週末には用事で久しぶりに台北へ行きましたから、いろいろと思い出しました。
フリーランスが始めて3~4年間くらいに、スケジュールを埋めるために日本物産展でバイトしたことがあります。
もともとは台中のデパートでバイトしましたが、日本人の社長さんに誘われて、宿泊付きの条件で台北の日本物産展へ行きました。
だから、台北では2カ月間暮らしたことがあります。
その時の経験によると、台北人には、
フレンドリー
若者は台湾語が話せないけど、50代以上の人たちは台湾語を喋りたがる
デパートのお客さんは中南部より厳しい
というイメージが残りました。
台湾語で商品情報を聞きたい人が意外とけっこういました。
中国語が話せないわけではありませんが、台湾語が話せない若者にむかついて怒ったお爺さんやお婆さんは時々登場します。
私もその時に台湾語がペラペラじゃなかったけど、簡単な会話は平気だったので、ほかのブースでは怖い台湾語お客さんは私のブースに来ると、やさしくなります。
近所のお婆ちゃんやお爺ちゃんのように、出身地など聞いて「頑張って」とか応援してくれてから、楽しく商品を買ってくれたり、名刺をくれたりしました。
その時にはちょっとね。
「中南部人としての誇り」が生じました(笑)
それ以外に、台北人たちは中南部人が台北に来たらいろいろと彷徨うことを知っているみたいで、元々は冷たかったけど、私の出身がわかったら、親切に案内してくれました。
とにかく、台北には好感を持っています。
でも、昨日はちょっと台北を嫌いになりました。
それは、交通が複雑すぎるからです。
昨日は初めて車で台北へ行って、その前に台北の交通制限は厳しくて複雑だと覚悟ができましたが、やっぱり自分が甘かったです。
中南部では直進というのは直進。まっすぐ行けばいいです。
でも、台北は、直進と言っても交差点のある直進です。
Googleナビはこの道を直進すると言われましたが、急に4~6車線の道路が表れて、それに、お互いに連絡できず、違うエリアへの直進車線です。
帰宅して検索して、ネットの情報によると、台北の車線が複雑すぎて、Googleナビなど車線を表示しないナビは通用しなくて、Googleナビなどの指示に従うと交通違反してしまう状況もよくあるそうです。
それを知らなかったわが夫婦は、迷宮に入ったようにGoogle Mapを見ても、ギャンブル気分で車線を選びました。
雨の夜に、絶えなく未知な選択肢が登場するのは、とても嫌でした。
台南にある家に帰りたいけど、頑張っても台北市を出られないのは心が疲れました。
そして、ある大きい交差点で、青信号なのになぜか前の車は交差点の真ん中に止まりました。右はバス専用で追い越せる車線がありませんでしたから、大人しくその後ろに待ちました。
若干左へ曲がる様子でしたが、そこは左折禁止だし、ウィンカーも出していないし、たぶん何か状況があったと思いました。
結局、止まっていた前車は左折禁止のルールを無視して、黄信号になって誰も止まっている隙間で左へ曲がりました。
確かに、黄信号になると、その車は無事に左へ曲がりましたが、その後ろで大人しく待っていた私たちは、前車のせいでタイミングを逃して、前にも進められなくて、後にも戻れなかったです。
そして、両方から大量なバイクと車がクラクションを鳴らしながら、容赦なく走ってきました。
頑張ってその交差点を乗り越えましたが、トラウマになりました。
台北の道は怖いです。
お母さんを叫びたいほど怖いです(┳Д┳)