Web集客の基本は、導線設計から | 世界観プロデューサーTiger(松本大河)の波乗りブランディング・カフェ

世界観プロデューサーTiger(松本大河)の波乗りブランディング・カフェ

世界観プロデューサーTiger(松本大河)がお届けする、ビジネスが波に乗る!高価格でも選ばれるブランドに育つブログ&セミナー

こんばんは。世界観プロデューサーのTigerです。画像は、定例の商談で向かうエリアのビル内にある「銀座アスター お茶の水賓館」の看板なのですが、つい最近まで、店名の看板のみで、メニューの表示はなかったと記憶しています。



まだお邪魔したことはないのですが、「賓館」という言葉の響きで、「複数名で個室でコースを楽しむのがメインの店なのか?」「一人で気軽にランチアラカルトって雰囲気ではないのか?」というイメージが先行して、ビルの上階にあるということもあって、わざわざ足を運んでみるまでに気が向かなかった、というのが本音です。

高級感は伝わったので、「その内、このエリアで接待会食があればいってみるかな」とは考えましたが、「一人でランチで行ってみよう」という気までは起こさせなかったということです。

でも、こういう看板があれば「アラカルトもあるんだな」「アスターだから、お値段はそれなりだが、間違いなく美味しそうだな」と、具体的なイメージが湧き、「今度ランチで行ってみよう!」という気になれました。

もちろん、「銀座アスター」ほどのブランド力があれば、「分かっている人だけ来てくれればいい」という考え方もあるとは思いますし、こういう看板がない方が「品格がある」という考え方もあると思います。

もし読者の皆さまのビジネスやWebサイトが、「分かってくれる人だけで成り立つブランド力がある」「情報を必要以上に開示しないことで、かえって高級感を演出したい」という戦略でなければ、「ユーザーが欲しいと思う情報は、ユーザーが欲しいと思う処に設置する」というのが基本です。

特に昨今のWebユーザーは、「自分が求める情報が、そのサイト内にあるのかないのか、ジャッジする」という行動にシビアで、「3秒以内に、そのサイトに魅力や求めている情報がないと判断すれば離脱する」という状態が、制作業界内ではセオリー的な定説になっています。

「Webは、作ればそれだけで集客が出来る」という目論見は、残念ながら不正解で、サイトへのアクセスを解析しながら、コンテンツを改善し、業種によってはSEOやWeb広告運用を併用することで、はじめて集客がスタートできるサイトも少なくありません。

その「アクセス解析」は全てのWeb運用において大前提で、「どれ位アクセスがあるのか?」は勿論のこと、「どれ位滞在してくれているのか?」「どれくらいのページがみられているのか?」「どのページで離脱してしまっているのか?」「どういったキーワードでサイトまで到達しているのか?」「どういった環境で閲覧されているのか?」まで、データの詳細を取得することが可能です。

「滞在時間が短く、直帰率(サイトに到達したページのみ閲覧して離脱する率)が高い」という傾向にあるサイトは、「パッと見の魅力が足りない」「ユーザーにサイト内に必要な情報があると感じられていない」「ユーザーの興味を誘導できていない」という状態な顕れです。

ではどの様にサイトを構築すべきなのか?

それは「Webサイトの情報設計、導線設計をしっかり行う」という基本を忠実に実施することです。

☆「何のための(何を目的にした)Webサイトなのか?」

☆「誰に観てほしいのか?そのターゲット設定」

☆「独自性や競合との差別性は何なのか?」

☆「その商品やサービスを使うことで、ユーザーはどんな体験や生活改善が出来るのか?…つまりどんなベネフィット(便益)を提供しているのか?」

☆「上記要素を各ページに配分して、どの様な順序で見せるか?その導線設計とナビゲーション」


細かいところを挙げればまだまだありますが、「サイト設計の5大基礎」は上記であると、私は捉えています。この"5大基礎"が揃って初めて「コンテンツ」と呼べるのです。

このところSEO(Web検索で上位表示させる施策)にも、セオリーというか、検索ポータルであるGoogle社がルール的に評価基準を変動させており、かつては有効だった作為的なSEO対策が、効きづらくなっている傾向にあります。

現在は良質なコンテンツを発信するサイトが高評価=上位表示される」という傾向になっているので、コンテンツ力に優れたサイトを作ることで上位表示されやすくなる、すなわち人目について、集客しやすくなる、とも言えます。

そして、Webサイトへの集客は、SNSやブログ、自社で持っている別の関連サイトなどで、話題を提供しながら上手くリンクで誘導することで、飛躍的にアクセスが良くなります。

当社でプロデュースしたクライアントのWebサイトでも、リリース後好調な推移でしたが、上記のバナーやリンクでの誘導方法にちょっと工夫をしながら運用改善をアドバイスさせて頂いたところ、飛躍的にアクセスが伸びて、1カ月でリリース後の平均アクセスが約3倍にまで膨れ上がりました。

サイト内自体も、興味を購買ないし申し込み意欲を掻き立てる様にコンテンツの導線設計を行う。サイト外でも、効率的かつ意欲的にWebサイトへアクセスされるように、バナーやリンク、SNSやブログからのアクセス導線設計を行う。Webでの集客は、導線設計が要です!

制作プロデュースからWeb集客までワンストップの「株式会社パイプライン」がお届けしました♪


【メルマガのお知らせ】

ブランディングやWeb集客に役立つ情報を、メルマガ「波乗りブランディング・カフェ」として不定期刊行しています。ブログには公開していない様な事例も交えてお届けします。登録はこちらのフォームから簡単に行えますので、是非ご一読を!

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=187146