
この夏前に、昨年秋から徐々にトライしていたウェブ解析士マスターに合格することができました。
ウェブ解析士マスターには、「初級ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスターが」と階級があり、それぞれ、初級約12000人、上級約2000人、マスター約200人となっており、マスターはかなり難易度の高い試験で、取得に並々ならぬ苦労をしました。
初級と上級は、主にリスティングなどWeb広告や、Web解析の運用実務に関するノウハウに関する試験やレポートが中心となりますが、マスター資格では、上記のノウハウが身についていることを前提に、アクセス解析から、どうサイトのリニューアルを設計するか。またサイトの設計だけでなく、経営コンサルタント、ビジネスコンサルタントの視点を持ち、オンラインとオフラインを融合して、如何にクライアントの事業成果を最大化させるか?
そのためには、どの様なユーザーにフォーカスして、どのような導線をサイト内、サイト外プロモーションに敷いていくか?などのマクロ&ミクロ両視点を持った施策提案を求められる試験をクリアする必要があります。
私が経営する株式会社パイプラインではWebサイトの設計プロデュースはもとより、そもそもサイトの制作に必須となる企業理念や事業ドメインの再策定からお手伝いし、制作からサイトリリース後の集客運用までワンストップでお手伝いするコンサルティング型の制作ですので、まさにそのナレッジは自社展開の役に立つ学びでした。
6月に合格以降、「ウェブ解析士マスター」で学んだナレッジや、これまでの制作プロデュース・運用の実績経験を活かして「ベネフィット・マーケティング」の手法でWeb集客を行う「ベネマ集客セミナー」を展開。都内や名古屋で経営者様向けに小規模開催して、そのコンテンツで、先日は、Web系セミナーでは随一の開催実績をもつ「CSS Nite」にも登壇させて頂きました。

そしてこの度、ウェブ解析士協会の会長から直々に推薦して頂き、明日8月18日は産業能率大学の夏季特別講義で弊社代表が「ウェブ解析士初級」ならびに、産業研究講座として「ベネフィット・マーケティング」を講義登壇することとなりました。
「ウェブ解析士初級」では、マーケティングの初歩的なノウハウや、成果を出すためのWeb運用や、Webに限らない連動したオフライン・プロモーションを打つにはどの様な視点を持つべきかをレクチャーします。
「ベネフィット・マーケティング」では、当社の制作事例や設計ポリシー&コンセプトに基づいて、エンドユーザーに訴求するためのコンテンツ設計の留意ポイントや、Webサイトを通じてビジネスを行うためのブランディングに必要なナレッジをお伝えしていきたいと思います。
担当させて頂くのは、2コマ・約3時間。次世代を担う学生さん達のモチベーションに繋がる様な講義を展開し、「ウェブ解析士初級」に合格できるように、ご指導していきたいと思います!