ビジネススタイル | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

私の前勤務先は本日が実質の仕事始めだったので、私にとっても本日が実質的に仕事始めでした。

退職して個人事業主になってからも当たり前のように前勤務先に出勤していますが、こうして前勤務先に

出勤することも、あと2~3ヶ月のうちにだんだん少なくなっていくでしょう。



さて、本日読み終えた本は、小阪裕司 氏の「自分らしく稼ぐ」です。

小阪裕司「自分らしく稼ぐ」
先月(2006年12月4日)のセミナー にて小阪先生とは初めてお会いさせていただきましたが、小阪先生の

提唱されるビジネススタイルは、私にはとても合っているようです。スッと腑に落ちてきます。

今の私は駆け出しの小僧も同然であり、こと読書においては、ひたすら濫読しなければいけない時期だと

思っていますが、どうも小阪先生の提唱されるビジネススタイルは、長きに渡っての軸になりそうな予感が

いたします。さて、本書。


 ・モノが動くためには人が動かなければいけない。したがって、本当に考えなければいけないのは、

  モノの売上をつくるためには「モノをどう売るか」ではなくて、「モノを買ってくれる人をどう動かすか

  である。

 ・ビジネスで動いているのは人間であるという視点。しかし、一方でビジネスで動いているのは金である

  という視点もあり、つまり世の中には2つの異なった視点がある。

 ・そもそもビジネスの基盤である資本主義も2種類ある。いわゆるグローバル経済とされている世の潮流

  であるところの市場原理主義、利益最大主義、効率重視主義は「アングロサクソン型」あるいは「ネオ・

  アメリカ型」と呼ばれるもの。それに対して、もうひとつの資本主義が「ライン型」あるいは「日本型」である。

  果たして自分はどちらの成功を目指すのか、によって全ては変わってくる。いずれにしてもビジネスの

  成功は1つではない。

 ・小阪流のビジネススタイルにおける成功の定義とは「仕事を通じてよりよく生き、価値ある人生を刻むこと

  である。そしてその価値とは「自分が出来ることをすることで、それが誰かの役に立つ」ということ。

 ・小阪流のビジネススタイルを営む人々の8つの習慣。

  ①満足主義でビジネスをする、②無駄に見えることをする、③テクニックは追わない、④長期的視野で

  ビジネスを見る、⑤「カッコいい」か「カッコよくない」かで考える、⑥競争しない、⑦十分に稼ぐ、⑧マスター

  である

 ・小阪流のビジネススタイルの4つの原則。

  ①絆を創る、②世界を売る、③伝道する、④コミュニティを育む

 ・小阪流のビジネススタイルでは、「お客さんの気持ちを動かし、行動してもらうための仕組み」によって

  キャッシュを生む。


小阪先生の提唱は、学術としてのアカデミックな背景と、ビジネスの現場のリアルな実績との両輪によって

説得力を持っており、その上、その内容が私にはとても合うように感じます。