整理収納アドバイザー、写真整理コンシェルジュ、網野千代美です。
■どうしてる?たまった書籍
自粛期間中、たまった書籍の整理をしました。
定期的に見返すと「これはもういいかな」と自分の気持ちに変化が起こっていることもあります。
選んでいくほど、自分にとって大切な本だけが残っていきます。
モノの中でも、数が増えやすい書籍。
大切な本のはずなのに、
- 何年もホコリをかぶっている
- 買ったのに読んでない
- 無造作につみあげてある
- 段ボール箱にしまったまま
- カラーボックスに入りっぱなし
- 存在を忘れている
みたいなことになっている本も多いのではないでしょうか。
「蔵書」というぐらいだから、
読まない本でもずっと持ち続けていいのです。
・・が、それも程度問題。
本を大事にできていればというのが前提です。
生活を侵害するほど本の量が増えたら、蔵書を見直し、本当に残したい大切な本を選んで残す整理が必要になってきますよね。
■本を買う前に
いまは、本を手に入れる(読む)方法も多様です。
買う前に、どんな形で読むのか選ぶことで、「増えすぎ」予防になりますね。
読みたい本をみかけたら、まず
- デジタルでもOKな本ではないか
- 図書館で借りて読めば済む本ではないか
- 一度読めば済む本ではないか(買ってすぐ売る前提)
を考えて、「現物」を家に残したい本かまず考えてみましょう。
■本を読み終わったら
- ずっと家においておきたい本か
- 当面手元に置いておきたい本か
- 早めに家から出してもいい本か
考えてみます。
■難易度別★本の手放し方
手元に置く本はほこりがかぶらないようキチンをしかるべき場所にしまい、
手放す本はその方法を考えてみます。
手間がかかるもの、お金がかかるもの、逆にお金が入ってくるものなど、
本の手放し方も多様なので、難易度順に★をつけて並べてみました。
●難易度★ 資源ごみに出す
一番簡単な方法です。読み終わった雑誌など、テンポラリーな内容のものはこの方法で。
アクション しばって出すだけ。
メリット コストも手間もほとんど不要。
デメリット 後ろめたい
●難易度★★ 寄付する
書籍を寄付する団体や活動は多数あります。
また、地元図書館、学校などで受け付けている場合も。
※ネットで検索して自分に合った寄付先を探してください!
- アクション ネットで検索、梱包と発送
- メリット 人の役に立てる
- デメリット 配送コストがかかる場合がある。梱包の手間がかかる。
●難易度★★ ほしい人にあげる
SNSやラインのグループ、ママ友や親せきなど、欲しい人に直接もらってもらう。絵本や子供の本などは喜ばれる。
↓私もこのブログでかつて本を譲りました。
- アクション 声掛け、やりとり、発送、手渡し
- メリット ほしい人に確実に届けられる、喜ばれる
- デメリット やりとりの手間がかかる
●難易度★★★ 古本屋に売る
↓おなじみのこちらなど。
持ち込み・宅配・集荷などあります。
- アクション 持ち込み・ネット予約・梱包と発送など
- メリット 売れたお金が入る
- デメリット 手間がかからない分、査定が低い場合が多い
●難易度★★★★ フリマアプリに出す
販売価格としては古書店よりずっと高い値段がつくフリマアプリ。
ここで買った本をまたここ売る、ここで売れたポイントでまた別の本を買う、といった独自の「商圏」ができあがっていますね・・。
配送方法もどんどん進化して、個人情報なしでやりとりができ、以前よりハードルが下がりつつあります。
- アクション 撮影、出品、やりとり、梱包、配送
- メリット 価格を高く売ることができる
- デメリット 出品、やりとり、梱包、発送などすべて一人でこなすので手間がかかる。相手がわからないリスクがある。
●難易度★★★★★ 自炊(自分で書籍をデータ化する)
自炊については、また改めて別の記事でじっくり紹介しますね!
↓↓個人的な見解
私も、自粛期間中おためしで自炊をやってみました。
自炊は正直「それ自体が趣味の世界」だと思っています。
書籍をデータ化するのは、機材の準備をはじめ、保存先、見返しまでを含めて、かなりのハードルがあります。
繰り返し読み返したい本なら電子書籍で買いなおした方が、読むときのストレスも少ないです。
膨大な蔵書の「データは残ればいい、物量を減らすことが目的」なら、クオリティにはこだわらず、楽しみながら地道に進められるといいと思います!
↓これは私がおためしで自炊した本~。
※自炊してから一度も見ていない。
今日はここまで。
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