Feeling the Earth - 「現地人だけが知る地球の歩きかた」 -115ページ目

タンゴ、小さな港町で生まれた情熱のダンス(ブエノスアイレス・ボカ)

2014年3月18日

ブエノスアイレスのボカ地区のカミニートへと向かう。
ここはタンゴ発祥の地として知られ、かつては貿易港として栄えたという。現在ではタンゴだけでなく、その芸術的な建築物で観光客を引きつけている。


ボカ地区の入口に描かれた絵


この地域の昔の生活を描いたものだろう。。。





カミニートの中心は観光客たちで賑わっている。



木彫り人形と壁画のコラボ☆


私はバスで出会ったトシ君と一緒にその街を観てまわった。街にはカラフルな建物が建ち並び、タンゴの格好をした人が写真を撮らないかと尋ねてくる。聞いた情報では3枚で1000円くらいするらしい。

お土産屋さんにはアルゼンチンのサッカーユニフォーム、タンゴの置物、マテ茶の容器など様々なものが売られていて、見ているだけで楽しくなる。


可愛らしいマテ茶のカップ


アルゼンチン伝説のプレイヤー、マラドーナの木彫り人形


人形と記念撮影☆


また街中ではアーティストたちの水彩画や油絵なども売られている。

お土産屋さんは交渉可!メッシの偽物ユニフォームを1000円ほどで購入☆


私はお腹が空いたので、カミニートのタンゴが見れるレストランに入ることにした。そのレストランはタンゴだけでなく、ギタリスト、アコーディオニスト、ボーカルまで揃っている。


真剣に踊るダンサー


正装をした4人の音楽に合わせてダンサーは踊り続ける。


タンゴの発祥↓

タンゴは今から約100年ほど前にこのボカの地で生まれたと言われている。アフリカの黒人たちの強烈なリズムヨーロッパの白人たちの旋律なクラシックが混ざり合って誕生した。ボカは当時ヨーロッパ調の華やかな表街とはことなり、貧しくて治安の悪い裏街だった。そこで貧しい労働者や娼婦のたむろするカフェでギターを伴奏に踊られていたのがタンゴなのだ。

やがて表街のダンスホールなどでも踊られるようになり、ヨーロッパへと拡がっていった。



ボーカル☆



アコーディオンを弾くおじいちゃん


ボーカル兼ギターリスト


私たちはパリジャーダ(肉の盛り合わせ)を食べながらタンゴを楽しんだ。


独特な音楽に合わせて踊るダンサーの姿は素晴らしかった。
局が終了するとダンサーが私のところまでやってきて、一緒に写真を撮らないかと尋ねてくる。数枚で600円ほど請求される。ダンサーの姿だけを撮るのは無料だ。ちなみに街中でも写真を撮らないかと尋ねてくるダンサーの格好をした人々がいるが、3枚で1000円ほどらしい。



色鮮やかな建物



テレビ局の取材も来ていた。リポートはなにやら怪しいものを背負っているが。。。



カミニートにある広場。バスケットゴールがあるが、子供たちはやはりサッカーボールを蹴って遊んでいる。


その後、私たちはマラドーナの所属していたというボカ・ジュニアのホームスタジアム「ボンボネーラ」を見に行った。試合のない日はスタジアム見学ができ、料金は博物館込みで35ペソ。


現地人の友達が言うには、サッカーの試合はツアーで参加した方が良いとのこと。地元の熱血ファンの席で応援すると、白熱したファンたちのトラブルに巻き込まれることが多いという。

ちなみにこの青と黄色のチームカラーはスウェーデンの国旗をもとにしたそうだ。




スタジアムの周りにはお土産屋さんが立ち並ぶ。


このスタジアム周辺は人通りが少なく、強盗やスリが頻発するらしい。昼間でも極力カミニート以外の場所に行くのは避けたい。


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