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計測工房社長・藤井拓也のブログ

マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

さる8月3日、長野県の朝日村で開催された

鉢盛山登山マラソンに出場しました。

 

 

今大会は朝日村の村役場をスタートして、

村のシンボル鉢盛山(2447m)の山頂まで

登り、そこで折り返して再び村役場まで

戻ってフィニッシュするレース。

距離38km D±1700mです。

(短い距離の部門もあります)

 

3年連続の出場となりました。

毎年、大きなターゲットの1つとしている

レースになります。

 

 

中央の奥に見えるのが鉢盛山です。あの

山頂まで行って戻ってきます。

 

 

コースは往路の19kmをひたすら登って、

復路の19kmをひたすら下るというもの。

 

特徴的なのが、ロード、林道、登山道という

3つのセクションに明確に分かれること。

それぞれの切れ目がエイドになり、かつ

タイム計測もしてくれるので、スタート

からフィニッシュまでの間の途中5地点

のタイムが出ます。

6つの区間からなるレースと言えます。

 

リザルトデータを見ればレース中の順位の

推移や、区間タイム・区間順位もわかります。

 

 

今回の目標は「昨年のタイム(5時間7分

41秒)を更新するPB」です。そのために

昨年の実績(ペース配分)を基にレース

プランを立てて臨みました。

 

 

今回の必携装備です。(このほかに保険証)
 

 

スタート前。最前列に並ぶ(ゼッケン56)。
(知人撮影)

 

 

(1)第1区間 往路のロード(6km D+200m)

朝6時30分に201人がスタート。

 

 

(大会公式写真より)
 

 

(知人撮影)

 

 

(計測工房スタッフ撮影)

 

 

とにかく第1区間は余力をたっぷり残して

ゆっくり走る意識で。

とは言え今年は5000mの走力が高まっており

(昨年比5000m19分55秒→19分22秒)

昨年よりは気持ち速い感じはありました。

 

 

(大会公式写真より)

 

ほどなく6kmを走り切り、最初の計測地点が

見えてくる。

計測をしてくれている計測工房スタッフに

笑顔で手を振る。

エイドで給水をいただく。

この大会では全てのエイドで立ち止まって

給水を取るようにしています。

 

<第1区間の結果>

・林道ゲート往路

通過タイム 30分35秒

   (昨年30分40秒)

通過順位 24位

 

昨年よりわずかに速い。まあ想定通り。

 

 

 

(2)第2区間 往路の林道(10km D+700m)

林道に入る。10km続く今大会の主要区間。

10kmの間に700m登る。この区間もきつく

感じない程度のペースを保つ意識で。

 

この区間の中間点に給水所あり。しっかり給水

はいただく。

 
走っていて感覚は悪くなかったものの、今年
は次々と後ろから追い抜かされる。

周りが速いのか自分が遅いのか、わからなく

なってきましたが、マイペースは保っていま

した。10kmは長いですが、コースは把握して

おり、あとどれぐらいかはだいたいわかる。

ひたすら我慢して走る。

 

 

往路の林道10kmを走り終えて、スタート

から16km地点、登山口に笑顔での到着。

(計測工房スタッフ撮影)

 

<第2区間の結果>

・登山口往路

通過タイム 1時間49分17秒
   (昨年1時間46分36秒)

通過順位 45位

区間タイム 1時間18分42秒

   (昨年1時間15分56秒)

区間順位 52位

 

この区間が予想外に悪かったです。昨年

より3分近く遅い区間タイムになっており、

この時点で昨年より3分ほどの遅れ。

この区間で20人以上に抜かれました。

(通過順位24位→45位)

とは言え、体調にもレースプランにも問題は

なく、レースはここからなので焦りはなし。

 

 

 

(3)第3区間 往路の登山道(3km D+700m)

いよいよ登山道へ。この区間が今大会の

最大のキーポイントの1つ。

 

(計測工房スタッフ撮影)

 

 

山頂まで3kmで700mを登る。走れるところ

はほとんどない。

「休まない」

「攻めのパワーハイク」

を意識する。とは言え、後ろから多少は

抜かれる。

それでも昨年よりは動けている実感はあり。

めちゃくちゃきつい区間ですが、3度目の

出場なので残りの距離などだいたいわかる。

ひたすら頑張って登る。

後半は折り返して下ってくる上位陣とすれ

違いになるので、だいたいの自分の位置も

把握できる。

 

(大会公式写真より)

 

 

ようやく山頂(2447m)へ到着。

計測工房スタッフに手を振る。

山頂で登頂証を受け取る。

 

登頂証を手に。

(計測工房スタッフ撮影)

 

山頂でも笑顔を出せる。

山頂にはエイドがないので、携行していた

水分を取る(山頂用のために携行)。

 

<第3区間の結果>

・鉢盛山山頂

通過タイム 2時間57分40秒

   (昨年2時間56分16秒)

通過順位 50位

区間タイム 1時間8分23秒

   (昨年1時間9分40秒)

区間順位 61位

 

この区間では5人に抜かれ(45位→50位)、
区間順位も全区間でワーストの61位。

とは言えこれでも昨年より区間で1分速く、

山頂到着タイムは昨年より1分遅れまで

巻き返した。

自分としては良く登れたと思います。

1分は誤差の範囲なのでほぼPBペースと言っ

てよし。

今年は後半勝負と決めていたので、PB更新
の可能性はじゅうぶんあります。

 

 

 

(4)第4区間 復路の登山道(3km D-700m)

いよいよ後半戦、下りが始まる。

この第4区間は「繋ぎ区間」の意識。

急な下りに加え、登って来る選手とのすれ違い

区間なので、無理はしない。

ただし昨年はこの区間が今イチだったので、

攻めの意識は持って走った。

前の選手を次々と追い抜かせたので、後半の

出足としては良い感覚。

 

(大会公式写真より)

 

 

<第4区間の結果>

・登山口復路

通過タイム 3時間32分23秒

   (昨年3時間35分43秒)

通過順位 37位

区間タイム 34分43秒

   (昨年39分27秒)

区間順位 28位

 

この区間は想定外に良かったです。

13人を抜かしていました(50位→37位)。

区間タイムで昨年より5分速く、ここで一気に

PBペースを3分も上回りました。

 

 

 

(5)第5区間 復路の林道(10km D-700m)

この区間が勝負の区間。

昨年は最終6区に備えて力をセーブしたものの、
結局セーブしても最終6区はペースダウンする
ことがわかったので今年はリミッターを外す。

 

10km続く下りの林道はひたすら走れる。

 

今年もどんどん前の選手を追い抜く。

登りであれほど置いて行かれたのに、ここ

では全く反対の立場となり面白いように順位

が上がります。

 

中間点のエイドもきっちり給水をいただく。

 

長い10kmですが、コースは熟知しており、

残りの距離もわかるので、後半はきついものの

うまく力を使い切り林道ゲートへ到着。

 

<第5区間の結果>

・林道ゲート復路

通過タイム 4時間21分36秒

   (昨年4時間30分49秒)

通過順位 28位

区間タイム 49分13秒

   (昨年55分6秒)

区間順位 16位

 

今年の今大会のベストパフォーマンスでした。

この区間で9人を抜かし(37位→28位)、

区間順位は今大会最高の16位でした。

区間タイムが昨年より6分も速かったです。

この時点でPBを9分も上回っており、更新は

100%確信。

それどころかフィニッシュタイム5時間切り

ができそう!
5時間切りを達成する千載一遇のチャンスが
到来!
目標を一気に5時間切りに変更。
 
 

 

(6)第6区間 復路のロード(6km D-200m)

いよいよ最終区間。あとはロードを

6km走ればフィニッシュ。

この最終区間のロード6kmがこの大会では

凄くきつい。下り基調なのだけど、体感的

にはそれほど下っている感はなく平坦に近く、

何なら微妙な登りもところどころある。

また、先ほどまでの林道は日陰だったのが

ロードは直射日光で灼熱となり暑い。

走り始めこそ勢いを保てたが、ほどなく

ちょっとした登りをきっかけにペースが鈍り、

ジョグペースになる。3年連続で同じ展開。

 

しかし5時間切りを何としても達成したい。

体はすでに走ることを拒否しており、

「歩きたい」

「止まりたい」

しかし、5時間を切りたい。

無理やり、スロージョグを続ける。

嫌がる体を意志の力だけで走らせる。

 

そしてフィニッシュ前に500mぐらい続く
登り。ここは全歩きと決めていました。
この時点で時計は「4時間52分」。
全歩きしても5時間は切れると確信。
 
すると坂の後半で、知人が応援のために待って
いてくれました。
もうゾンビ状態で返事もできなかったのですが
再び走り出すことができました。
フィニッシュまであと300m。

 

知人の応援で坂の後半から走り出すことが

できました。

 

あとはフィニッシュまで300m。

5時間切りも確実!

 

 

5時間切りのPBが嬉しくてフィニッシュは

ガッツポーズできました。

(計測工房スタッフ撮影)

 

 

(大会公式写真より)

 

 

レースディレクターとハイタッチ。

(計測工房スタッフ撮影)

 

 

(大会公式写真より)

 

 

リザルトは

4時間58分43秒 PB

(昨年5時間7分41秒)

男女総合 28位/201人

男子 26位/175人

男子40歳代 12位/59人

 
PBを大幅に8分58秒更新して5時間切り
を達成しました。
順位も過去最高でした。
 

 

<第6区間の結果>

最終区間は

区間タイム 37分7秒

   (昨年36分52秒)

区間順位 43位

 

最終区間は昨年とほぼ同じタイムでした。

この区間は3年間ほぼ同じタイムです。

 

 

6つの区間の通過/区間順位は、

第1区間(往路のロード6km)24位/24位

第2区間(往路の林道10km)45位/52位

第3区間(往路の登山道3km)50位/61位

第4区間(復路の登山道3km)37位/28位

第5区間(復路の林道10km)28位/16位

第6区間(復路のロード6km)28位/43位

 

 

今回はPB更新が目標で、無事に9分近く更新
して5時間切りまで達成できて満足です。

しかし、前半の登りで遅れ、後半の下りで

巻き返すという私の鉄則パターンが見事な

までに具現化されたレースでした。

 

 

 

※次回参加への備忘録

・今年から必携装備が増え、昨年はウエスト

ベルトで走ったが、今年はザックに変更。

 

・レース中、水分以外に摂取したのは持参した

ジェル1つ、塩タブレット1つだけ。あとは水分

のみで大丈夫だった。

 

・今回も足が攣ることはなかった。

 
・第1区間(往路のロード6km)は無理しな
 かったが、もっと抑えても良いだろう。
 第1区間でのタイム差は全体からすれば、
 ほぼ誤差である。
 
・第2区間(往路の林道10km)は想定外に
 昨年より遅くなった。
 第1区間を抑えることで改善できるか。
 この区間は所用時間が長いので全体タイム
 への影響は大きい。
 
・第3区間(往路の登山道3km)は想定通りに
 昨年より頑張って昨年より速くなった。
 苦手なのだが自分なりに頑張るしかない
 区間。
 
・第4区間(復路の登山道3km)は想定外に
 昨年より速くなった。繋ぎ区間なので無理は
 不要だが。
 
・第5区間(復路の林道10km)は想定通りに
 昨年より頑張ってベストパフォーマンスが
 出せた。この区間で勝負をし、第6区間の
 ことは考えないのが吉。
 

・第6区間(復路のロード6km)は今のところ

 なすすべなし。

 第5区間で出し切る分、反動で全く走れない。

 しかし第5区間をセーブしたところでこの

 区間は走れないので、それなら第5区間で

 出し切るが吉。

 

・来年以降も無理せずPB更新を狙いたい。

 夢はサブ4.5(4時間半切り)か。

 

・毎回感じるが、この大会はフルマラソン

 向けの練習が最も効果的だと思う。

 (まだフルマラソン向けの練習をした

 ことがありません)

 

 

 

 

昨日、鉢盛山登山マラソンを選手として

走って来たのですが、会場に掲示されていた

地元の子供たちによる応援メッセージの1つ。

 

全力疾走するバカになれ!!

 

とても良かったです。

 

 

鉢盛山登山マラソンは38kmという距離の中、

コースも変化に富んでおり、

 

「いかに頭を使うか(=レースをマネジ

メントするか)」

 

はカギですが、そんな中でも最終的には

肉体の限界との勝負になるので、最後に

リミッターを外せるバカになることはとても

重要です。

(もちろん安全第一に完走目的での参加

ならそこまでバカになってはいけません)

 

そんなことまで考えられての応援メッセージ

ではないことは百も承知ながら、結果的に

本質を突いているなあと感心しました。

 

 

 

 

 

 

8月になると自然と夏休み気分が高まり

ますが、さらに計測工房は一年で最も

仕事が少ない月なので、解放感が特別な

月です。

 

余談ですが、この週末(2025年8月

2~3日)に計測工房は3大会を計測し

ましたが、それぞれ担当してくれた

3名の社員の皆さんは、8月はもう現場

はありません。(そのぐらい8月は仕事

が少ない)

 

私個人は、今年の夏は仕事をガッツリ

やります。閑散期にしか出来ない雑務

が溜まりに溜まっているので・・・。

 

 

 

写真は明日出場するレースの必携装備です。

(これ以外に保険証も)

 

ところで私はレース前になると、故障して

いるわけではないのに足が痛くなります。

今に始まったことではなく、学生時代から

ありました。

 

ファントムペイン(幻肢痛)です。

(本来の用語としては、事故や病気で手足

などを切断した後に、失ったはずの部位に

痛みを感じる現象のこと)

 

レース前のファントムペインは、足を故障

しているわけでもないのに、さも故障した

かのような痛みを覚える現象のことを勝手

にそう呼んでいるだけです。

レースが終わるとケロッと直るので、幻と

呼ぶにふさわしいと思います。

 

学生時代はファントムペインがわからず、

本当に故障したのかと不安になり、必死に

ケアしたものです。

今ではファントムペインだとわかっている

ので完全に無視します。

 

さて明日は、3度目の出場となる鉢盛山登山

マラソンです。

 

 

 

 

 

 

昨日ですが長野県の白馬村で打ち合わせ

でした。夏空に白馬三山が見事でした。

 

 

白馬村と言えば長野県を代表する山岳

リゾート地の1つです。

 

 

計測工房は過去に何度か計測の仕事で

白馬村とはご縁がありました。

 

・マウンテンバイク

・ランニングイベント

・スノーボードイベント

・スキーモ(山岳スキー)

 

といった仕事でした。

 

 

昨年(2024年)は、白馬村で開催された

スキーモ(山岳スキー)日本選手権を

計測させていただきました。

 

 

今回は意外にも計測工房としては初めて

白馬村でのトレイルランニングの仕事に

なります。

 

 

 

今週末(2025年8月2-3日)の

計測工房は3大会を計測します。

 

8/2(土)

いいたてナイター駅伝
(福島県)

 

8/2(土)

野沢トレイルフェス
(長野県)

 

8/3(日)

鉢盛山登山マラソン
(長野県)

 

 

昨年(2024年)の鉢盛山登山マラソンより。

村役場をスタートし、標高2447mの鉢盛山の

山頂まで行って折り返し、再び村役場に戻って

くる山岳レースです。

 

 

 

計測工房では年間に170大会を計測して

ますが、そのうち9割方の仕事は標準の

フォーマットの範囲内で対応しています。

 

逆に言えば標準のフォーマットの範囲内で

対応するから数をこなせると言えます。

 

時おり標準のフォーマットを逸脱する仕事が

ありまして、それらは物凄く手間暇がかかる

のですが、そういう時こそ手持ちのリソース

をどう組み合わせて最適解を出すか考えるの

は醍醐味と言えます。

 

本日はそんな大会の打ち合わせでした。

 

 

「目の前に課題があり、それを解決

すべく動いている」

 

あるいは、

 

「会社をより良い状態まで持っていき

たい」

 

というようなことは毎日思っていますが、

会社経営をしていると未来永劫に消える

ことはないことを自覚しています。

 

仮に、一時的にせよ、それらが解消された

安住の状態が訪れたとしたら、それはすで

に次なる試練(下り坂)の始まりだという

ことも経験し理解しました。

 

そういう意味では一時的とて安住の状態は

望ましくないとすら思います。

 

現実的には、「課題がありつつも、ある

程度の安住の状態」というところが落とし

どころでしょう。

 

 

 

コロナ以降の話なのですが、長いブランク

を経て受注が復活するというケースが3件

も発生しています。

 

 

A大会

2010年以来、2020年に10年ぶり受注復活


B大会

2013年以来、2025年に12年ぶり受注復活

 

C大会

2014年以来、2025年に11年ぶり受注復活

 

 

10年以上のブランクを経てからの復活受注は

上にあげた3件です。コロナ前にはそのような

事例はありませんでした。

長く会社を続けていると、こういう変化もある

ものだなあとしみじみ実感します。

 

 

 

 

7月も終盤へ。会社全体としては閑散期で

あり仕事が少ないのに、私個人としては

色々とやることが多くて多忙なままでした。

 

閑散期は目の前の実務から解放されて、

普段は後回しにしているタスクに手を付け

たいと思っているのですが、進捗は今一つ。

 

8月にどれだけ挽回できるか。