私は猫が天使になると、記念としてフェスブックのブログタイプの記事をアップしますが、読むたびに悲しいですから、日頃にはあまり読みませんが、さっき確認したいことがあって記事を読もうとした時に..........なんと、フェスブックのブログタイプの記事機能が削除されました!
記事も全部消えました!
普段は親しくない男性に「無感情」と言われている性格ですが、すぐに泣き出しました。
幸いに、旦那の協力のおかげで記事を見つけました。
一気にすべての記事をダウンロードする機能がないので、一々内容をコピーしてパソコンのファイルに貼り付けることにしました。
記事を読みながら作業してたので、大泣きしましたね。
だから、気分転換として、涼丸ちゃん(元気にしているよ)と出会った頃の話を語ろうと思います。
涼丸ちゃんと出会ったのは2017年の9月。
二丸ちゃんが病気で天使になってからの一ヶ月目の夜。
旦那と家の近くで散歩している時に、「ニャー!ニャー!」と大きい声が聞こえたので、探してみたら、車の下には汚い黒白猫一匹。
3カ月齢くらいで、すぐになついてくるのでたぶん男の子だと思いました。
まだまだ二丸ちゃんのために毎日泣いている時期ですが、二丸ちゃんがいなくなってから、一丸君は毎日不安そうで、やっぱり友達がいると思います。
だから、すぐにこの子を我が子にしようと決めて、翌日から毎日缶詰めをもって黒白猫ちゃんに会いに行きました。
黒白猫ちゃんがいる路地の住民たちは、みんな猫が大好きで、ドライフードもお水も備えていますから、他にも何匹の野良猫がいました。
でも、怖がらず駆けてくるのはこの黒白猫ちゃんだけ。
「この子を飼いたいですか?よかったです。最近は野良犬もいるので、こんなに小さい子が大丈夫かなぁって心配していますね。」って近くのおばさんに言われたので、段ボールの箱をもらって保護しようと思います。
旦那と一緒に一丸君(結婚記念猫の一丸君)を保護した経験を持っているし、自分は大丈夫だと思って頑張ってみました。
まさか、すごくなついている黒白猫ちゃんは、必死にもがいて暴れました。
家は近くにあるので、段ボールの箱の蓋を押さえて急いて家に向かいましたが、↓の★のところで黒白猫ちゃんはなんと蓋をぶつかって飛び出しました。
そして、ハイスピードで大道を越えて危うく車にぶつかられるところでした。
本当に心臓が止まりそうで、旦那を待っていればよかったのに..........どうして強がったのって心で自分を責めながらついていきました。
車の下に身を隠した黒白猫ちゃんが二度と道を越えないように、距離をとって、せめて黒白猫ちゃんを馴染んでいる路地に帰らせるべきだと思って、誘導しようと頑張っていましたが、黒白猫ちゃんは違う路地に入りました。
「どうしたんですか?」って近くの飲食店の店長さんは、声をかけてきました。
「猫を家に連れて帰りたかったですが..........」
事情を説明してから、店長さんはすぐに自宅用の外出用ケージを借りてくれました。
「その路地の住民は猫が嫌いですから、これを使って捕まってくださいね。」
「ありがとうございます!」
外出用ケージをもって路地に入ると、すぐに車の下に隠している黒白猫ちゃんを発見。
散歩しているふりをして近づいて、隙を狙って捕まろうと思いましたが、なかなか隙を見つけませんでした。
でも、絶対にこの子をここに捨ててはいけませんから、距離をおいて後についていきました。
最悪の場合には、旦那が来られるまでに何時間も見守る覚悟もできたので、黒白猫ちゃんに従って、人間の道から離れて野良猫の道に入りました。
それは、壁の間にある狭い道でした。
瓦礫や廃棄木材を踏みながら、狭くなっていく道の先を見てどうしようって焦っていました。
そして、とうとう人間が入れないごく狭い場所に来ました。
黒白猫ちゃんが離れていく後ろ姿をみて、やっぱり諦めるしかないと絶望して、つい「涼丸ちゃん!」って呼びました。
「涼丸」って、この前に決めた名前ですが、黒白猫ちゃんには教えていません..........
まさか、黒白猫ちゃんが本当に止まって振り返って、こちらをじっと見ました。
「え?」ってびっくりしましたが、チャンスを逃したくないので、外出用ケージを床に置いて座りました。
「悪い人じゃないよ。涼丸ちゃん。一緒に帰ろう?」ってやさしく声をかけました。
そして、奇跡が起こりました。
黒白猫ちゃんは駆けてきて、私のそばに横になりました。
そんなに怖かったのに?
その名前を認めたの?
OKって?
迷いましたが、黒白猫ちゃんは本当にリラックスしているように見えますから、捕まってみました。
そして、
大成功!!!
今は綺麗なお嬢ちゃんになりました。(男の子だと勘違いをしてすみませんでした..........)
相変わらず、涼丸ちゃんって呼ぶと、駆けてくる甘えん坊。
でも、なぜか子猫時代の人懐っこい性格が一転、パパとママしか会えない子になりました。
ずっと考えていますが、
その日、涼丸ちゃんを呼び止めたのは私ではなく、天使になったニ丸ちゃんかもしれませんね。
「涼丸ちゃんって、あなたの名前ですよ。」って誘ったじゃないですか?
同じ猫である二丸ちゃんが声をかけましたから、怖くなくなったかもしれませんね。
二丸ちゃん、ありがとうございます♥
ママは、今でも二丸ちゃんのことを愛していますよ。