記者会見はようやく始まりましたね。
まずは、新規感染者が0人。
つまり、研究所感染事件の接触者たちは、現時点では感染された方がいません。
その中には、感染者の恋人、一緒に食事する友達もいるので、このような濃厚接触者たちも感染されてないなら、感染者さんと全く知らない私たち一般人はなおさら安全だと思います。
そして、ウィルス株についてですが、感染者さんが感染されたのは確かにデルタ株ですが、そのデルタ株をさらに分析してから、
1. 研究所が使っているデルタ株とは同じウィルス。
2. 6~9月のデルタ感染者たちのデルタ株とは違う。
もし、このウィルスのDNAみたいものが、6~9月のデルタ感染者のデルタ株と同じであれば、その頃の感染がじわじわと拡大している証拠。
そうすれば、台湾はまた警戒レベルを引きあげてしまう可能性が高いですね。
幸いに、ウィルスのDNAみたいものは、この事件のウィルスとは不一致。つまり、この前の感染事件は今まで続いていません。
そして、1. 研究所が使っているデルタ株とは同じウィルス。についてですね。
感染者さんが噛まれた日に、その研究室には同時に3種類のウィルスを研究していました。
感染者さんのウィルス株のDNAみたいものが、そのデルタ株とは一致。
ということで、「ネズミに噛まれたから感染」ではなく、「防護服がネズミに噛まれて破って、研究室に存在しているウィルスを接触して感染」
の可能性が高いです。
P3研究所なら、こういう感染経路についても厳密な規則を定めていますから、もちろんそのミスについての調査は続けますが、とにかく、私たち一般人はしばらく安心に暮らしていいと思います。
では、特別な事情がなければ、研究所感染事件についての報告はここまで。
マスク、アルコールと社交的距離を守りながら、クリスマスイベントなどを楽しみましょう。
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