数字データに隠れた真実 | 世界観プロデューサーTiger(松本大河)の波乗りブランディング・カフェ

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皆さま、こんばんは、世界観プロデューサーのTigerです。

つい先日、夕飯を食べながらTX系の経済ニュース番組を観ていると、面白い統計データが流れていました。

今やどこのコンビニエンス・ストアでも冬の定番商品である「おでん」。販売ピークは真冬の12-1月あたりかと思いきや、10月がピークであると、大手コンビニチェーンのデータで出ているそうです。

どうやら、人の心理的な傾向として、連日寒い気候の最中よりも、「前日よりも急に寒い」…そんなタイミングで温かい食べ物を欲する様なのです。

だから、そのピークに向けて、需要喚起も含めてこの暑い真夏から、徐々におでんを店頭で売り始めて、そのピークの一番良い時期に最好調なシェアを獲りに行きたい。そんな狙いがあるようです。

一般的な感覚では「おでんは冬食べるもの」というイメージが先行すると思うのですが、数字は正直。何事も勘や感覚だけに頼らず、しっかりデータで確認することも重要ということですね!

Webサイト運営でも同様です。幾らビジュアルやコンテンツが良いサイトを開設しても、開設しただけで放置では、良い結果は得られません。

きちんと「アクセス解析」と呼ばれるデータ取りを行い、「どういうキーワードで検索されて、ユーザーがサイトに到達しているのか?」「狙ったキーワード以外で、実は隠れた有力なキーワードで到達していないか?」「到達してくれたユーザーがどういう行動を取っているのか?」

挙げれば幾らでもあるのですが、簡単に言えばまず上記は基本ですね。もともとWebサイトの構築は、「仮説による設計」にて組みあげるもの。「その仮説が本当に正しかったのか?」を検証するのが「アクセス解析」なのです。

>その結果を見つめ直して、事実に基づきつつ、また新たな仮説も盛り込んでコンテンツを組み直す。もしくは、傾向に合わせて、専用のページやコンテンツをプロデュースして行く。

その繰り返しにより、Webサイトで展開するブランドが、ユーザーにより刺さりやすくなり、強くなっていきます。

当社でSEO(キーワード検索対策)をお手伝いしている田中歯科医院様という歯医者さんがあります。

当社にて施策前には、検索ではいわゆる"圏外"にあったのですが、サイトの改修とSEO施策により、だいぶ上位に揚がってきました。特に意識したのは「エリア検索で上位に来ること」と、「特に地元エリアの患者様に"信頼"を得られるメッセージを発信すること」でした。

その効果が施策開始後まもなくであらわれはじめ、アクセス解析ではエリア検索で到達されたユーザーさんが目立ち始め、サイトからのご予約も入り始めたと、院長様からご報告を頂きました。(※ユーザーとはWebサイトでの用語。本来は患者様という表現が正しいながら文脈上敢えてつかっています)

特に顕著だった傾向は、エリア検索で到達されたユーザーさんは、滞在時間も長く、閲覧しているページ数も多いです。つまり、ユーザーの心理として「地元だと何処の歯科医がいいのだろう」と観比べていることが仮説立てられます。その心理を先回りして「こういうメッセージがあれば、安心するよね」という情報を、あくまでも真実に基づいて掲載してあげれば、それが安心材料になり、問い合わせや来院につながるのです。

今後もアクセス解析を続けながら、さらに未知なるユーザーに届くように、施策を続けていきます。

貴方はご自分のWebサイトの、数字データ、ちゃんとご覧になっていますか?

ワンストップ・ブランディングの「株式会社パイプライン」がお送りしました♪