僕の贈りもの ~early summer 2024 ② & ジャンコレ㉓~ | LYRICSの生みだした文化の極みだよ

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1.01

 

『空と風と時と』で初期オフコースが聴きたくなったtyzoですが、なんと偶然にも今年一月、 『オフ・コース1/僕の贈りもの』を購入していました

 

 

ジャンクレコード探索では5人体制になってからのレコードはよく目にしますが1stは初めてです

 

まぁ、買ってしまうよね

 

バンド表記は『オフ・コース』で、5人のメンバーが揃うまでは中黒が入っています

 

写真では見づらいですが、帯に『日本のカーペンターズここに誕生』の文字

 

数年後、『愛の唄』の英語版デモをカーペンターズに送ったものの採用されなかったという話もあるそうです


 

 

盤面も綺麗です

 

内容はと言うと、『日本フォーク界最高のコーラス・グループ』とあるとおり透き通るようなハーモニーを聴かせるフォーク

 

情景を歌っていたり批評的だったり、メッセージ性があるところがフォークしています

 

後年、音楽の方向性で鈴木康博さんが脱退しますが、二人の原点を思いながら聴くと今まで聴き流していた楽曲も味わい深く聴こえます

 

音楽ファイルとして持っていましたが、レコードに針を落とすと小田和正と鈴木康博というミュージシャンの存在が確かに感じられました

 

 

 

もう少し早く気がつけば
誇りと自信を失くして
どんなに小さくなった自分でも
夢さえあれば

なんとか生きてゆける

 

 

朝もやにつつまれた公園で
ふりそそぐ透明なこもれ日に
まだ何かできるかもしれない
そんな望みを感じながら

あたたかい雨の降る水曜日
少しだけ心も落ちついた
夕方には晴れるかな

 

 

 

今回のツアーでも歌われた『水曜日の午後』

 

小田さんにも思うところがあってこの歌を選曲したのかもしれません

 

僕の地域も梅雨に入りました

 

暖かい雨がまだ小さい苗たちの命になってくれれば良いと思います