フランス・ブルターニュ地方で、ケチなフランス人夫と2人で暮らしています
続きです。
フェスティバルのステージで演奏していた、とっても若いアイルランドのお嬢さん達のグループ、Gluais。歌も楽器もとっても良かったし、アイリッシュダンスも見れて、私は大満足でした。
曲ごとにソロの子が入れ替わるシステムが、ちょっと学芸会っぽいところも萌えポイント ダンスがない曲ではダンス担当の子は楽器の演奏やコーラスに戻ります。
私は今アラフォーなので、というか、あと少しでアラウンドじゃなくて、もろフォーティ、モロフォー?
なのでね、こんなに才能溢れるお嬢さんに向かって、厚かましいのは重々承知の上なんですけれど、なんだか自分の娘とか姪っ子を見てるような気持ちにもなって(娘はいないけど)、なんかもう、無条件に可愛いのが4割くらいあって.......
.......好き
そんな訳で、勝手に感情移入しながら楽しく鑑賞していましたが、すぐ近くにいた若者男子グループが、調子に乗っちゃって、静かな曲の時にわざと奇声をあげたり、英語で話す彼女たちをバカにしてみたり、挙げ句の果てには、なんと大声でステージ上のお嬢さん達の品評会を始めたのでした!
(この若者達も、お嬢さん達と同年代だと思われますが、不思議なことに、こういう時は自分の息子や甥っ子みたいだなんて1ミリも思わないんですね。)
若者グループのすぐ横にいた夫の友人は、失礼な言動にもう我慢の限界の様子。私としては変な輩に関わって欲しくないし、何かあってお姉さん達の公演が台無しになっても嫌だし、で、ヒヤヒヤしていましたが、なんとかお嬢さん達のステージは無事に終了。
するとステージが終わった直後、私達のすぐ前でショーを見ていたおじいちゃんがくるっと振り返り、
「君たち、いい加減にしなさい。」
と、若者達にビシーッ!と注意しました。恐らく同じ気持ちだった付近の人がみんな一斉に若者グループを睨みます。
若者グループは急に怒られて、最初はヘラヘラ言い訳してましたが、大勢の人に白い目で見られて気まずくなったのか、すぐにサーっと退散して行きましたとさ。
めでたしめでたし。
ちなみに、次の日もGluaisのステージがあったので、1番前で見てました。めちゃくちゃ良かったです。(画像はその時のもの)