1月11日は、2級認定講師試験(1回目)の受験でした。
ここまで、
・予備講座
・初級トレーニング
・対策講座
に参加して準備をすすめてきました。
しかし、試験本番というのは緊張感が違いまして。
予備講座などでも練習を積みましたが、いざ本番となると練習通りにできないばかりか、どんなことを話したかも記憶があいまいで・・
今回の結果は、2月上旬に連絡がある予定ですが、すでに次回の受験(2月16日)も申し込んでいます。
なんとか、4月5月ぐらいまでに合格したいと考えています。
試験の準備について
ここでは、受験のために準備した内容、対策講座を受けて気を付けた点などをピックアップします。
まず、試験は
・90分の筆記
・30分の実技
があります。
●筆記について
- 筆記はすべて記述式です。
- 実技の練習をしっかり積んでおけば対応できる内容かと思います。
- 特殊な内容や、ひねった問題は出ません。
- 筆記に合格したら、再試験は実技のみでOKになります。
●実技について
- 実際の講義内容(パワーポイント)を使用してデモ講座を30分行います。
- 課題は全部で5単元あり、当日くじ引きで指定された任意の2単元を、試験官の先生と、同じ受験生のグループの前で実施します。
- どこがあたっても対応できるよう準備します。
<実技の練習>
- 事前資料として送られてくる、講義の音声データを聞いて、シナリオを書き起こします。(これは全体の流れがわかるのでやったほうがいいです)
- 各理論に対し、自分なりの事例を準備します。
- 実際の受講生に向けて対応できるよう(年齢層や興味関心)、いくつか事例のパターン用意しておくとよいと思います。
- ただ、試験ではあまりひねりすぎないよう、ベーシックな事例がよいと思いました(私の場合です。あまり情報が多すぎると当日パニックになって逆効果の場合もあるからです)。事例のバリエーションは講座に慣れてからでも・・
- 自分なりに全体の構成ができあがったら、実際に「立って」「受講生がいる想定で」「声を出して」講座のトレーニングをします。
- この時、スマホかデジカメで録画をします。実際にやってみて録画は本当に大事!!!と実感しました。自分が意識していないクセや、客観的に見て「気になる点」がはっきり把握できるからです。
- 気になる点を改善しつつ、講座の練習をします。
- この時は、もちろんパソコンで実際のパワポを進めながら行います。
- できれば、板書(書くフリ)もちゃんといれます。
それから、当日は
- 身なり
- お化粧
- 髪形
- 表情
にも、抜かりがないか事前にチェック。
上記にプラスアルファ、「自分らしさ」や「きらっと光るもの」があっての合格となるようです。
また、実際に動画を見ると「あの」「それでですね」「えーと」など、つなぎの言葉(口癖)が気になる場合があります。
そういった場合は
- ここまでのご理解はいかがですか?
- 次に行きますね
- まとめますと
- ここで伝えたいところは
- 重要なところです
- 私の場合は
- ここを覚えてくださいね
など、自分なりのつなぎの言葉のバリエーションを準備しておくといいようです。
※と、あたまでわかっていてもなかなか本番でいかせなかったりします。
あとは場数でしょうか・・・
認定講師について思うこと
私は、自分自身の「きらっと」がなんであるか、まだいまひとつつかめていません。
ただ、2級講座を自分が実際に開くとなったら・・をイメージした時に、こんなことを考えるのです。
2級認定講座は、長時間(6~7時間)あり、受講料も決して安くはないと思います(23,100円)。
そのハードルを越えて、参加者の方は「整理収納を勉強したい」と来られているわけです。
なかには、お子さんを預けてこられている方もいるかもしれません。
それと、どんなにベテランの講師でも、メディアによく出られるアドバイザーの方も、そして、なりたての講師でも、受講料は一律です。
そんななか、参加してくださった方に、来たかいがあった!と思てもらうのって、簡単なことではないと思うのです。
「ぜんぜん面白くなかった、参加してがっかりだった」と思われたら、心底申し訳ない限りです。
時間とお金を使って受講していただくのだから、時間・値段相応の価値があった、ではなく、それ以上の価値があった!と思ってもらいたい、と思います(壮大な野望)。
「それ以上の価値」というのは、そこからスタートする講師とのつながりとか、そこで知り合った方同士のつながりとか、そこからはじまる整理収納への関心とか、そういったことかな、と思うのですが。
そのような講座を開けるようになるために、やはり合格のハードルがたかいのは当然のことかなーと思いますし、合格までに複数の予備講座や対策講座に参加して、人からフィードバックをいただくことは「合格のため」というより「その後のため」の糧になると思います。
というわけで、引き続きがんばりたいと思います!