキャッチフレーズです。

世界遺産の那智の滝(熊野那智大社の御神体)

をスタートし、同じく世界遺産である補陀洛

山寺(ふだらくさんじ)にフィニッシュする

100kmウルトラマラソンです。

神社をスタートし、お寺にフィニッシュするこ

とから「神に見送られ仏に迎えられるウルトラ

マラソン」と呼称されています。

 

 

コースはトレランのような高低差のあるタフ

な100kmで、熊野の山岳地帯を走ります。

 



スタート地点は那智の滝。



スタート前、那智の滝の入口にタイム計測

用アンテナマットを設置し、出走チェックを

おこないました。

 

 

出走チェック風景。

なお、今大会では参加者の皆さんのゼッケンに

装着されたICチップにて計測をおこないました。

 

 

100km部門は朝5時スタート。
ご覧のように本当に那智の滝の目の前から

スタートします。唯一無二、ここにしかない

オンリーワンのロケーションです。

なお、65km部門と80km部門のスタート地点

は離れた別の場所になるため、参加者の

皆さんはバスで輸送されますが、それらの

参加者の皆さんもスタート前に必ず那智の

滝で完走祈願をおこないます。

 

 

スタート後のレース風景。

 

 


今大会ではスタート、フィニッシュ以外に

途中2ヵ所を計測。
こちらはエイド18番折り返し地点です。
(計測工房スタッフU氏撮影)
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置してあります。

 

 

エイド18番折り返し地点にはKAIROS

ロケットが設置されています。

(計測工房スタッフU氏撮影)

 

 

折り返し地点にKAIROSロケットがあるのは

那智勝浦町にロケット発射場があることに

由来しています。




こちらは、エイド27番井鹿会館です。
(計測工房スタッフU氏撮影)
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置してあります。

 

 

 

 

今大会では100kmのコース中に32ヶ所もの

エイドが設置され、各種ドリンクから地元の

食材までふんだんな飲食物の提供があります。

エイドには「次のエイドまであと○○km」、

「次のトイレまであと○○km」などの丁寧

な案内も書かれています。

 

参加者の皆さんからの感想でも「エイドでの

充実したおもてなしが素晴らしい」という

声が上がります。



フィニッシュ地点は補陀洛山寺(ふだらく

さんじ)。
地面にはタイム計測用アンテナマット

設置されています。



世界遺産の補陀洛山寺(ふだらくさんじ)。
建立は4世紀(仁徳天皇の治世)という
由緒あるお寺です。



フィニッシュ地点にコンテナハウスが設置

され、そこが私の仕事場の記録室です。
ここでスタート人数、途中通過情報、フィ

ニッシュ集計などおこないます。



フィニッシュの手前200mほどのところにも

タイム計測用アンテナマットあり。
ここを通過した選手のゼッケンと氏名が本部

テント内のモニターに表示され、MCさん

がフィニッシュする選手の名前を1人1人

アナウンスしてくれます。

 

 

フィニッシュ手前で花一輪が手渡されます。

 

 

花一輪を手にフィニッシュ。

フィニッシュテープを持っている女性たちは

いにしえより伝わる「熊野詣で」の平安装束

に身を扮しています。

フィニッシュテープは優勝者だけではなく、

全完走者に張ってくれます。




フィニッシュすると、「完走木札」を
かけてもらえます。

木札は毎年異なる言葉が添えられ、2025年は

「輝け」。

 



フィニッシュ後は各自のタイムと順位の印刷

された完走証が発行されますが、スタッフが

選手のもとへすぐに手渡しに来てくれます。

なお、完走証が雨や汗などでグシャグシャに

ならないように、1枚1枚クリアフォルダー

挟んで手渡されています。

 

 

フィニッシュ後は飲食サービスがあり、

思い思いにくつろげます。

 

 

飲食サービスで提供されるうどん。

 



今大会では10回完走または5回優勝に

相当する累積ポイントを溜めることにより、

奥熊野韋駄天(いだてん)」の称号が

授与されます。「奥熊野韋駄天」になると

ゼッケンが数字ではなく「名前ゼッケン」

になる名誉が与えられます。
 

 

 

参加者に配布される大会プログラム

「参加者顔ぶれ」には全参加者のコメント

が掲載されています。

 

 

この大会はすべてにおいて手作りにこだわり、
参加者へのおもてなし、ホスピタリティが溢れ

る大会です。
大会は25回を数え、今や全国から600名以上

のエントリーがありますが、10回大会までは

100名以下という小さなウルトラマラソン

だったそうです。

 

中規模クラスでの全国一の手作り大会
30回大会開催
の2つを目標に掲げています。
なお、今大会は25回の歴史を重ねましたが、
民間・非営利の運営でおこなわれており、
情熱と実行力とリーダーシップを持った実行
委員長さんに率いられてここまでやって来られ
ましたが、この先の継続が大きなテーマである
察しています。

それは私自身が、会社を次世代に継承すると
いう課題を持つだけに他人事ではないと感じる
ところでもあります。
 
 
なお、奥熊野いだ天ウルトラマラソンは
スポーツ庁・文化庁・観光庁による「スポ
ーツ文化ツーリズムアワード2022」におい
て「スポーツ文化ツーリズム賞」を受賞され
ています(当時の大会プログラムより)。
これまでの取り組みが国からの表彰という形
で評価されたことは特筆に値します。
 
 
 

 

定点観測という言葉がありますが、長い間、

同じ場を見続けていると、経年とともに

見え方も変わってきます。

 

見ている側の理解が深まっていくからとも、

見ている側が成長(変化)しているからとも

思えますが、それが定点観測ならではの意味

であり醍醐味だと実感します。

 

1つの大会を長い間、見続けていくのも全く

同じことです。