「おばんです」とは、「おばさんです」ということではなく「こんばんは」の東北弁です。
おばさんであることは周知の事実ですので、わざわざ発表しませんからね。
子供の頃から、気仙沼の階上地区の道路を通るたびに気になっていたファッショニスタが引退した模様です。
きっと地域の人が定期的に着替えさせてくれているのであろう、ファッショニスタ現役当時の姿。

シートベルト着用を働きかける台の上がファッショニスタの仕事場(Photo by H.KUMAGAI)
それにしても、曇天ですね。
ファッショニスタのスタイルが良すぎてズボン寸足らずの日もありつつ、彼女は密かに注目を集める存在でした。
ある日、お子さんだけになっていたようですが、それが・・・。

・・・涙でよく見えないかも(Photo by H.KUMAGAI)
車で通り過ぎるときに眺める程度だったため、お子さんがこんなにお疲れだったとは存じ上げませんでした。
「どうやら奥さん(ファッショニスタ)は、稼ぎに出はったらしい」
そんな噂で持ちきりでした。
引継ぎは、シュッとしたホヤぼーやにされたようです。

濃霧なのか、カメラに指紋がついていたのかは不明ですが、メルヘン仕上がりな写真(Photo by H.KUMAGAI)
こういう話を広げるのが好きな、気仙沼クオリティ。
その頃仙台では、見覚えのあるちっこい後ろ姿を歩道で発見。

ホ・・・ホヤぼーや(気仙沼市観光キャラクター)。
に・・・二頭身。
いえ、1.8頭身(厳しい)。
全長2.5センチのホヤぼーやを、仙台の歩道で見つけた感動をFBに載せましたら、
「落し物から持ち主の想像を膨らませる恒例の企画 第何弾?」
H.KUMAGAIさんにつっこまれました。
あ、確かに。
薔薇の花が落ちていれば、
「あぁ、夕べどんなドラマティックな別れがあったのだろう」
とか、靴が片方だけ落ちていれば、
「シンデレラかな」
とか、いちいち写真を撮って妄想しているので(暇人)。
妄想が苦手かと思ったら、妄想しかしていなかったから、頭打ちだったのか。
どうやら私は、道路に落ちている物が好き。
ちなみに本日現場検証をしましたら、ホヤぼーやは旅立った後でした。

目を瞑れば君がいる。
よろしく哀愁。


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