相談を受けてからプロダクトを生み出してきた会社 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

計測工房という会社の特徴として、自ら

「こんな革新的なサービスを作りました!」

と世に新プロダクトを出すのではなくて、

あくまでもクライアント様側から、「こんな

相談があるんだけど出来ますか?」と

投げかけていただいたことに対して、

新しいハードなりソフトなりを生み出して

対応してきた会社だと言えます。

 

その歴史を振り返ってみます。

 

 

■アンクルバンド

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トライアスロン用の計測で使うアンクル

バンド(足首に装着し、中に計測チップ

を入れてあるもの)は、同業他社さんの

ものを参考にしつつも、ウェットスーツ

メーカーさんに直接交渉して制作した

計測工房こだわりのオリジナル。

トライアスロンの計測に本格的に関わる

ようになって生み出しました。

 

 

■乗馬エンデュランス競技計測ソフト

乗馬エンデュランス競技の計測ソフトは、

ゼロから作ったオリジナルソフト。

乗馬エンデュランス競技の計測ルール

の複雑さは特筆ものでした。

 

 

■TRAIL SEARCH

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ロングのトレイルランニングレースで使わ

れるWEB速報 兼 人数管理システムの

『TRAIL SEARCH』もクライアント様の

要望から生まれました。

ちなみにその後、このインターフェースは

同業他社さんにも模倣されましたので、

優秀だったのだと自負(笑)。

真似されてこそ本物です。

 

 

■フェンス型アンテナ

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富士登山駅伝の下りの「大砂走り」地点

では地面にマットを固定することは不可能

なため、フェンス型アンテナを考案し制作。

 

 

■雪中アンテナキット一式

Red Bull Snow Charge(雪上レース)で

は通常の公式レースとは異なり、レース

直前にしか設営が出来ない条件下で、

雪の中にアンテナケーブルを埋める

専用キット一式を考案し制作。

 

 

■オーバーヘッドアンテナ

水上でフィニッシュするSUPレースでは、

頭上のアーチにアンテナを設置する

オーバーヘッドアンテナを制作。

 

 

変わった計測ばかりやってきたな笑。

 

いずれも、「これを作ったら、●年間で

●回運用して、元を取る」とかあまり

重視していないです。

結局その対応能力というか応用能力

が重要だと思っていて、「計測工房に

頼んだら何とかしてくれる」と評価して

いただける会社でありたいです。