昔から、タンギングは苦手でした。
どうにかして、速く、クリアに、雨粒が美しく葉っぱの上を転がるように出来ないかと、
これまで色々、練習してきました。
こんにちは
ミュージック・ライフ・バランスコーチのまみTです。
クラリネットを教えるようになってからは、生徒さんに、タンギングを説明するために、
自分のタンギングをよく観察し、分析し、人に分かるように伝える努力をするようになったので、
理解が深まってきました。
更に、アレクサンダーテクニークを学ぶことで、「人体の構造と機能」という点からの理解が加わり、
生徒さんが、何をやっているかもよく見えるようになってきたので、クリーンヒットな説明が出来るようになり、生徒さんの理解も早くなってきています。
先日、久しぶりにアレクサンダーテクニークの学校の授業で、クラリネットを吹きました。
「連続タンギングによる、舌がもつれるのをなんとかしたい!」
音楽に疎く、楽器名も分からない校長ジェレミーの手により、
私のタンギングした音は華麗に空を舞ったのです
ーー舌骨には沢山の筋肉がついている
「舌」は、それ自体が筋肉です。
私は、初めて、それを知った時、「えー?!」と驚きました。
いや、それはそうだと思うのに、頭の理解がついてこない。
私の「筋肉」の定義が、「皮膚の下にあって、直接は見えない、触れないもの」だったので、
こんなに、丸裸(笑)の筋肉が、超身近にあるショックと言ったら!!
(舌モデル協力:小学生男子)
舌って、様々な動きが出来ますよね?
言葉を話したり、食べ物を飲み込んだり。
空気の量を調整したり、様々なタンギング奏法をしたり。
複雑に動ける筋肉です。
で、それが上手くいかないということは、、、
舌骨についてる筋肉が何か不必要な動きをしているんだろう。
そう考えて、先生は私の演奏を見ていたそうです。
舌骨は、人体の中で唯一、浮いている骨です。
頭蓋骨や脊椎と関節で繋がらず、筋肉で繋がっている。
なので、舌骨周りには、山盛り筋肉があります。
上から下から、中から外から、筋肉に持ってもらってる。
専門的な沢山の筋肉の名前を挙げる必要はないので、割愛しますが、
とりあえず、頚部は複雑!!
しかし、頭と脊椎の協調関係を大切にしているアレクサンダーテクニークでは、
頚部の問題は、根本的な、扱いやすい問題だとも言えます。
舌骨から肩甲骨に伸びる「肩甲舌骨筋」。
先生は、私の楽器を持つ腕との関係に着目し、手でガイドしてくれました。
私の腕は、いつもと違う場所にある感覚があります。
違和感が半端なく、このまま吹けと言われても、吹ける気がしないけど、
アレクサンダーレッスンでは、この「違和感」は歓迎されること。
私も、この「違和感」で演奏したら、良くなる経験を何度もしているので、
吹ける気がしなくても、頭が動いて、私全部がついてきて、吹いてみました。
すると、やはり、華麗な舌付きができたのです
楽に舌が回って、まだまだ速く吹けそうで、クリアな発音
すごい!欲しい音が出せた喜びで、興奮物質と幸せホルモンが出まくり
楽器を持つ腕の使い方は、本当にタンギングに影響するということを、改めて感じた日でした。
楽器演奏を教えるということは、
より良く教え、伝えるために、自分がなんとなくやってしまってることを、研究分析するので、
何より、自分の理解につながると思います。
そして、その具体性に欠く「なんとなく」を、人間がやっている「動き」として、
明確にしていくプロセスが、アレクサンダーテクニークの動きのプランです。
教えていても、”タンギング”は、
生徒さんからの「ご相談事」「出来るようになりたい技術」のうちの1つに、よくあがります。
プロ奏者でも、タンギングが上手な人でも、タンギングについて悩んでいます。
そして、その悩みは、「タンギング」と一言で言っても、やっぱり人それぞれ、やっている事は違うわけです。
今回の私の例は、腕が関与していましたが、
「タンギング」=腕
では、決してなく、その人全体の身体の使い方からくるので、呼吸や姿勢、思考など十人十色なわけです。
タンギングが上手くなるための、これさえすれば、的な秘方があるわけではありませんが、
タンギングをする人の「身体の使い方」は、大いに関係があるわけです。
それを、観察、分析し、新しい使い方を一緒に探したり、動きの提案をするのが、
アレクサンダーテクニーク教師 の仕事です。
私個人的には、「舌」について、探究を続けています。
知れば知るほど、奥深い・・・「舌」です
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私は、現在、アレクサンダーテクニーク教師になるための実習中です。
以下の内容で、レッスン生を募集していますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
〈対象〉
・音楽、スポーツ、表現活動全般、指導者、ご自身の大切な活動の質を上げたい方。
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〈条件〉
・過去にアレクサンダー・テクニークのレッスンを継続して受けたことがない方
(WSなどの単発受講程度なら可)
・原則5週間の間に10レッスンを受けて頂ける方。(個人)
・レッスン終了後、A4、1ページ程度の感想文を提出ください。
・梅田(中崎町)か奈良県内でのレッスンになります。
〈レッスン諸費〉
個人レッスン/40~50分×10回/¥30,000 (クラリネットレッスンの半額!)
グループレッスン/90分×3回/¥7,000~10,000 (グループ人数により変動)
〈期間〉
A) 2020年4月~5月
決定済み
B) 2020年5月下旬~6月
C) 2020年7月以降
【Time Art】
音楽家の心身をガイドする!
ミュージック・ライフ・バランスコーチ
まみT
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