本日のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 」はハイパーレスキュー部隊長の宮本和敏さん。
宮本さんは部下を率いていく流儀として、自らが部下の範となるよう努められていました。
知識、経験、身体能力・・・、いずれをとっても部下に劣らない実力を常に磨き続けることで
無言の説得力というものを身にまとっていらっしゃるように見えました。
これは言うは易し、おこなうは難しだと思います。
一人の職業人として実力を高めていくことは誰しも出来ます。
そして、その実力が認められ、あるときからポジションが上がり、部下を率いていく立場に
変わっていく人がいます。そのとき、一人の職業人から管理職(マネージャー)に移行
していく中で、職業人から管理職へと脱皮するということは、組織の中では一般的だと思います。
職業人と管理職とでは、求められる職能や思考が明らかに異なってくる以上、仕方がない
ことかも知れません。その中で、管理職に脱皮したがゆえに、以前の職業人としての実力は
さび付いてしまう、あるいは職業人としての成長がストップしてしまうということも一般的だと
思います。管理職(マネージャー)は自分よりも有能な部下や、自分の持っていない能力を
持っている部下を率いて、組織としての結果を出すことが求められるとも言えます。
しかし、今回登場された宮本さんは、管理職になっても、職業人としての実力を磨き続け、
部下たちに伍していくという姿勢を貫かれています。これは非常に困難な道であると思います。
単純に管理職に脱皮してしまうほうが易しいと思います。
しかし、ここに私は共感すべき流儀を見ました。
私も、経営者 兼 計測ディレクターです。
決して純粋な経営者に脱皮するつもりはありません。この「兼」という部分を貫いていきます。