みなさんの理想の週末とは、どんなものでしょうか?
キリギリスの場合、それは・・・
全く何も予定が無い、家から(できれば)一歩も出ない、ずっとパジャマで完結する週末。
はい、コレでお願いします。
あのですね、こちらのブログではお出かけしました〜、ランチしました〜、ディナーしました〜ってことを良く書くわけですけども、キリギリス、基本全くもって勤勉な人間ではありません。(何の宣言だ?!)
その上ですね、非常にIntrovert(内向性な人間)なわけです。
ちょっとトリビアですが、アメリカでは非常にサイコセラピーが定着していて、成人の実に2人に一人の割合で何かしらの心理カウンセリングを受けているそうで、社会的にも個人の生活にも心理学がとても根付いています。
キリギリスもこの分野にはとても興味があったので、大学では副専攻で心理学をかじっていたくらいです。
まぁ、いろいろな学派があったり、いろいろな説があるものなので、一概には言えませんが、市井で一般的に良く使われる心理学用語として、IntrovertとExtrovertという対にになった単語があります。
Introvertは、日本語に訳すと内向性な(人)、内向的という意味で、Extrovertは逆に外向性な(人)という意味です。これは、もう日本でひと昔前に流行った「ネクラ」とか「根アカ」とか言う言葉のように、今だったら、「引きこもり体質」だとか、「リア充」とかかなぁ、そういう感じで日常的に使われている言葉です。ドラマのセリフなんかにも良く出てきますね〜。
She is an extrovert. (あの子って、根アカな人だよね〜)
と、名詞的に使う場合もあるし、
He is so freackin' introverted! (ヤツって、マジめちゃくちゃネクラだよなー!)みたいに、形容詞的に使用する場合もあります。
あ、ちなみに英語には、fとuとかcとかkとかが合わさった、よくFxxx You!!みたいに使われるお下劣な単語があるわけですがね。あれは、放送禁止用語ですし、文字でもメディアやネットに載せるべき単語ではありません。不特定多数の人が見るメディアでは、上記のようにfreakingという言葉(音が似ている)に置き換えて言うのが常識人の行動です。
一般的にこの単語を論じる時には、F Word(エフ ワード)と言う言い方をするのですが、このFワードね、Fxxx YOU!(このクソ野郎!)みたいな感じで訳すわけですが、日本語にはここまでインパクトのある罵り言葉は存在しないわけです。
また、fxxxingというようにingを付けて使うと、次にくる単語を何だか下品だけど、勢い良く強調する役割も果たします;
fxxxing stupid(この低脳馬鹿野郎!)みたいな感じで、怒りを爆発させる罵り言葉にもなるし、
fxxxing awesome (めっちゃ最高〜、イケてる!)みたいなニュアンスにしたり、
fxxxing cool(すごいカッコイイ)ってなったりもします。
次にくる形容詞をブーストする役割を果たすわけですね。(でも下品だけど)
映画などでこのFワードが使用されている場合、年齢制限がかかったりして、青少年は親の同伴がなくては観られないことになったりします。で、それを数年後に地上波放送するような場合には、Fxxxing stupid!! ってところを、俳優がFreaking stupid!って言い直した音声を当てて放送することになっています。
他にもSワード:sとhとiとtが合わさった、「クソ」という意味の言葉は、Fワードよりも一般的にも頻繁に使用されていて、ちょっとしたことでコレを連発する人は多い。こちらのSワードは、日常的に、特に子供の前ではshoot(打つ)という言葉に置き換えられています。bとiとtとcとhで綴られている、女性に対する侮蔑の言葉は、witch(魔女)という言葉で置き換えるのが基本です。
fxxxing bixxx!!みたいな、もう、めちゃくちゃお下劣な罵り言葉が出てきたりすると、
freaking witch!!みたいに、もう元ネタが何だかわからないような置き換えになっちゃったりしてね。
で、Fワードも、SワードもBワードも、辞書ではいわゆる卑語(軽蔑する言葉)として出てくるものですが、英語でこういう単語のことを、
Four letter words(4文字言葉)って呼びならわしています。(ほとんどのこういう勢いのある卑語が4文字の綴りだからです)
さらにトリビアを言うと、めっちゃイケてる〜〜!の例文に出したawesomeという言葉は、アメリカ人が好んで使用する形容詞で、口語的に良く出てきて、大概は良い意味で使用されています。イケてる〜、いいねぇ、素晴らしい!などなど、ニュアンスとしてはいろいろな日本語が当てはまるのですが・・・
英国人は、一般的にはこの言い方をしませんし、むしろアメリカ語としてバカにしている節がありますので、UKの方々と話す時は、使用しない方が良いみたいです。通じる以前に、バカにされちゃうから。
Your British accent is fxxxing awesome, dude! (あんたの英国アクセント、超カッケーなぁ!)
みたいな物言いをしますと、英国人からは非常にバカだと思われること確実ですので、やめましょうね。
このFワードですが、海外ドラマでも、映画でも連発されているし、洋楽でも平気でラップなどで連呼されるので、日本ではカッコイイ言葉として使ったいる人とかぁ、最近では元AKBのトップアイドル様がね、総選挙で結婚宣言だかなんだかした他のアイドルの子を批判するツィートで、Fxxxk YOU!とプリントしてあるキャップを被った写真をアップしたとかで話題になっていました。
ひ・・・っじょ〜〜〜〜に、下品ですね。
本気で、この単語は相当英語ができて、TPOが分かる場合じゃなきゃ、めったやたらに口にしたり、プリントしたものを身に付けたりしない方が無難です。まして、世界に繋がっていて一度アップしたら永遠に取り返しのつかないネット上にアップするもので身につけるなんて、言語道断だと思うんだが、どうなんでしょうか?(意見には個人差がありますが・・・)
さておき。
脱線しちゃった・・・
で、アメリカ社会というのは、Extroverted Society(外向的・外向性重視の社会)だと言われています。ハキハキと外向的で、初対面の人の前でも堂々と意見を言えることが重要視される社会ということです。アメリカって国は、多国籍・多文化な社会ですから、黙っていたらバカだと思われる社会なんですね。声を大にして何かを言える人が先んじる社会です。
日本とは違いますよね。日本のように、言わぬが花とか、能ある鷹は爪を隠す・・・みたいなね、奥ゆかしさを尊ぶということは無いわけです。
そんなこんなで、キリギリス=Introvert(内向的な人間)だという話に戻ります。
通訳者という仕事は、けっこう表に出る機会もありますし、大きな会場で自分が一人でマイクに向かって言葉を発するような場面も多々あるわけですが、基本的にはこの仕事は裏方・黒子の役割だと思っています。表舞台ではない。
発言する人がいて、その発言を英語に訳したり日本語に訳したりするわけですが、言うなれば会話の中に挟まっているフィルターみたいなものでね。自分の意見を発言することは無いわけです。
通訳者さんそれぞれにカラーがあって、自分の存在感をアピールするタイプの方や、自分の意見やをはさみ込む方も、中にはいらっしゃるみたいで、それぞれなんですが、ある程度は通訳者の解釈が挟まることは避けられないことだと思います。そこに通訳者の腕が見え隠れするのだと思います。字面だけを訳しても決して意味が同等に伝わるものではないですから。
私は、なるべく右のものを左に伝える中で、右と左を過不足なく同等に表現できる職人で居たいな、と常々思っています。
英語・日本語の双方の人たちが、お互いと直接話しをした・・・と錯覚するような通訳ってのが理想です。
つまり、会議やプレゼンが終わったあとで、
「え?通訳さん?居たっけ?」
・・・・と、言われたら、最高の賛辞だと思っています。
通訳なんか居なかったよねぇ〜・・・って思うくらいに、お互いに直接スムーズに話したような感覚を持って会話を終了してもらえたらいいなぁ・・・と思うのです。
だからと言って、通訳道具を片付けている間に通訳者を置き去りにして会議室を退出して、通訳者がトイレに寄っている間に、タクシーでさっさとオフィスに帰っちゃう・・・なんてことをされると、激怒しますけどね(←可哀想な実話)
そんでね。
毎日そんな風に、2言語間に挟まって、通常の人よりもたくさん口やら喉やら使用して、喋っている時間が長いと思います。
だから、理想の週末とは。
金曜の夕方から月曜の朝まで、家を出ない、誰とも話をしない(してもいいけど)、自分だけの週末。
く・ら・い ですねぇ。(笑)
先の週末は理想の週末でした。
どこにもいく必要がない。誰とも会う予定もない。義務も責任も義理も制約も何もない週末。
(都議会選挙には行ったけどね)
やっほ〜〜い!
Bluetoothのスピーカーをキッチンに持ち込んで、音楽ガンガンかけて料理したり〜。作ったうまうまを、テレビの前で食べたり〜。寝たいだけ寝坊したり〜。ソファでうたた寝したり〜。(←寝てる率高過ぎ)音楽と一緒にTVでは名作海外ドラマを流しっぱなしにして、ソファに寝っ転がって、日本語の小説を読み耽る!!(究極のながら族)
英語と日本語の混ざり合った混沌カオスワールド〜〜♪
さ・い・こ〜〜!
ぐーたら週末のハイライト↓
カールスモーキー石井氏の、「君がいるだけで」熱唱〜〜♪
懐かしい!!!
日曜の昼間に家でぐーたらしていた人だけが見られた奇跡(笑)
そして、先日人生初体験したばかりの、鳥のから揚げの、免許皆伝(?)を目指して、修行も積みました。
↓先日の人生初のからあげ体験第一弾:焦げ焦げ(笑)
↓金曜の晩の修行第2弾バージョン:写真の撮れ方の問題もあるが、焦げが少なめ(笑)
↓日曜の修行第3弾バージョン(胸肉オンリー):色がいいんでないかぃ?
↑そして、第三弾のお隣には、ラタトゥイユ修行第2弾!(←相変わらず白だし入り!!)
第三弾を経て、キリギリス作の唐揚げの定番味付け、確立しました〜〜〜!
料理修行をしつつ〜〜。
↓中目黒エコール・クリオロのうまうまケーキ♪
↓広島八天堂のうまうまクリームパン♪
↑東京駅構内や、山手線恵比寿駅の構内にもお店があります!
↓ソフトで懐かしい感じのコッペパン風生地に、フワッフワの生クリームフィリング
↑現在の限定フレーバー、白桃クリーム
↓クリームメロンパン♪(外はシュガーコートでサックサク、中はふわふわクリーム)
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甘いもの食べ過ぎ!!
しかも、揚げ物か〜ら〜の〜〜〜、甘いもの三昧、か〜ら〜の〜、ソファと一体になったグータラ生活。
生活習慣病への道まっしぐらなキリギリスです。
(がん細胞より、そっちの方がむしろ怖い・・・気がする・・・)
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↓てへっっっ♪
写真のスィーツはね、何も1日に全部食べたわけじゃないからね。ご心配なきよう・・・
ひとりでいることが苦手な人も多いと思いますが、キリギリスの場合は、ひとりの時間は至福です。この職業をすればするほど、話をしなくていい時間は貴重。
もちろん、キリギリス、おしゃべりも大好き。仲良しな友達とワイワイするディナーや、お出かけも愛してやみません。
ひとりでいることは、孤独であることと同義である必要はありません。
誰かと何かを語らないからと行って、思考していないわけではないし、内省させた養分が、次に誰かと語る時や、仕事の時に、ボキャブラリーになり、楽しい会話に姿を変えるわけだしね。
ひとりで自分の内面を振り返る時間。内面に養分を与える時間。何かを練習するひとり時間。脳をひたすら休めてくだらないことに没入する時間も、大人にはたまに必要なのではないかな?と思ったりするのです。
ちなみにIntrovertとExtrovertの違いの見分け方で、面白いなぁと思った方法。
自分に問いかけてみてください:
あなたが何かに打ちのめされたり、悩んだりした時、「人と話したい」と思うでしょうか?「ひとりになって考えを整理したい」と思うでしょうか?
あなたが、失恋した時や、ガーーーンな病気が発覚したような時、まず最初に「誰かに話を聞いて欲しい!相談したい!!」と思うか、「えっと、とりあえず、一人になりたい。待って待って、まず整理させて!!」と思うか。
人と話したい。相談してみると思考が整理できる。人と話すことでストレスが発散できる
=Extrovert(外向性の人)
ひとりで考えると、思考が整理できる。ひとりでいることでストレスが発散できる
=Introvert(内向性の人)
なのだそうです。
Introvertなキリギリス、今日も黙々と一人・・・でも、一人の世界もなかなか広いもんなのです。
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