特に妖怪の話に着目するつもりはありませんが、台湾最強女鬼である陳守娘のストーリーは漫画化なので、やっぱり紹介したいです。
台湾人にとって、漫画と言えば、やっぱり日本の漫画ですが、近年政府は出版社と一緒に台湾の漫画を進めようと頑張っていて、CCC編集部を立ち上がりました。
CCC編集部と言えば、防疫手冊を発行した機構です。
ちなみに、台湾の厚生省は疫病キャラで2021年のカレンダーを発行して、11/19から予約開始でしたが、すでに売り切り。
もう購入できませんが、一応商品のリンクを提供して、気になる人はご参考ください。
話題を戻りましょう。
そのCCC編集部は今年から無料で読めるネット漫画を始まりました。
中国語だけですが、コマ割りなどは日本系だから、中国語学習者だけでなく、中国語がわからない人もなんとなく分かると思いますね。
そして、今日は紹介したいのは、11/19から連載開始した台湾最強女鬼である陳守娘のストーリーです。
2021年に日本で出版する予定である妖怪台湾地図も、陳守娘のストーリーを収録したし、舞台は台南にあるし、紹介しないのはありえませんね。
中国語の「鬼」は幽霊という意味ですから、妖怪台湾地図で紹介されましたが、妖怪じゃなくて幽霊です。
陳守娘は清朝の時代に生まれ、今の台南駅の近くに住んでいる林壽という男性に嫁に来ましたが、若い頃に未亡人になってしまいました。
そして、ある官吏は綺麗な陳守娘に惚れて、陳守娘の義母と義妹にお金を払って、陳守娘を買いました。
死んだ夫以外の男性には興味ない陳守娘は断りましたが、結局その義母と義妹に虐待されて死んでしまいました。
死んだ陳守娘は復讐のために強い幽霊になって、自分をいじめた人たちを殺しましたが、やっぱり恨みを晴らせなかったから、無実の人も巻き込まれてしまいました。
そのとき、広沢尊王という神様が鎮圧するつもりでしたが、なんと、陳守娘が強すぎて、決着がつきませんでした。
ようやく陳守娘が消滅されかけた時に、観音さまは陳守娘も事情があるので、許してくださいって懇願しました。
そして、いろいろと交渉して、陳守娘の位牌を節孝祠に入れることにしました。
その節孝祠は、中西区の孔廟にあって、陳守娘の位牌も実在であります。
陳守娘のことをわかったら、応援したくなりましたね。
では、その漫画の陳守娘はどんな人生を送りますか?とても楽しみにしています。
皆さんも、応援してあげましょう!