
先週、新規のプロジェクト案件のランチミーティングで新宿まで足を運んでいました。待ち合わせまで多少時間に余裕を持たせて、お気に入りの百貨店=「ISETAN MEN'S」を久々の訪問です。
なぜ自分が"お気に入り"かと言うと…
入ってるブランド、歩いている客層、展示しているテナント作り・ライティング・ディスプレイは勿論ですが、何といっても「スタッフさんの距離感」が心地イイんです♪
百貨店でよくあるケースとして、ホントにちょっとしたついでや、時間調整のために見たかっただけなのに"ココぞとばかり"に、やたら商品説明をしてきたり、ついて周られたり。。
きっとそのスタッフさんて的には「悪気」はなくて、"サービスの一貫"であり、"営業努力"であることは分かるんだけど…。「店員さんがやたら説明がましいから、面倒だから見るのやめた」「売りつけられそうだから早々に退散した」ってケース、ありませんか?
自分はまさに、"ソレが嫌"で、「あ~あ、ほっといてくれれば、買ったかもなのに、ウザイから帰る」って体験、多々あります。
でも、客ってワガママなんで、"放っとかれパナシ"もイヤなんです。気になったことは即応えてほしい。でも知りたい情報を伝えたら、スッと引いてほしい。そのままアレコレ売り込みの垂れ流しは入れないでほしい。身勝手な様ですが、「買うか買わないか?」はユーザーに決定権があるので、それは当たり前のこと、だと自分は思います。
ISETANはさすが百貨店ブランドの老舗だけあって、そこら辺のスタッフ教育が行きわたってるのか、必要以上の接触をしてこないんですよね。"付かず離れずの距離感"で見守ってくれれて、ちょうどいいタイミングで話しかけてくれて、"ウザイ"と思うほどは推してこない。コレってユーザーサイドには、とってもアリガタイことです。
たいていのビジネスには「営業」という部門&概念があると思うのですが、この「距離感」ってとっても大切だな、って思います。
「欲しいモノが欲しい時に"欲しい"けれど、要らない時には必要以上に売り込んでは欲しくない」って誰でも思いますよね!
言い換えれば、「必要な時に思い出してくれる」事が大切なのであって、ビジネス提供者として「お客様が何か必要な時に、それに気づいてスッとお薦めして差し上げられるサービス精神」が必要なんじゃないでしょうか?
もっと言えば、常に「アレを買いませんか?コレも買ってください!」ではなく、自分が提供出来るサービスやスキルの"出せるカード=手の内"は常にオープンにしておいて、それをお客様が「指名買い」してくれる、つまり「外側に向かう営業」ではなく「内側に惹き込む営業」が出来ればベストだろう、と考えています。
その「営業」では、"さらにその先"を考えて行くのが重要ですね!
当社パイプラインでは、そんなことを大切にしつつ、活動しています。
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