アオスジアゲハの群舞!まるでコール・ド・バレエ!華やかな芝公園@東京Tokyo | Tiga TANZ ティガ タンツ

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気まぐれにいろいろ綴っています。
Kathy

アオスジアゲハの群舞!まるでコール・ド・バレエ!華やかな芝公園@東京Tokyo

 

先日、勤務している保育園の子ども達と一緒に

 

芝公園へお散歩に行きました。

 

海外からの観光客に人気の

 

芝公園は、

 

人工的な自然 Artificial Nature な感じで

 

私好みではないのですが、

 

大都心のオアシス的で

 

子ども達のあそび場としては

 

とても良い公園です。

 

その一角に

 

SDGs の一環で生態系を意識した

 

生物多様性スポットがあります。

 

そこには、

 

ヒロハマウンテンミント

 

Mountain Mint

 

が群生したところがあります。

 

そこに、

 

アオスジアゲハがたくさん飛んでいて

 

とても綺麗でした。

 

子ども達もその美しさに魅了されていました。

 

アオスジアゲハがひらひらと踊るように

 

たくさん飛んでいて

 

まるで

 

コール・ド・バレエのよう。

 

群舞の舞でした。

 

蝶って

 

周囲を明るく、幸せにしますね。

 

アオスジアゲハは、

 

英語では、Common Bluebottle 

 

漢字にすると、青条揚羽

 

白、紫の花の蜜が好き。

 

ヒロハマウンテンミントの花は、白ですね。

 

近くには、

 

紫陽花の花の群生もあります。

 

紫陽花の花のところにもアオスジアゲハがたくさん飛んでいました。

 

 

いっぱいいるのですが、

 

飛び方がとても敏捷で素早く

 

よい写真がなかなか撮れませんでした。

 

素早く飛び回る敏捷性も

 

アオスジアゲハの特徴です。

 

アオスジアゲハの幼虫は、

 

クスノキ科の植物の葉っぱを食べます。

 

 

 

お散歩の後、

 

園に戻って

 

蝶の名前を調べ、写真を印刷して名前を書き、

 

そこに

 

「ようちゅうは、くすのきのはっぱをたべます。

 

しろ、むらさきのはなのみつがすきです。」

 

と書いて部屋に貼りました。

 

 

子ども達は

 

それを見て、

 

「アオスジアゲハ、芝公園にいたね!」

 

と指さして会話の話題にしていました。

 

 

ウンモンスズメを発見した時も

 

同様です。

 

幼虫の写真や餌の葉っぱの種類を書いて

 

写真を貼り、説明のカードを作りました。

 

今でも「ウンモンスズメ」と

 

言葉遊びのように楽しそうに

 

声に出して言っています。

 

幼虫の写真も興味津々で見ています。

 

とても可愛いです。

下差し

 

 

 

子ども達は、

 

昆虫が大好きです。

 

植物も大好き。

 

 

「これはなに?」

 

「なんで?」

 

「どうして?」

 

好奇心旺盛。

 

その好奇心を素通りせず

 

しっかり受け止め

 

満たしてあげましょう。

 

 

身近な大人が

 

「虫嫌い!」

 

「気持ち悪い!」

 

と言って嫌がると

 

子どもは、

 

”こういうものに興味を持ってはいけないんだ”

 

”悪いこと、悪いものなんだ”と思って

 

同じように虫嫌いになり

 

興味を示さなくなります。

 

 

自然に心から沸き起こる好奇心や探求心も育たなくなってしまいます。

 

 

好奇心、探求心は、

 

学びの始まりです。

 

 

また、

 

質問攻めにあうと

 

大人はだんだん答えるのが

 

面倒になって

 

「うるさい!」

 

と感情的になりがちかもしれません。

 

忙しい時だと尚更。

 

人間だから

 

常に冷静を保つことは出来ないのは当然。

 

感情的になってしまうことは

 

誰でもあると思います。

 

 

でも

 

もし感情的になってしまい

 

ネガティヴなことを言ってしまったとしたら

 

その時はもう仕方ないですが、

 

後で

 

それに気づくか気づかないか

 

認識できるか出来ないか

 

反省するかしないかで

 

大きく違ってきます。

 

 

子どもは、とても敏感です。

 

感受性が強いです。

 

なので

 

ちゃんとわかってくれています。

 

 

 

心落ち着いた時に

 

しっかり向き合って

 

話を聴いて

 

心を通わせれば

 

大丈夫。

 

 

子どもが興味をもつものが

 

大人の希望や期待と違うことがあるかもしれません。

 

どちらかと言うと

 

違うことが当然です。

 

 

そんな時、

 

大人も「学びのきっかけ」と思って

 

子どもと一緒に調べて

 

一緒に学びましょう!

 

 

保護者の方、担任の先生が一緒に学ぶことで

 

子どもはますます学習意欲が高まり

 

積極的にいろいろなことに取り組みます。

 

そして

 

自己肯定感も育まれます。

 

 

昆虫や植物の世界は、ミクロの世界。

 

子どもはミクロの世界が大好きです。

 

ミクロの世界は不思議がいっぱい。

 

 

ミクロに興味を持つと

 

だんだんとマクロの世界へ興味が掻き立てられ

 

地底のどんどん深いところ

 

そして、

 

地上のどんどん高いところ

 

雲の向こう

 

宇宙へと好奇心が広がっていきます。

 

 

宇宙や深い地底、深い海の底は

 

実際に肉眼で見ることができません。

 

 

好奇心、探求心が満たされた子は

 

想像力が豊かになります。

 

 

想像力が豊かになることで

 

実際には触れることができないもの

 

肉眼では見ることができないものを

 

想像し、それについて調べ、

 

学んで身に着けて行きます。

 

 

科学は、数学、言語、文化など

 

全ての分野に繋がっています。

 

学び深めていくと

 

必然的に総合学習になるのです。

 

 

勉強が「受験の為」になってはもったいないです。

 

 

本当の学び”を

 

子どもの時に経験させてあげて欲しいと願います。

 

 

Tschüss 飛び出すハート