
昨日(2022年5月29日)開催された
たかやしろトレイルランニングレース
に選手として出場してきました。
そのレポートです。
昨年(2021年)一年間、故障に苦しみ、
レース出場は1年6か月ぶりのことでした。

標高1351mの高社山(こうしゃさん)の山頂
まで登って下りてくる12km +990mのショー
トレースです。
2020年に同レースに初出場しており、その時
のリザルトは下記でした。
<2020年リザルト>
記録: 1時間42分40秒
男子総合: 121位/278人中
40代男子: 22位/68人中
今回は2年前のタイムを上回ることが目標。
とは言え2020年の同レース出場の2か月後から
右膝の腸脛靭帯炎の故障に苦しみ、2021年を
棒に振ってから、ようやく2022年1月から練習
再開しての5か月でこの日を迎えた流れでした。
この5か月は基本ジョグのみで、4月からヒル
スプリントを加え始めたところ。
今大会の1週間前に1000mのタイムトライアル
をしましたが予想よりはるかに遅い3分20秒を
要したので(故障前の推定走力は3分10秒位)
思ったほど走力は回復していないと感じていま
した。
そんな流れから迎えたこの日でしたが、今は
故障の痛みもなく走れることに何より感謝し、
全力で攻めようと決めていました。
今大会では自分独自にラップタイムを取る
チェックポイントが3ヶ所あり、2年前と比較
しながら記します。

2020年に出場した時はコロナ禍対応で少人数
ずつのウェーブスタートでしたが、今回は本来
の一斉スタート。トップ選手のスピードや走り
を体感できるのが楽しみでした。
スタートからペースを抑えすぎず、攻めぎみ
に突っ込みました。女子のトップ選手と同じ
ぐらいで行きたいと思っていましたが、実際
最初の1kmは女子のトップ選手たちと同じ
ぐらいのペースでした。

■第1チェックポイント
スタートしてゲレンデを2km登ったところが
高社山登山口。
・2年前 15分7秒
・今回 13分50秒
積極的に攻めたのでこの区間は2年前より大幅
に速く入れました。
登山口から登山道へ入り、本格的な登りに。
しかし最初のゲレンデで心拍はすでにMAXに
なっており、登山道は最初からパワーハイク
(早歩き)でいくことにしました。
2年前はこの登山道も走れていたのでここで
タイムがどうなるか。
ひたすらパワーハイクで登り続けるも心拍
は一向に下がらず、常にきつく、目安にする
前の選手についていこうとしても、引き離さ
れていくことがしばしば。
ただ勝負は後半戦の下りだと強く意識して
いたので気持ちだけは切らしませんでした。

■第2チェックポイント
高社山山頂(標高1351m)。
2年前 55分46秒(この区間40分39秒)
今回 57分9秒(この区間43分19秒)
ようやく山頂に到着。この区間は2年前
よりタイムを落としてしまいました。
ここで登りは終わり、いよいよ後半戦へ。
距離は残り7km。
気持ちはまだ切れていません。
本格的な下りに入るまでに1kmほど山の
中をトラバースする区間が続きますが、
この区間で走り始めてからも、心拍が全然
下がらず思うように走れないことに気付き
ます。特にちょっとでも登りになると体が
ピタッと走ることを拒否する状態。
これは予想外に下りも苦戦しそうな気配。
やがて本格的な下りが始まります。
下りは「もののけトレイル」と呼ばれる
森の中を抜けて、やがて林道に変わります。
下りが続いている区間は何とかスピードを
出せます。元陸上選手なのでスピードを出し
て走り続けることは強み。
山頂までは周囲の選手から抜かれる一方でし
たが、下りに入ってからは少しずつ抜き返す
場面も出てきました。これは想定通りで下り
で順位を巻き返すのが戦略でした。

もののけトレイルにて。(大会公式フォト)
■第3チェックポイント
下りの林道を終えてゲレンデに出たところ。
2年前 1時間27分5秒(この区間31分19秒)
今回 1時間27分32秒(この区間30分23秒)
意外なことに山頂からのこの区間は今回の
ほうがタイムが速くトータルでも2年前とほぼ
同じ通過タイムになりました。
2年前のほうが体感的にははるかに走れていま
したが「もののけトレイル」のサーフェスの
スリッピーさにかなりブレーキをかけていた
記憶があり、今回のほうが攻められたのかも。
実はこの地点ではラップタイムを見なかった
ので、見ておけば良かったです。
ゲレンデに出てからは、1kmほどトラバース
区間で登り基調に。今回はこの区間で万事休す
でした。登りになると体が走ることを拒否。
ここまで来るとパワーハイクも出来ずただの
歩行になりました。
この区間では再び周囲の選手に抜かされます。
そしてトラバースを終えると最後はゲレンデ
を2km下るだけで、ここは全力でラストスパ
ートする区間ですが、この日はもう力が何も
残っておらず、得意な下りなのにジョギング
状態でしか走れず。

フィニッシュ!
2年前 1時間42分40秒(この区間15分35秒)
今回 1時間47分40秒(この区間20分8秒)
タイムは2年前よりジャスト5分落ち。
最後の区間だけでこのタイム差になりましたね。

<今回のリザルト>
記録: 1時間47分40秒
男子総合: 89位/163人中
40代男子: 12位/36人中
<2020年リザルト>
記録: 1時間42分40秒
男子総合: 121位/278人中
40代男子: 22位/68人中
ということで、2年前のタイムを上回ること
は出来ず、男子総合順位でも2年前は50%
以内に入れましたが、今回は入れず。
完敗でした。

走り終えて放心状態のところ・・・。
結果は不本意ですが、出し切った満足感
はあります。
何はともあれ、1年6か月ぶりにレース出場
できたことが嬉しいです。
仕事柄、自分がレースに出られる機会は
非常に限られますが、真剣にトレーニング
をして、レースで真剣勝負をする醍醐味は
人生の趣味として続けていきたいです。
2年前は週に1回インターバルトレーニング
を続けてきた状態でこの大会に出ました。
2022年のトレーニング再開後はまだ一度も
インターバルのようなVO2Maxを鍛える
メニューをやっていません。
今回はスタートからフィニッシュまで心拍
が上がりっ放しで全然走れなかったので、
VO2Maxを鍛えることなしに戦うことは
出来ないことを実感しました。
今46歳ですが、アスリートとしては60歳
を競技力のピークにもっていくべく、あと
10年以上あるので、ゆっくりと向上させて
いきたいと考えています。
終わりに、
トレイルランニングのレースが開催できる
のは主催者がコースを用意してくださる
からで、大会のために草を刈ったり、藪を
払ったり、コースを整備してくださるから
選手はレースを楽しむことができます。
そのことに感謝を忘れないようにしたい
と思います。
そして、今回も皆さんに私の写真を撮って
いただき、ありがとうございました。