昨夜、w-inds.の緒方龍一の脱退についてのニュースを見て、いろいろな青春時代の思い出が湧きました。
最初好きになった日本歌手は浜崎あゆみですが、日本語を学ぶきかっけはw-inds.でした。
中二の時に、友達のおすすめで"THE SYSTEM OF ALIVE"Tour 2003のライブビデオを見てハマって、毎日ロマ字の歌詞を読んで歌えるように頑張っていました。
でも、ロマ字の歌詞って本当に読みにくいです。やっぱり日本語を学ばないとだめだって自学で五十音を暗記し始めました。
そして、今度は本気で日本語を学んで、w-inds.のインタービューまで見たくなりました。
だから、日本語の学科のある高校へ進学しようと思いましたが、台湾では日本語の学科のある高校なら全部学費が高い私立高校です。
なぜか幼児園からお金をすごく大事にしていた私は、速やかに諦めて、両親にとんでもない提案をしました。
それは、県のNo.1の商業高校を諦めて、No.2だけと自由で日本語の授業もある商業高校へ進学することです。
学校の先生たちにばかばかしいと言われましたが、うちの両親はちゃんと納得できる理由を説明すればOK!のタイプですから、すぐにOK。
ちなみに、両親は「w-inds.が好きだから、日本語を学びたい」って理由もはっきり知っていました
高校入学後、学校の日本語の授業だけで自分の求める能力が手に入れないと気が付いたら、両親にもう一つの提案をしました。
「日本語の塾の料金が高いとわかっていますが、一年生の時に、学校の授業で基本的な文法を勉強して、二年生になったら、一年かけて塾で全力尽くして頑張りたいです。」
両親は何も返事してくれませんでしたが、翌日の夜に、私を連れて塾へ行きました。
その塾が年会を払えば、どんなクラスにも自由に入れるタイプですから、初日から初級の授業も先生が中国語を話しない授業も行きました。
もちろん自分だけ日本語が話せないのは怖かったですが、「w-inds.は最初の路上ライブにも怖かっただろう?でも、彼たちは怖さに負けずに頑張ったから、カッコウいいグループになったんだから、自分も怖さに負けてはだめ!」と思って、胸を張って授業を受けました。
w-inds.はその時の私にとって生きる基準です。
w-inds.は頑張っていますから、私も頑張ります。
平日の夜に3時間の授業、休日なら8時間以上の授業、寝る前に一曲を聞いて、その曲の歌詞の言葉をすべて辞書で意味を調べて、ノートに書いて1年間続いて、それからの二年間もw-inds.オタクの勢いで頑張っていました。
だから、両親はw-inds.の作品がリリースする度に、「予約した?今夜予約しにいこう!」って喜んで買ってプレゼントとしてくれました。
それからもw-inds.のいる日本へ行きたい理由で、日本語学科のある大学へ進学しました。
今振り返ると、w-inds.はエサのようでしたね。一歩ずつ今の人生へ導いてくれた道しるべですが、自分の意図には全然深意がなかったですから、ちょっと......バカな少女を正しい道へ導いたエサみたいです。
残念ながら、フリーランスの仕事が始まると、そっちのことに専念して、気が付いたらw-inds.のファンから卒業しました。
でも、いつまでもw-inds.を感謝しますね。
彼らのおかげで今の大好きな人生を手に入れるんです。
だから、緒方さんの脱退には惜しいと思いますが、大人としてよかったとも思います。
ストレスが耐えられないほど重い時には、ちゃんと休んで、自分の心を大事するこそ、ファンが喜びます。そして、彼らの姿を見て頑張ってきたファンたちにも、疲れたら休めばいいって伝えるすばらしい見本になると思います。
とにかく、w-inds.のみなさん、ありがとうございました。今後もご活躍を祈ります。
そして、緒方さん、お疲れ様でした。