こんばんは。今日は、ブランド力維持において大切な「品質維持」のエピソードです。
先日ひさびさに、お気に入りのつけ麺屋に行ったら、なんだか違和感…。
思い返してみると、今までスープの中にゴロゴロ入っていた角切りチャーシューが入っていなかったのです。そして価格は据え置きのまま。
今までは、後乗せチャーシューだけでなくスープの中にもチャーシューゴロゴロ、にプレミアム感があったのです。美味しさの秘訣でもあったと思います。
おそらく、経営が悪化したのか、見掛け上の同じ利益率を保つために、練馬区と言う場所柄で、値段を上げるよりも、内容を下げることを選んだ。
「価格据え置き」によって客離れを防ぐ、と言う考え方だったのだろう、と推測しました。
でもブランド戦略的には、1杯あたりの表面上の利益が上がる代わりに「普通のつけ麺より高級感がある」という価値が下がった。つまり「普通のつけ麺」に成り下がってしまったと思うのです。
よって、ブランディング論としては、価格をあげてでも、プレミアム感は死守。むしろもっと、なにかプレミアムを付けられる、もしくは付加価値で増客か増売を目指すべきだったのでは?
と仮説だてました。
業績的な数字までみている訳ではないので、本来色々な側面から診断するべきとは思いますが、自分の直感では「内容下げは失敗だろう」と踏んでいます。
接客品質だったら、企業努力で幾らでも上げられます。それによってブランド力に磨きも掛かります。
品質は、ブランドの要であり、生命線です。「高くても選んで貰える」…そんなブランドを目指していきたいものですね!
ワンストップ・ブランディングの「株式会社パイプライン」がお送りしました♪