1.01
今年、ある本を読みました
追分日出子著
『空と風と時と 小田和正の世界』
2022年に『early summer 2022』をリリースし『こんど君と』ツアーを行った小田さん
2023年にはアンコールツアーの『こんどこそ、君と』を完走
年が明けると、一度は放送中止になってしまったものの『こんどこそ、君と ライブ&ドキュメント』が放映
喜寿を迎える今年もまだまだ全力疾走、6月のイベント出演が決まっているそうです
そんな中出版された『空と風と時と』
632ページに及ぶ大作で、半世紀を超える小田さんのキャリアと人生が各方面へのインタビューやツアー内側から見た筆者自身の目を通して綴られています
僕は小田さんの前半生やオフコースの内幕が知りたくて読んだのですが、印象に残ったのは小田さんが持つ仲間への思いでした
小田さんってちょっと取っつきにくそうな印象がありませんか?
なんかぶっきらぼうで
しかしヤスさんとの決別やクリスマスの約束、ツアーメンバーとの絆などの一連のエピソードを読んでいると、小田さんはとても仲間を大事にする人なんだなぁということが見えてきました
小田さんの楽曲も、実はとてもストレートにそういう思いを描いていたのだと改めて実感しました
2022年のテアトロンの時、今まで見た中で一番声が出ていないと感じました
しかし、筆者によると後のツアーではしっかりと声が出ていたそう
良かった
この本を読んでいたらなんだかオフコースの古いアルバムが聴きたくなりました
古いアルバムを聴きながら小田さんの人生を振り返るのも良いな、と思う2024年の初夏です