Feeling the Earth - 「現地人だけが知る地球の歩きかた」 -88ページ目

世界中から旅人たちが集うホステルの魅力(プコン)

2014年4月18日

外は生憎の雨。疲れを癒しながら、ブログを書いたり、ホステルにあったバーベルで少し筋トレをしたりして過ごす。

夜は体調がまだ100%ではないので、早めに眠ろうとしていたのだが、たまたま話をしたチリ人にワインを飲もうと誘われる。

チリの学校で英語を教えている人たち、イギリス人の若者たち、旅マニアのフランス人の白髭おじいさんと一緒にワインを飲んだ。


サルー!!(スペイン語で乾杯)

チリ人たちはあまり日本人に出会ったことがないらしく、いろんな質問をしてきた。
ドラゴンボール幽遊白書は好き?」
日本中国は本当に仲が悪いの?
などなど。

チリの政治のことについてもいろいろ教えてくれた。1973年に起きたクーデターやその後1990年まで続いたピノチェトの独裁政権のこと。恥ずかしいことに私は全く知らなかった。

フランス人のおじいちゃんは(写真一番右)ヒゲだらけでインドにいそうな感じを醸し出していた。彼は大の旅好きで、日本も何回も訪れたという。大きな都市はもちろん、日本人でもほとんど知らないような小さな村にまで行ったことがあるそうだ。彼によると、日本で外国人がヒッチハイクすればほぼ100%乗せてくれるらしい。そして日本人はとにかく親切だと。。。そうやって日本のことを褒めてもらえると嬉しい。

この日は結局3時頃まで飲み続けた。


夕飯は自炊。アルゼンチンの定番「ステーキと120と書かれた赤ワイン」


チリのみんなは明日出発らしい。。出会ったばかりなのに残念だが、こうやって一緒に時間を共有できて本当に良かった!

2014年04月19日

この日はHuerquehue National Parkに行くために早く起きなければならなかった。しかし、目が覚めるとバス出発20分前。急いで水と果物とカメラをカバンに詰めてバス停に走った。やはり昨晩飲みすぎたか。。。

国立公園に向かうバスはJACのバス停の正面の小さなバス停から発車する。行きと帰りのバスは一日2本ずつしかない。料金は往復3600ペソ=700円だ。国立公園までは約45分。公園に着くと入園料(4500ペソ=900円)を払わなければならない。そこで簡単なルートの説明を受ける。3時間、5時間、7時間のコースがあるが私は5時間のコースを選んだ。目指すは3つの湖だ。

道はわかりやすく、案内板もあるので迷うことはない。


Huerquehue国立公園。正しい発音の仕方がわからない。。。


透き通った水が流れている。


木々も独特で歩いているだけでワクワクしてくる。。。


どんな生き物が生息しているのだろうか。。。間違いなくキツツキはいる。


滝を発見!これまで大きな滝ばかり見てきたので迫力に欠けるが、たまにはこういうのも良い。マイナスイオンで癒される。


展望台からの眺め☆


ひたすら目的地の湖に向かって歩く。



湖に紅葉が映し出されている。鳥の鳴き声以外は何も聞こえてこない。。。


写真ではわかりにくいが、湖の上に霧のようなものが見える。



シンプルなこういう景色も好きだ。

ここで見た滝や3つの湖はエル・チャルテンバリローチェに比べると、そこまでビックリするような景色ではなかったが、たまにはのんびりとしたハイキングも良い。


夜はホステルでアサードパーティ。そして翌日はオーナー・ベンの誕生日。ホステルの庭で火をおこし、BBQスタート。アルゼンチンでよく食べたチョリパンや見たこともないようなデカさのステーキを赤ワインと一緒に食べる。肉が大きすぎてなかなか焼けない。。。


南米は玉ねぎも大きいのだがそれよりはるかに大きな肉!

日付が変わると同時にみんなで誕生日の歌を熱唱。すると、イギリス人の女の子たちがベンにサプライズケーキをプレゼント!!ここのホステルに泊まっている仲間はみんなフレンドリーな旅人ばかりだった。このサプライズもオーナーの醸し出す優しい人柄があってのことだろう。


パーティの様子


ホステルは正直当たり外れがある。施設のクオリティもそうだが、スタッフが不親切だったり、トラブルメイカー(夜中お酒を飲んで暴れたり、物を盗んだり。。。)が同じ部屋に泊まっていたり。しかし、ホステルはいろんな国から来た旅人の憩いの場所なのだ。ホテルの方が設備やサービスのクオリティも高いから居心地はいいだろうが、どうしても閉鎖的な環境になってしまう。私がホステルに泊まるのは経済的な理由でというのあるが、それ以上にいろんな国々から来る旅人たちとの出会いを求めていると言っても過言ではない。

みなさん、もしバックパッカーの旅をしてみたいと思った方がいれば、是非いろんんなホステルに泊まってみていただきたい。ホステルならではの出会いの楽しさを肌で感じれるだろう。

プコンに来る機会があれば、Nativa Hostelに!



一生懸命お肉を焼くイスラエル人オーナーのベン。

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