私は日本全国のスポーツイベント現場で仕事をしてきているわけですが、
おかげさまでほとんどの都道府県を訪れたことがあります。
今のところ、プライベートも含めて一度も足を踏み入れたことのない県はあと5県。
そのうち1県には来月に仕事で初訪問しますので、あと4県になります。
明日は某県に出張。この県は2回目でしょうか。しかし前回の訪問は20世紀だった
ので、かなり久しぶりです。
明日は非常に重要な案件のプレゼンテーション(デモンストレーション)になります。
クライアント様のご期待に沿えるよう頑張ります。
さて、本日読了した本、
本多さんは幕末(慶応2年(1866年))に生まれ、戦後まもなく(昭和27年(1952年))
亡くなられており、この本は今から60年近く前に著されたものですが、現在でも普遍的に
通じる内容を多分に含んでいます。
・正しい科学的人生観に立脚した「人生計画」は我々がそれぞれ一代の人生を築く上に、
必要である。
・人生計画は決して人生の自由を束縛するものではなく、かえってその拡大充実をはかる
自由の使徒である。計画なくして自由なし。
・人生計画の実行によってもたらされる効果、
①仕事の順序を誤らず、おのおのの仕事の段階を秩序整然たらしめる。
②無駄、無理がなく、仕事の出来高が増え、質もよくなる。
③仕事の結果が推測できるので、進行を制御でき時間と労力が著しく節約できる。
④常に前途に希望を持ち、現在に安堵し得て、焦慮と苦悩と疲労から免れられる。
⑤可及的速やかに成功し、健康長寿、福徳円満に一生を過ごし得る。
・人生は、生ある限り、これすべて向上への過程でなくてはならない。社会奉仕への
努力でなければならない。年老いたからといって安穏怠惰な生活を送ろうとするのは
人生の退歩を意味する。
・人生計画の区分、
①教練期(6歳-20歳)・・・人間らしく働くための準備。
②勤労期(21歳-65歳)・・・身のため国のために働き、名利を蓄積する。
③奉仕期(65歳-85歳)・・・名利に超越して、世のため人のために働く。
④楽老期(85歳-120歳)・・・働学併進、努力道楽の晩年を楽しむ。
・人生にとって体験ほど尊いものはない。体験はすべての知識、学問、考察にまさる
人生の収穫である。老人の最も有意義な生き方は、その体験を後進者のために
できるだけ生かして使うことである。
・自己の実力と才能と健康と境遇とを参酌して、時世に最も適した人生計画を立てる。
・処世九則、
①常に心を快活に保持すること。心の持ちよう一つで、常に快活に面白く働ける。
②専心その業に励むこと。ひとたび職業に就いたならば、専心その業に勉励すると、
いつしかその職業を趣味化、道楽化し、容易に成功が得られる。
③功は人に譲り、責は自ら負うこと。特に多数の部下をもって、それを愛するならば。
④善を称し悪を問わないこと。相手の悪いところに気付いても見過ごし、よい面だけを
称すること。
⑤本業を妨げない好機は逃さないこと。専門以外、本業以外について知る適当な
機会があったらできるだけ見聞し把握すること。逆に投機や賭博には手を出さないこと。
⑥常に普通収入の1/4と臨時収入の全部を貯蓄すること。
⑦人から受けた恩は必ず返すこと。
⑧人事を尽くして時節を待つこと。順境のときは積極的に動き、逆境のときは退いて
実力を蓄える。「時を見る」のと「時を待つ」ことが成功の秘訣である。
⑨原則として個人間に金銭貸借をおこなわないこと。
・職業は、生活(人生)の根底をなすのみでなく、人生(生活)の向上も文化の進歩も、
すべてそれぞれの職業を通じてなされる。職業的貢献は人間の生存権利であり、
生存義務である。
・職業の精進によって初めて人格は磨かれ、広範的確な生きた知識を獲得することが
できる。学校教育はその準備に過ぎない。
・自分の当面した仕事を天職と確信し、命運と甘受し、努力するならば、やがて「職業の
道楽化」が達せられる。ここまでくれば、人と職業が一体化されて、その大成功は
間違いない。
・貧乏は発奮の動機となり、失敗は成功の母となる。貧乏や失敗にこそ、人間を大成に
導く萌芽が含まれている。したがって、いたずらに若人の失敗を救済したり、恩恵を
与えることは、いつまでもその人を一人立ちさせないことに繋がりかねない。
・いかに子孫が可愛いからと言って、財産を残して与えようという考えは捨てて、むしろ
子供自身が必要な財産を自ら作り得るよう教育し、親の財産などは一切あてにしない
人間にすることが重要である。
・総じて老いることが遅い人は、それだけ何かしらの生存理由を持っており、若い人々
に混じって、若い人々におとらず活動を続けている人だちである。
・120歳を目標に立てた人生計画も、その途中で寿命が尽きたところで未完成ではない。
いつどこで人生が打ち切りになっても悔いがないよう、人生即努力、努力即幸福に
努める。
この本が著されて60年近く経った今もなお、まったくもって普遍的ではないでしょうか。
もちろん時代背景の相違によるニュアンスの違いはありましたが、本質的な部分での
大切さは全く色あせていないと思います。
それでは明日は出張です。
