50代の家事と暮らし、デジタル化でコンパクトな写真整理、網野千代美です。
整理収納アドバイザー2級認定講座を定期開催しています。
講座の前にはいつも、参加者のみなさんに「困っていること」や「こんな暮らしがしたい」について伺っています。
そのなかで「何度片付けてもリバウンドしてしまう」とお悩みをお持ちの方が、結構いらっしゃるんですね。
そんなわけで今日は、リバウンドしないために知っておきたい2つのことを書きますね。
■知っておきたいリバウンドの背景
まず、リバウンドにはキチンとした理由があり、それを防ぐ方法があります。
-
なぜリバウンドしてしまうのか
-
どうしたらリバウンドは防げるのか
具体的な理由を知ることで、リバウンドとは誰にでも起こることであると理解できます。
解決方法を知ることで、リバウンドしない暮らしができるようになります。
・・・2級講座やお片づけ相談で「リバウンドするんです」という方には、いつも
「実はそれ、リバウンドじゃないんですよ」
とお話しています。
みなさんがリバウンドだと思いこんで落ち込んでいることは、実は「誰の生活にも普通に起こること」なのです。
もちろん、アドバイザーの私にも。
おそらく、ものすごく家が整っているアドバイザーにも。
↓わたしにもあなたにも心当たりが・・・
■なぜリバウンドしてしまうのか
はじめに、リバウンドのメカニズムについて考えてみましょう。
●家にモノが増える理由について知る
まず、
家という場所には、
買ったり、もらったり
絶えず外からモノが入ってきます。
今日、あなたの家には外から何が入ってきましたか?
食品、DM、学校の手紙・・・
週末なら、
衣類、日用品、書籍・・・
など。
もし、家にモノが入ってきたら、その日のうちに
あげたり、売ったり、捨てたり
同じ量だけモノを家から出しますか?
学校のプリント、子供が一枚もらってきたら、一枚捨てますか?
普通は捨てませんよね。
家というのは、普通に生活していれば、常にモノが増えていく場所なのです。
そこで暮らしている以上、当然の成り行きです。
だから、
今日、ベストな状態に片付けても、
しばらくしたらモノが増えて
空間が飽和状態になってしまう。
せっかく片付けても
外からモノが入ってくることで、
整えた場所が乱れてくる。
これがリバウンドといわれる状態ですよね。
- 性格がだらしないからとか
- 横着だからとか
- 片付けられない女だからとか
そういうことでなく。
<10の家 理論>
- あなたの家に入るモノの量が10として
- がんばって片付けて、8ぐらいの物量に減らしたとしても
- 月日がたてば少しづつモノがふえて自然に10に戻っていく
- 放置すればさらに、20になり30になっていく
↑こういうことです。
せっかく片付けたのにどんどんモノがふえて
どうしたらいいかわからなくて、
- 収納のスキマに詰め込んだり
- 鴨居にかけたり
- 床に置いたり
することになるわけです。
そして、
またリバウンドしてしまった・・。
って落ち込むわけですね・・。
でもそれ、リバウンドじゃないですよ。
人が普通に暮らしている、っていうことなんです。
■どうしたらリバウンドは防げるのか
- 9になったら8に減らす
- 8.5になったら8に減らす
- 8.1になったら8まで減らす
- 家にいれるものは厳選する
→買わない、受け取らない、必要のないものは断る、紙をデータ化する、などなど - 積極的に家からモノを出していく
→滞在時間の短いモノ、持つ必要がなくなったモノを漫然と家の中に置かず、前向きに、積極的に外に出す
■まとめ
1.なぜリバウンドしてしまうのか
- 家は常にモノが増えやすい状態にある
- 片付けても徐々にモノが増えるのは自然なこと
- リバウンドは誰にでもあたりまえに起こること、落ち込まないで
- 家にいれるモノを厳選する
- 前向きな気持ちで家の外にモノを出す
■おまけ
- 判断に迷わないモノ
- 消耗したモノ
- 捨てやすいモノ
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