Feeling the Earth - 「現地人だけが知る地球の歩きかた」 -61ページ目

インカ帝国の発祥の地チチカカ湖へ

インカ帝国の始まり

ペルーとボリビアの国境にあるチチカカ湖太陽の島太陽神マンコ・カパックとその姉妹たちを創りだした。

その地で暮らす先住民たちの野蛮な生活を改善することを命ぜられたマンコ・カパックは、太陽神から与えられた黄金の杖(この杖が沈む場所に太陽の神殿を造れとのお告げを受けた)を持って姉妹たちと旅に出た。

チチカカ湖から北へと向かい、ようやく辿り着いたクスコの谷にてその黄金の杖を投げた。するとその杖は地中に沈み込んだ。

ここがその選ばれた土地だとわかったマンコ・カパックは村人たちに農業を教えた。姉妹たちは織物を教えた。人々はこの地に太陽の神殿を造り、大きく発展していった。

これがインカ帝国の起源と言われている。


太陽の神インティによって創られたマンコ・カパック



2014年05月21日

朝起きて、ラパスの食堂でボリビアンサンドを食べた後、ホテルをチェックアウトした。

次の目的地はチチカカ湖。チチカカ湖はボリビアとペルーの国境にまたがるためにコパカバーナ(ボリビア)プーノ(ペルー)という街に行けばよい。

予定では、コパカバーナまではメインのバスターミナルから一日2本しか出てないらしい。違うバスターミナルからはほぼ毎時間出ているとのこと。ペルーのプーノまで一気に行きたかったが、コパカバーナからプーノまでは本数が少ないため、今日中にたどり着けるかどうか微妙だ。


コパカバーナ行きのバスはManco Capacというバス会社で車内はきれいで快適だ。値段は18ボリ。ホテルミルトンからだとホテルピックアップ付きで30ボリ。バス停までのタクシー代を考えると、ホテルで予約した方が若干安く、手間も省ける。コパカバーナまでは4時間ほどかかる。


コパカバーナへと向かうバス


車窓から見渡すアンデス☆


途中でボートに乗って湖を渡らなくてはならない。ボートは一人2ボリ(30円)。バスはそのまま別のボートに載せられる。大きな荷物はバスに乗せたままで良い。10分ほどで岸に到着し再びバスに乗る。



私たちはこの小さなボートで湖を渡る



ボートは観光客を地元の人々でいっぱい


バスもボートで一緒に移動


2時頃コパカバーナの街に到着。チチカカというバス会社でプーノ行のバスを予約(30ボリ=400円)。他のバス会社もいくつか聞いてみたが、35ボリだった。

時間があったので、メルカドに行ってサフタ・デ・カルネ(肉、玉ねぎ、黄色トウガラシを煮込んだもの)を食べた。値段はどこも安いが、味は当たり外れがある。ここのサフタは肉が柔らかくて、塩味とスパイスも効いていて美味しかった。


チチカカ湖の湖畔の街コパカバーナ☆



コフタ・デ・カルネ


コパカバーナの街は特にこれと言って見るものはない。お土産屋さんやレストランが並び、欧米人の観光客がテラスで寛いでいる。太陽の島(太陽神によってマンコ・カパックとその姉妹が創られた島)に行くツアーが出ているが、遺跡巡りが中心なので、自然好きの私は今回はパスした。


コパカバーナの教会



宣教師と思われる人の銅像


コパカバーナの街並み



夕方6時半にクスコ行のバスが出発。私は途中のプーノで降りる。乗客のほとんどはクスコまでダイレクトで行くみたいだ。


Puno行きのバスは質が高い☆


バスはWifi付きでシートはCamaかSofa Camaだ。


30分ほどしてボリビアのイミグレに到着。
パスポートと入国時にもらった緑色の紙を提出すれば、出国のスタンプを押してもらえる。イミグレのそばのゲートをくぐれば、ペルーだ。ペルー側のイミグレで入国申請書とパスポートを提出すれば、入国のスタンプを押してくれる。

ときどきあるのだが、出国と入国のスタンプ両方をキチっと押してもらうことを忘れずに・・・もし忘れたら、あとでまた長い時間をかけて国境まで来ないといけないことになる。


ペルー側のイミグレ


再びバスに乗りこみ、プーノに向かう。夜10時頃プーノ到着。
バスターミナルでチチカカ湖のフローティングアイランドのツアーの勧誘にあう。時間が遅かったということと、明日どうしても参加したかったのでその場で申し込んだ(一日ツアーで40sol=1400円)。

その旅行会社のオーナーさんが泊まろうとしていたHotel Manco Capacまでのタクシー(5ソル)と明日のクスコ行きのバスチケット(35ソル=1150円)も手配してくれた。


ホテル"MANCO CAPAC"

バスで出会ったコロンビアとアメリカの二つの国籍をもつクリスがちょうど同じホテルで部屋を予約しようとしていたので、一緒の部屋に泊まることにした。話をした感じ悪い人ではなさそうだ。

ホテルの部屋はツインで一人30ソル(1000円ほど)だった。きれいでWifi付き。部屋にトイレとシャワーが付いている。


ツインルーム


マルガリータ(10ソル=330円)

夕飯はクリスと一緒にホテルの近くのイタリアンのお店でピザを食べた。
これがまたウマい!!
旅人は口をそろえて同じことを言うが、ペルーに入ると食事・お土産・宿などのクオリティがボリビアより上がるのである。もちろん値段も少し上がるが、南米では安い方だ。

彼は明日の早朝にエクアドルに飛んでしまうらしい。
私は朝早く起きてチチカカ湖ツアーだ!


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