私は2016年の11月に台南に嫁に来ました。
実家から荷物を台南に運ぶ日に、実家で旦那に言いました。
「台南の家には猫がいないよね。どうしよう?私は猫がいないと生きられない病気があるからどうしよう?台南に着いたら、まず、譲渡会へ行こう?荷物はどうでもいい、まずは猫。とにかく猫。」
自分でもわがままを言ってるのをわかっていました。
そもそも、その日は夜の8時に台南に到着する予定でしたから、譲渡会はどこにもありません。
旦那にも「この女はまたバカな話を言っているなぁ」の顔して無視されました。
でも、その日、本当にどうしても猫が欲しい気分になって、台南には猫がいないなら、猫のいる実家に残ろうと本気で思うほどの気分でした。
もし、旦那はOKと返事したら、すぐに猫の保護協会に連絡するかもしれません。
結局、膨らんできた猫が欲しい気分を我慢して台南の家に到着して、ちょっと買い物に行った時、歩行三分間のところで、「にゃ~にゃ~」の声がしました。顔を伏せると、一匹の猫ちゃんが出ました。
それは、私の人生の初めて、子猫に声をかけられたんです。
「あのう......」ちょっと旦那に目をやると、旦那は無表情のままで、「俺は捕まる」って言ってくれました。
「ぎょい!」だから、私は喜んで近くの店で猫の缶詰めを買って、紙箱をもらってきました。
でも、子猫がずるかったです。缶詰めは食べきってからすぐに閉まった店に隠しました。
がっかりした時、閉まった店から二人の男性が出てきて、「何をしていますか?」って聞かれました。
「あぁ、その子猫か?昨日来たばかりで、車がいっぱいですから、本当に心配ですね。でも、うちの犬が死んでから悲しくてたまりませんから、まだペットを飼う勇気がありません。ちょうど困っていますね。」
だから、店の二人の男性の協力で、汚い子猫を手に入れました。
そして、一丸の名を付けました。
それは、初めて飼った猫の七宝が虹へ行ってから、毎日毎日泣いて寝た時期のある夜に、七宝が夢で教えてくれた名前です。
今だにはっきり覚えています。
七宝は夢の中に、書道の感じですごくでかい「一丸」を書きました。
だから、汚い子猫の前世は七宝かどうかわかりませんが、とにかく、一丸。そして、結婚の前に出会いましたから、あだ名は結婚記念猫。
そして、3年後の一丸はこんな感じです。
それは、高いところへジャンプして、下りられなくなりましたから、にゃ~にゃ~して「ママ、助けて」って言っている顔でしたね。