アメリカのコロラドに撮影・取材を兼ねた旅行に行ってた親父が帰ってきた。「お土産に…」と、ブレスレットを持ってきてくれた。ナバホ族のアーティストのシグネチャーが入った本物のインディアン・ジュエリー。超戦隊○○に変身できそうなほどのサイズ、希少価値も価格もかなりのモノだろう。。

facebookでも紹介したことのある"クライアント"と称した当社制作サイト「Rails Americana」の作家は、自分の実父でもある。社会的には一線を退いて、息子の俺から言わせれば遊んで暮らしてる親父の「老後のため」に、と創作活動や作品の様子をプロモーションするための"ブランディング・サイト"。これから、姉妹サイトとして、ハイエンド志向のユーザーをターゲットにしたECも、当社の自社案件としてコラボ企画を進めている。そんな制作コストは、息子である自分が全て「自社案件コスト」として運営している。サイトをオープンさせた時も「お疲れ様」とは言ってはくれた物の、「ありがとう、って言えないのかね、親父は?」と思ったりしたが、このブレスレット土産は、親父なりの「無言の感謝の気持ち」なんだろうと受け止めている。
…最近、どうもチョイ・エロどころかモロ・エロシーン創り込みがやたら激しいのが気になるところだが(笑
「親父がもっとビジネスに注力してくれれば、息子の俺、いまこんなに苦労してないんだけどね…」と思いつつも、自宅の1フロアを占拠する50畳の"立体キャンバス"な空間に、コツコツと40年もの歳月と莫大なコストを掛けて、一つの作品を創り上げる人生は、男として共感できる部分はあるし、「何よりも自分の世界観を最優先し、貫き通している」生き様は、クリエイターとして素晴らしいと思う。
「画家であり、染物職人だった祖父」「造形作家であり写真家であり、執筆家でもある父」「書道家であり水墨画家である母」そんな、"物作り魂"を受け継いだからこそ、いまの自分のクリエイティブ業界での起業に突き進む、自分自身のルーツがあり、それが自分のクリエイターとしてのDNAなんだと、最近実感しています。
最近参加した「起業家戦略セミナー」で同期の起業家が、"天職をみつける"というキーワードで、コーチング・セミナー業を行ってます。人の転職や起業をサポートするだけでなく、そこに"ハッピー"や"ポジティブ"のエッセンスをミックスして、マインド的にいいコンディション&ビジョンを持たせる素晴らしい内容で、単にビジネスとしてだけでなく、そこに「人を幸せに導く」という社会的貢献も備えられていて、傍から聞いているだけでも共感できました。
自分も、いろいろ悩んで、遠回りして、社会人になってから15年経ってようやく見つけた「本気で自分がやりたいこと、自分がやれること」が、この「クリエイティブ・エージェンシー」のビジネス。これこそが"天職"なんだと思います。
時間的に大変な部分もあるけど、このせっかく見つけた"天職"そして"自分の理念と想い"を"カタチ"にできるよう、これからも全力で取り組んでイキます!
次回は「デザインが持つパワー」をお届けします。
今夜は、土産に貰ったブレスレットに、同じくターコイズのリングと、同系色カラーのシャツをコーデしてお出かけ♪