個人事業主としての仕事をしつつ、会社設立の作業。
まさに両立状態です。仕事を途切れさせたくなかったこともあるのですが、やはり楽では
ありませんね(笑)。
本日は会社ロゴのデザイン打ち合わせの第2回目。方向性はかなり見えてきましたので、
デザイナーさんに期待です。なんとか5月末には完成させたいと思っています。
本日読み終えた本、
ジェームズ・C・コリンズと、ジェリー・I・ポラスの「ビジョナリーカンパニー」です。非常に肉厚骨太で、
読むのに数日かかってしまいました。(この本だけを集中して読むのはかなり精神的にこたえるので、
同時並行で他の本も読んでいました)
このブログ(アメーバブログ)を運営しているサイバーエージェント の藤田晋 社長の著書「渋谷で
はたらく社長の告白」の中で、藤田社長が起業前に読んだ本として挙がっていた本です。
ビジョナリーカンパニーとは、ビジョンを持っていて、未来志向で、先見的で、業界で卓越しており、
同業他社の間で広く尊敬を集め、大きなインパクトを世界に与え続けてきた企業のことだと書かれて
います。具体的にビジョナリーカンパニーとして定義される企業と、その比較対象企業とが実例で
微細に渡って分析されています。ちなみにビジョナリーカンパニーとしては、3M、ボーイング、
フォード、GE、ヒューレット・パッカード、IBM、ジョンソン&ジョンソン、モトローラ、ウォルマート、
ウォルト・ディズニー、そして日本のソニーなどが挙げられています。
・ビジョナリーカンパニーを築くには素晴らしいアイデアも、カリスマ的指導者も必要ない。
・ビジョナリーカンパニーでは企業そのものが究極の作品である。
・ビジョナリーカンパニーでは優秀な経営者が続き、継続性が保たれるが、それはこうした企業が
卓越した組織であるからである。
・ビジョナリーカンパニーでは基本理念の力が比較対象企業よりもはるかに強い。
・収益力は会社が存続するために必要な要件であるが、ビジョナリーカンパニーにとっては、それ
自体が目的ではない。
・ビジョナリーカンパニーは、価値観を守ることと、現実の解決策を見つけることを両立する。
・ビジョナリーカンパニーでは、理念の是非が問題なのではなく、理念をどこまで貫き通しているか
が問題である。
・ビジョナリーカンパニーの基本的価値観は、理論や外部環境、時代の流れ、流行に左右されない。
・ビジョナリーカンパニーは、基本理念以外のすべてを変えて前進するが、基本理念だけは変えない。
・ビジョナリーカンパニーは、基本理念と進歩への意欲が、陰と陽の関係にあり、相互補完し合う。
・ビジョナリーカンパニーは、カルトのような性質を持っており、自社に合わない社員は居られない。
・ビジョナリーカンパニーでは、経営陣は生え抜きで育つものであり、社外から招く必要は全くない。
・ビジョナリーカンパニーは決して安心感を持たず、常に不安感を作りだし、自己満足に陥らない。
・ビジョナリーカンパニーになるには、厳しい自制、猛烈な仕事、絶えざる努力がいやというほど必要
である。そこに近道はなく、しかも成功を収めてもそれが終点になることはない。
・ビジョナリーカンパニーになるためには、①基本理念を持つ、②進歩への意欲を持つ、③すべての
要素に一貫性を持つ。
膨大な事例を分析して得られているだけに非常に説得力に富んでいました。
なるほど、経営者であれば考えさせられる本でした。
(これは上場しているような大企業だけに当てはまる内容ではなく、本質としては規模を問わないもの
でありましょう)