フランス・ブルターニュ地方で、フランス人夫と2人で暮らしています
こんにちは
そういえば去年のクリスマス、
夫からマドレーヌの焼き型をもらいました。
あれから9ヶ月が経ち、
私はついに理解したのです。
あの時夫は、マドレーヌを焼いて欲しかったのだと。
(恐ろしく長いタイムラグ)
仕方がないのでマドレーヌ、
アラン・デュカス氏のレシピで作りました。
日本にもチョコのお店を出店している
フランス出身の有名シェフらしいです。
材料はこちら:
- たまご 2個
- グラニュー糖 87g
- 牛乳 33g
- 小麦粉 125g
- ベーキングパウダー 5g
- 溶かしバター 125g
- バニラビーンズ または すりおろしたレモンの皮
お砂糖87gとか、牛乳33gとかも
ちょっと気になるところですが、
それよりもマドレーヌって
小麦粉と同量のバターを使うんですね!
間違いかと思って他の人のレシピも
5つほど見てみましたが、全部こうなってました。
そりゃあ美味しいわけだ
材料を順番に混ぜたら生地を冷蔵庫で24時間(!)
寝かせると書いてありましたけど、
無視して数時間にしました。
型に入れたら225℃のオーブンで2分程焼いた後
オーブンの熱を切り、5分ほどそのままにして
焼き色がついたら出来上がり。
なんということでしょう〜
うっすら焦げているようにも見えますが
外側がカリっとしていて、でも中はしっとり。
ところで、日本でマドレーヌというと、
あの貝の形の面が表になってますが
フランスでは貝の面が下になっていることが
多いです。
ボンヌママンも、
Ker Cadélac も Armor Délice も
マドレーヌはみんなこの向きです。
※画像はそれぞれの公式ホームページより
どうせ見えなくなる部分を
わざわざ貝の形にするのは何故なのか?
フランス人夫に訊いてみました。
「置いた時にグラグラしないように安定させるため」
だそうです。
マドレーヌの貝の形は
滑り止めのためだった!
※諸説あります