赤裸々な話 | キリギリスのつぶやき

キリギリスのつぶやき

キリギリス体質な社内通訳者の悪戦苦闘な日々のつぶやき・・・  
   

今日のトピックを書くべきか、書かざるべきか、非常に葛藤しているキリギリスです。

あ、今日のトピックは乳がん治療のちょっとした副作用についてです。

ですから、通訳関連記事をご期待の方は、申し訳ありませんが・・・

 

 

 

まぁ、それも人生だよね。(なんの悟り?!)

 

 

 

 

それにしても、乳がん経験者でブログを書いている女性は多いもので、その中でも私なんぞは、症例として一番ラッキーなケースなもので、辛い闘病生活とか〜、重い副作用とか〜、大変なことはほとんど出てこないお気楽ブログで、闘病ブログとは一線を画してお送りしております。

 

 

 

たいがいが、うまうま情報だし馬馬馬

 

 

 

ま、さておき。

 

 

そんな中、いわゆる乳がんをメインテーマとして書いていらっしゃる方は、往々にして同病の方のみにピンポイントで訴えかける方が多いみたいです。専門用語もバンバン出てくるし、不特定数の、いろいろな立場の方が見るかもしれない可能性は忘れ去って、かなり赤裸々に、女性特有なさまざまな身体的なことを語られていて・・・

 

 

これは、同病の方の情報源になりたい、とか〜、いろいろな理由がおありなのだと思いますが、その赤裸々さ加減というか、自分の身を切ってでも、みんなに知らせたいっていう情熱、その心意気、すごい!

 

 

 

と、常々思っているわけです。

 

 

 

そこで本題ですが、ちょっと今日書きたいトピックというのが、不特定な数の方がご覧になるネットにアップするには、ちょっと赤裸々かな〜っていうトピックなんですが、ホルモンブロッカーと月経に関することです。

 

 

 

ここまで読んで、男性の読者の方で、グロい話になりそうだから、今日は離脱〜〜って方も、そうでない方も、まぁ、それはそれで。(え?どれがどれ?!)

 

 

 

乳がんというのは、いろいろなタイプがあって、効く薬というのも様々なのですが、キリギリスの胸肉に潜んでいた、遺伝子情報を間違えちゃって、場違いに自己再生コピーを作りまくっている細胞のコロニー(=乳がん)っていうのが、どんどん増殖するときに女性ホルモン(特にエストロゲン)というものと合体して元気出してるヤツらだってことがわかっていますので、その元気でる指令を出している女性ホルモンを勘違い細胞たちと合体させないことで、未だにしつこく残っている(かもしれない)勘違い細胞に、最後の打撃を与えるべく、兵糧攻めを5カ年計画で実行中なのですがね。

 

 

これは、女性ホルモンと勘違い細胞が合体するときのコネクターになっている部分をブロックしてしまい、合体不可能にしてしまうという薬(=ホルモンブロッカー)を飲んでいるわけなんです。

 

 

 

 

そういうことで、女性ホルモンの効用をブロックし始めたのが2月の中盤ですので、かれこれ4ヶ月間、ホルモンブロッカー(=タモキシフェン)を飲み続けています。

 

 

そうしますと、女性ホルモンの効用が阻害されていますので、ガン細胞とも合体できない代わりに、まぁホルモンがやってくれていたその他のいろいろなお役目も果たされなくなるわけです。

 

 

だから、急激に更年期と同じ状態になるわけですね。

 

 

更年期というのは、自然と徐々にホルモン量が減っていき、閉経(月経が終わること)が起こる前後の時期を表す言葉らしいです。そして、更年期障害というのは、その期間に、今まで効果を発揮していた女性ホルモンが急に減少してくることで起こる、様々な弊害のことを言うわけですが。

 

 

ホルモンブロッカーは、擬似的に急な更年期を起こしますから、当然のごとく、さまざまな更年期障害が、通常よりも急激に起こってくるわけです。

 

 

その点については、以前から書いているように、老眼が急に進んだ!(と、思いきや急に回復したりして、なんのこっちゃ!)とかぁ〜、鼻の穴の中に腹たつカサブタが発生するとかぁ〜〜〜、まぁいろいろあるわけなんだね。

 

 

そして今まで語っていなかった最大の変化はというと、月経が止まる。ということが当然起こるわけです。

 

 

 

キリギリスも、キリギリス種族ではありますが、性別は女なもので、ほぼ半世紀ほど生きてきていて、10代のころから月経というのは当然のごとく毎月訪れていたのですが、ホルモンブロッカーを飲み始めたら、テキメンに次の月から、これがピタリと止まりました。

 

 

2月半ばにホルモンブロッカー(=タモキシフェン)を飲み始めて、すでに3月の半ばには、想定していた日にちになっても月経は訪れず、そのまま無月経で3月・4月・5月を過ごしてきました。

 

 

 

あのさ。今から子供が欲しいとか思っている、まだ20代30代の方ならまだしも、アラフォー改め、すでに半世紀の人生を歩んできた女の立場からいえば、月経がなくなることなんざ〜〜、むしろ嬉しいくらいなもので、この点はタモキシフェンの副作用としても、特に何も文句がなかったのでありますが・・・・

 

 

油断してたガクリ

 

 

タモキシフェンの薬の説明書をみますと、月経が止まる(無月経)ということも書いてあるのだが、月経異常というのも書いてあるわけなんです。

 

 

だから、飲み始めて、月経が止まってめでたしめでたし・・・ってだけでない可能性もあるんですね。

 

 

ええ、ありますとも!

 

 

 

 

これねぇ、乳がんの治療中で、ホルモンブロッカーを服用中のみなさま、ご注意くださいね!

 

 

ホルモンブロッカーを飲んで、月経が止まった・・・までは良く聞くことなんですが、その他の月経異常についてはあまり良く知られていないかもしれない。

 

 

飲み始めてすぐに月経がなくなり、3ヶ月何も無く過ごしたあとの、4ヶ月目の今月、現在キリギリス、月経異常というのがどういうことか、体験中であります。

 

 

無くなったんだと思い込んできたら、また来やがった!

 

 

ってだけじゃなくてですねぇ。

 

3ヶ月休んでたんで、今回頑張らせてもらいまっせー的な感じでね。めちゃくちゃ重いんですよ、この4ヶ月ぶりの月経というのが。

 

 

 

まず〜、

 

1. 未だかつて前例のないレベルの生理痛がある

2.  空前絶後の経血量を記録している

 

・・・ってことなんですね。

 

 

これ、女性限定なトピックではありますが、まぁ10代の半ばになる頃には、たいがいの女性種族は月経が始まり、毎月毎月、このめんどくさいモノと付き合ってきています。10代から数えると、かれこれ30年ってとこなんでね、40代女性にとってみれば、もう慣れっこな月々の儀式なわけです。

 

そういうことで、生理痛のレベルも、経血量も、だいたい想定することができますし、月経用の生理用品も、長年の勘で使い分けて調節したりします。つまり、月経期間中でも多い日や少ない日があって・・・みたいなリズムが把握できているわけです。

 

それが、ホルモンブロッカーのせいで、すっかり止まっていた月経が復活した場合、どうなるかというと・・・

 

 

未だかつてない大量出血の大惨事!・・・・・ってことになってるんだよ。もう!

 

 

これ、人生のディテールの中では、ネットで公表していいレベルのことではない気がするが、どうなんだ?!

 

 

・・・という気持ちもありつつね。この危機的状況に瀕して、やっぱり同じような治療を行っている人に、ちょっくら情報提供してみるか・・・っていう気持ちも同時に湧き上がるわけです。

 

 

只今、葛藤中。(でも、もう書いちゃったけど)

 

 

 

あのさ、この月経異常ってさぁ、月経が不規則になるってだけじゃなかったのね。

 

 

 

もーさー、お薬手帳の副作用の記述とかさぁ、月経異常とか一言でサラッと済ませてないで、何ヶ月か止まった後に、急に月経が復活した場合には、超大量出血も見込まれるので、要注意でっせ!!!とかさぁ、なんか大きな文字で書いておいてくれ!

 

 

 

頼むよ!

 

 

 

 

 

3ヶ月休んでたからなのか、どんな都合なのか知らんがね。

もう、普通の生理用品では対応不可能なんじゃないの?!って量の経血量を記録しています。

 

 

 

もちろん経血には血液以外のものも含まれることはわかっているんですがね。

でも、いったいぜんたい、こんなに出血して、人間って生きていかれるのかぃ?!ってレベルなんだね、コレが。

 

 

 

あのー。またさらにディテールに入りますが、日本では生理用品というとナプキン型のものが好まれるようなんですが、キリギリスは10代の頃からアメリカに居ましたので、当然のようにタンポン派であります。(はい、赤裸々ですねぇ・・・こんな情報はいらねーよ!って方もね、いらっしゃるとは思いますが・・・)

 

 

で、そのタンポンの種類にですね、レギュラーというのと、スーパーっていうのがあって、大概はレギュラーっていうので済ませて、特に量が多そうだなとか、今日はあまり交換する機会がないかなとか、夜寝るときにはスーパーサイズを使用したりして、いろいろ使い分けたりするものですよね。経血量は人それぞれなので、毎回スーパー(多い日用)じゃなきゃダメって方も、スーパーとか使わないでもレギュラーだけでOKって方もいろいろだと思います。

 

 

ドラッグストアに行ってみると、今まで見向きもしなかったのですが、スーパーっていうサイズ(多い日用)のやつの上に、「特に多い日用」というグレードの生理用品も売られていて、ひっそりの横の方で待機しているのです。

 

 

通常であれば、レギュラーもしくは多い日であってもスーパーっていうタンポンで、たいがい3-4時間に一度くらい交換していくペースが普通ですよね。(これは、ナプキンユーザーでも、だいたい交換の頻度は3-4時間に一度って感じじゃないですか?)

 

 

が、この月経異常のヤツってばね。最大級のサイズの特に多い日用タンポンであっても、1時間と保たないんだYO!!!

 

 

そこで、もう10代のころから使用していなかった、生理用ナプキンというのを購入しまして、タンポンとナプキンのダブル使用を敢行しているのですが、これでも2時間保つかどうか・・・という状況が、今日で三日目に突入しているわけです。

 

 

あの〜〜、この段階で、月経を経験したことの無い方(例:男性)が、この文章を読んでいる可能性は限りなく少ないとは思いますが、ちょっと説明しますと、この経血量というのは、尋常ではありませんし、普通に起こることではありません。

 

 

 

こんなことが起こると、多くの働く女性にとって、たいへん苛立たしい状況だと感じられると思うのですがね。通訳者にとってみると、めっちゃくちゃ困る状況です。

 

 

通訳者というのは、会議が始まったら、話者がしゃべり終わるとか、会議が終わるとか、みんなが休憩に入るとかしなければ、席を立つことが難しい職業だから。

 

 

みんなが休憩に入ったとしてもね、休憩時間に、ちょっと雑談・・・なんて言って会話を始める心ないヤツも中には居ますので、通訳者が必ずしも休憩できるとは限りませんムカムカムカムカムカムカ

 

 

 

フリーランス通訳の場合は、一定の時間継続したら、クオリティを保つためにも、パートナー通訳とバトンタッチして、自分は脳を休めるとかトイレに行くとかすることも可能です。

 

 

でも、インハウス通訳と呼ばれる「社内通訳者」(サラリーマン通訳ですね)は、まぁ、1つの会社でずーーーーっとやってますから、社内のことには精通して来ますので、それに比例して対応できる時間も長いだろう・・・ってことで、2時間や3時間の会議を一人で担当することもザラにあります。

 

 

そこで、この「特に多い日用」のタンポンに加えて、ナプキン併用にしても1時間保たないレベルの経血量というのは、相当に困るんだYO!!

 

 

 

ああああああああ〜〜〜〜〜〜〜も〜〜〜〜〜〜!

 

 

 

早くなんとかなってくれ!頼む!!(誰に?)

 

 

そして、当然のごとく、夜もおちおち寝ていられないわけです。最大限の装備をもってしても、3時間くらいごとに生理用品を交換しなければ、もう大量流血の大惨事となるわけですから。

 

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・・

 

 

たーーーすーーーけーーーーてーーーー

 

こんなところで、こんなことを叫んでも、本気でどうしようもないとは知りつつも、書かずにはいられませんでした。

 

 

こんな月経異常のご経験がある方、情報求む。

 

 

ってか、これって、何日くらい続くものなの?そろそろやめてくんないかなー?マジで?!

 

 

 

 

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うう〜〜〜ん、通訳ネタなの?そうじゃないの?ま、単なる愚痴なんじゃないでしょうか。はい。それにしても、薬の副作用というのは、こんなことを引き起こすのかぁ、油断大敵だわい!と実感する今日この頃でございます。かわいそうだなぁとお思いの心優しい方も、知るか!そんなこと!赤裸々すぎるわい!!!って方も、この辺のボタンをクリックすると、キリギリスが喜ぶ仕組みになっております。よろしくおねがいしま〜す

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