娘が出来ない事(長文/まとまりません) | 切り絵 な 日々

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自分の事 何かしなくちゃ! という 焦り から、好きな 切り絵 を再開。
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いろいろあるんですが、


実際に困っている事は、これまでブログに書いてきた事です。

睡眠問題 
疲れたと言っては寝ています。泥の様に寝てしまいます。
一度寝るとなかなか起こせません。
初めは、なかなか理解出来ませんでしたが、娘にはいろいろ疲れる事があるって事、私も勉強して分かってきました。
でも、朝は5時に起きる様になりました。(最近は4時みたいです)
本人も私も、疲れ過ぎない様に、時間配分を模索中です。


忘れ物対策
宿題や提出物を出してない事が分かりました。
覚えてられないという特性の他に、宿題自体を無くしてしまう様です。
始めは、スケジュール帳を付ける様に勧めましたが、これは全くダメでした。
ファスナー付きファイルケースを使ってから、時間割を合わせる様になったし、置き勉も出来る様になりました。
提出物も頑張っているようです。
取り敢えず、今は見守っています。


服装について
取り敢えず、TPOだけ分かってもらえばいいと思います。
先日、「私学展」にスカートとブラウスで行かせたら(娘の学校は制服がありません)、Gパンでも良かったみたいって。私の方が分かっていなかったの。ごめん。




こうやって、ブログを書く事で、娘が出来ない事が分かって来ました。
その他にもいろいろ見えて来たものがあります。

● 興味の無い物は覚えられない
● 書きながら聞く事が出来ない
● プリントの管理が出来ない
● 文字を書くのに時間がかかる
● 危険性への恐怖が人より強い
● 自分が知っている事は、他の人も知っているという思い込みがある
● 



7月に書いた記事「娘が出来ない事」は、困っている事ではないのですが(困っている事もあります)、
「どうして?」という、「?」な 娘1号のこだわりです。
特性なのかどうなのか・・確認したくて、ブログに書きました。

娘が出来ない事 その1(炭酸飲料が飲めない)
娘が出来ない事 その2(自転車に乗れない)
娘が出来ない事 その3(名前が分からない)
娘が出来ない事 その4(プールに行けない)
娘が出来ない事 その5(人に頼めない)
娘が出来ない事 その6(水族館へ行けない)
娘が出来ない事 その7(本を借りれない)



出来ない事を書き連ねて、「あーあ」と思っている訳では無いのです。
ずっと「あーあ」と思ってストレスを溜めていたのですが、
昨年 その原因はアスペルガーである事が分かりました。(「この10ヶ月」

困っている事の元は、何なのか?



7/2の「あさイチ」発達障害の特集を見て、一番心に残ったのは、
幼少期に適切な療育を受けて成長すれば、社会により適応出来るので、早期発見が何より大切という事でした。
幼少期に見過ごされた時の影響で示された数値は、とても大きく、ショックでした。


娘1号は、中2になってアスペルガーであることがわかりました。
つまり、全く療育というものを受けていません。
幸いな事に、二次障害はありませんが、長年 彼女に合った育てが出来ていなかったため、自己評価の低い人になっています。
いろいろ出来ない事を放ったらかしにして、打たれて強くなってくれ的な育て方をしてきました。
失敗をして、恥をかいて、大きくなっていくものだと思っていました。
アスペルガーの人には、こういう育て方は、自己評価を下げてしまう悪い接し方です。
娘には合わない育て方だったのです。
今までの私の価値観が 180度反転してしまいました。

これから、療育のし直しはできるのでしょうか?
どういう指導が良いのでしょうか?
親として、何をして行けば良いのでしょうか?




どういう育て(対応)がいいのか?
小さい子に対する療育については、いろいろな本にも書かれているし、そういう専門の機関もあります。
ある程度、参考にはなりますが、大きくなってしまっている娘には、今更無理な指導です。
だから、娘に合った(オーダーメイド)の支援を、手探りで探すしかありません。
その為には、今現在、娘にある問題を見つめて、その元をはっきりさせる必要があると思いました。





娘1号は、今まで誰にも問題があると指摘を受けた事はありません。
アスペルガーであると分かってからも、医療機関で診察を受けていません。
医療機関で診察を受ける程、困った事はないからです。
でも、困っていないのではないのです。
娘の問題は、医療の問題ではなく、教育の問題だと思っています。

一番 私が困っている問題は、学校に専門の先生がいない事です。
娘が困った事を自分で指摘するなんてことはないので、私が娘の困った感を汲み取らなければなりません。
汲み取ったものの、「本当にそうかな?」と思いながらも、先生に相談する。
先生はきっと、そんな事わざわざ・・と思っているだろう事を、わざわざ相談する。
娘の特性を、ある程度分かってくれている先生は、話しを聞いてくれます。
話しは聞いてくれるけれども、他の生徒の手前、特別扱いは・・って、言われるんですよね。
分かってくれない先生だと、話さなければ良かった・・しょぼんになってしまいます。
一緒に、対策を考えてくれる先生が欲しい!!




娘の支援について、普通の公立の中学の先生に、どこまでお願い出来るものなのか、考えてしまいます。
たぶん、先生の適切な声かけひとつで、出来る出来ないが違ってきます。
この微妙なところを、どう伝えるかが難しいと感じています。
分かる先生に話すと、飛躍的な成長になりますが、そうではない先生に話してしまうと、逆効果になりそうです。
(先生にモンペと思われると、最後ですよね。)

1人1人目標は違っていいし、違うはず。
100点目指す子もいれば、必死で50点目指している子もいる訳で・・それを同じ様に指導するのって、やはり無理がありますよねえ~
だから、こっちも先生には無理なお願い出来ないかと遠慮がちになってしまうのですが・・
理想は、1人1人違った目標を、先生と一緒に共有して、それに合った指導や励ましが欲しいです。